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(2006.4.16 山梨・ララミー牧場)
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<部班>
キョウトくん速歩
速歩では馬の体勢は良かったんですけどねぇ

キョウトくん駈歩
駈歩ではどうも脚がぱたぱたして、
馬体に拍車を当ててしまっていたようです。ごめんね。


さて今日は、ララミー牧場で運動会。わたしたちは前日から、近隣のペンションに宿泊していますが、朝起きると少し雨がぱらついています。このまま上がってくれるといいんだけど。
朝食のとき、明らかに馬乗り姿のご夫妻と一緒になり、どちらからともなく話をしました。Yさんというそのご夫妻は、同時開催のグリーンカップ(社馬連大会)に出るそうです。
朝食をすませるともう集合時間ギリギリで、急いでララミーへ。貸与馬戦なので、まずは第一競技となる部班競技の馬匹抽選をしなければいけません。わたしが引いたのは「ワイドダイオウ」、通称キョウトくんです。彼には確か一昨年の運動会でも乗ったし、4級検定でも乗っているので、知ってる馬に当たってラッキー。

雨はほとんど上がっていましたが、開会式は覆い馬場で。そのあと、社馬連班の競技から開始。同じ競技のうちで、社馬連とララミーの会員(わたしたちはこっち扱い)が別の班で競うことになっています。
わたしはララミー班の1班目だったので、社馬連班が終了したところですぐに馬場へ。確かこれがキョウトくんだったな、と思う子のところに行って、前に乗っていた人に確認してから騎乗。レッスンだったらすぐに歩かせてみるところですが、さすがに競技なので、そこで指示があるまで停止したまま待ちます。

号令がかかり、競技開始。前回はすこし練習走行をさせてもらえたのですが、天候が危ういので早めの進行をするためでしょう。常歩から軽速歩。やべ、重めかも。そう言えば4級試験のときは、この馬で駈歩がなかなか出せなくて泣きそうだったっけ(ま、当時の技量ということもあるわけだけど)。でも拍車を使ったら走られた記憶もあるし、座骨と脚できっちり出していくよりないわけだ。
キョウトくんはティーディマンマルタンをかなりきつめに着けられているので、手綱の長さはティーディマンがたるまない程度が適正ってことなんだろうな。わたしの感覚ではちょっと持ちすぎかな、と思うくらいの長さなのですが。

常歩に落とし、輪乗り。次は間違いなく駈歩だよな、ここの場合。馬たちもそれをよく知っていて、もう駈歩の準備をしています。号令とともに、馬が勝手に駈歩になるし。
馬がきっちり内方姿勢をとってくれるのはいいんだけど、少し内に刺さり気味。なんとか外に出さないと、と内方脚で押し出そうとしていると鐙が深くなってしまい、それを履き直そうとすると鐙が外れてしまいました。あれまぁ、我ながらダサいわ。
号令で輪乗りを開き、蹄跡に出すと、今度は全然内に刺さる気配はないし、隅角も割と踏み込んでくれます。輪乗りだけ要注意だったのね。

そんな感じで、部班は終了。ティーディマンのおかげでハミは勝手に受けてくれた(格好だけかもしれないが)のは良かったけど、何度か鐙を外したのと、輪乗りで内に入ったのはいただけないな。
結果、順位としては4位で、入賞ならず。まあ仕方ない、実力だ。

うちの倶楽部から速歩玉入れや速歩ジムカーナに出る人のお世話をしているうちに、駈歩ジムカーナが始まりました。自分の出番は24番で、お相手はグラジィ。さっき部班に出ているのを見た限りではいい子に見えたけど、何しろジムカーナはまたがったら即駈歩という世界。待機馬場でも停止で待機だし、馬を手に入れるとか何とか考えているヒマはありません。
待機馬場に行き、自分より出番が早い人の騎乗補助などして出番を待ちます。たまたまわたしの前にグラジィに乗ったのはうちの倶楽部のKさん。彼が戻って来るのを待ち構えていると、顔馴染みのS先生から「KYOKOさん、次グラジィねー」と声がかかりました。Kさんとグラジィが待機馬場に帰ってきて乗り代わり。この時点で、自分の出番まであと2人しかいません。

待機馬場の外から、フリースペースのおかあさんに「相方には勝たんといかんなぁ? あとで大きい顔できひんで」と言われ、「負けてもいいもん、わたし馬場乗りだから」と負け惜しみを言いながら本馬場へ。
馬を返して審判席に向くと、審判の先生がにこにこしながら帽子をとっておられたので、こっちもつられて笑顔で敬礼。すぐそばがスタートラインなので、それを踏まないように大きく巻き乗りし、その途中で駈歩を出そうとしたら、ちょっと速歩になってしまいました。
やっぱ駈歩発進下手だなぁわたし、と思いつつ、ちょっとはっきり発進合図をしたらすっと駈歩が出ました。あ、乗りやすいわこの子の駈歩。でも明らかに手綱が長かったので、少し持ち直しながら最初の隘路へ。

二つ目のクランクはカギカッコ型で、曲がるときに速歩に落としてしまったので、あわてて駈歩発進。もしかしてこの馬、毎歩発進の馬か。座りやすいから、速歩からの発進も楽だし、いい馬じゃん。
次はスラローム。駈歩のまま駆け抜けようと思ったのですが、3つ目で速歩に落ちてしまったので、無理はせずに速歩のまま抜けます。抜けざまに駈歩発進し、次の8の字へ。駈歩のまま1つ目を回り、体勢を入れ替えて、できればここでシンプルチェンジをして、なんて欲をかいたのが裏目に出て、反対駈歩のまま2つ目を回ってしまったために大回りになってしまいました。

いったん速歩に落としてから、8の字を抜ける直前で駈歩発進。もうひとつのカギカッコ型のクランクを駈歩で抜け、次は巻き乗り。ここも駈歩のまま抜けようと気負いすぎ、大きな巻き乗りになってしまいました。というか、普通に駈歩で10mの巻き乗りをした感じ。まるで馬場経路です。
残るはカギカッコ型のクランクと、それに続く隘路。ここは「最後の直線」ばりに、追っていかないといけないもの。クランク内では曲がりきれる程度の駈歩で、曲がった瞬間から外方の拳を譲って脚を使い、馬を追って追ってゴールラインを駆け抜け、勢い余って大きく輪乗り。
…と、自分の感覚では思っていたのですが、わたしの弱い推進ではふつうの中間駈歩程度だったみたいで、ビデオで見るとやっぱり今年も「馬場を踏んでるようなジムカーナ」でした(笑)。タイムも遅かったしね。

プログラムは進んで、障碍競技になりました。競技も競技ですが、うちの相方にとっては今日は2級障碍検定がかかっています。60cm、80cmと順調にこなした相方、いよいよ2級の110cmを含む障碍経路です。
馬はノエルくん、昨年のこの運動会で、80cm障碍で優勝した馬。非常に乗りやすいと言っていたので、この馬で落ちるわけがない。第1障碍通過、第2障碍、あ、ちょっと袖に向かってるな、馬の向きを立て直さないと…。と、ビデオの液晶を覗きながら思っていると、馬がふいっと障碍を避けました。「あっ!?」おいおいおい、ここで落馬かよ!?

すぐ立ち上がり、逃げたノエルを追う相方を見て、まぁ大したことはなさそうだと確信しましたが、問題は2級検定。H先生の特別のはからいで、もう1回走行することを許されました。顔見知りのW先生は「やっぱり検定ついてないねぇ」と言いながらもそれなりに心配してくれてるようだし、I野先生はもう身を乗り出してるし、関係ないはずのよその倶楽部の人々まで固唾を呑んで見守ってるし。これで帰ってこなかったらやばいぞお。

2度目の走行、さっきアプローチをミスした第2障碍もなぜか難なくクリアし、ひとつだけ障碍を落としたものの、減点4で完走。最終障碍を跳んだ瞬間、ギャラリーから拍手が沸き起こり、日の出の人たちはもちろん、フリースペースのおかあさんや、今朝知り合ったばかりのYさん夫妻まで、「おめでとう」「おめでとう」の嵐。
いやーずるいな、こんなに祝福される2級合格なんてそうはないぞ。さすが身体を張ってつかみにいっただけはあります。もっていかれたわ。
ま、現在のところ、まだ合格発表はもらっていないので、学科で落ちてる可能性もあるのですけどね(笑)。

<ジムカーナ>
グラジィ駈歩
最後の直線。わたしとしては追ってるんですけど、
ふつーの中間駈歩ですな…(笑)。


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