←630鞍目 | 631鞍目・新しい砂の上 (2009.8.8 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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昼休み、馬場に新しい砂が入ったので、みんなで馬場整備(と言っても、わたしはちょびっと手伝った程度ですが)。 だいたいカタがついたのが14時前で、レッスン開始が15時なので、先生にお願いしてこのスキに半自馬グレイトに乗ることにしました。 キレイに整備された馬場に一番乗り…というと聞こえがいいけど、新しい砂は今までのものと色も質も違うようなので、自ら「試し踏み」に出るようなもの。騎乗補助に出てきてくれたNさんも、「踏み固めといてくださいね」とか言うし(笑)。 今までとくに水たまりのひどかったところを選んで砂を入れたので、ところどころ地面の色が違う。わざとそういうところを選んでグレイトを歩かせると、ぐーちゃんは踏んだ瞬間に[ん? ここなんか違うけど大丈夫?]という感じで歩みが鈍くなります。確かに乗っていても、砂の粗さが違うのがわかるし、まだ砂がなじんでいないせいか、サクッと踏んだ後にぐにゅっと沈んでる感じがする。もともと水たまりがあったところだからなぁ。 ぐーちゃんはイヤだろうけど、「水たまりに比べりゃマシでしょうよ」と、そういうところばっかり選んで巻き乗りさせる、イジワルなわたし(笑)。 常歩で蹄跡を使って横運動していると、倶楽部の入り口に祖父・娘・孫という感じの3人連れが立って、こちらを見ていました。散歩の最中に迷い込んだ感じで、まだ2歳そこそこに見える子は、ポカーンとこっちを見つめています。 子どもに馬上から手を降ってやるとなぜか喜ばれるんだよなぁ、と思って手を降ってみると案の定ニコニコ。おじいちゃんらしい男性が、ぐーちゃんとわたしが近くを通るたびに「ほら、お馬さん来たよ」と言っています。 もう少し常歩する予定だったけど、彼らは馬が走っているところを見たいだろうと思い、速歩に移行しました(駈歩じゃなくて速歩でも、素人目には「走ってる」ことになるだろうしね)。 いざ速歩を始めてみると、これがなかなか調子がいい。考えてみれば、昨日装蹄したばかりなので調子が良くて当たり前なのですが、さっき乗ったときはもう少し重ったるかった気が。蹄鉄がなじんだのと、足下が良くなったおかげでしょうか。 それでサービスどころではなくなってしまい、必死になって動かしていたら、いつの間にか3世代親子はいなくなっていました。 いったん手綱を伸ばしてから、C点で駈歩発進。試合と同じようにしておくことで、実戦でできるだけ馬がオートマになることを狙っています。しばらく蹄跡を駈歩してから、3湾曲でシンプルチェンジを数回。久しぶりにやるし、わたしもひざを傷めているので踏ん張りがきかないこともあるのですが、どうしても速歩が入っちゃうなぁ。 それから速歩にすると割と動きがいいし、時間もあるので、3課目Bの経路を踏むことにしました。 割と時間があったので、連続して2回踏んだのですが、2回とも左から右への斜め手前変換で歩度を伸ばすとイレギュラーが出ます。おおむねわたしの拍車が当たりすぎているに違いないのですが、右から左だと不思議と出ない。うーん、どういうことだろう。 あとでぐーちゃんの手入れをしていたら、左の腹に拍車ハゲができていました(拍車で跳ねる馬に、ようそんなもん作るな、わたし…)。わたしの脚が安定してないせいでついたものに違いないけど、左だけってことは、横運動か駈歩が原因だと思うんだけどなぁ。それとも、前半でこれを作ってしまったせいで、速歩でイレギュラーが出たのか。 当のぐーちゃんは、そんなの全く気にしていないふうで、繋ぎ場で1人にしてくれるなだの、リンゴがほしいだの、ぶふぶふ鳴いて主張していましたけど(笑)。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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