←試合 322鞍目・まるで馬みたい
(2006.4.22 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日もいつものように日の出へ。配馬もいつものようにアルフォンス、ですが今日は相方のロッキーちゃんと2頭きり。最近の日の出では珍しい少頭数です。
アルは直前のレッスンにも出ていたので、馬繋場に上がってくるのを待ち構えて鞍を取り換え、馬場へ。騎乗して常歩で歩き出すと、N子先生が「今日のアル、ホント軽いわ」と言います。確かに、自分で歩き出したくらいだから軽いわ…って、普通の馬とは基準が違うわけですが(笑)。

指導のO先生に、細かく姿勢のチェックをしてもらいながら常歩。「肘はちゃんと曲がってるから、それを柔軟に使えるようにね。いつも言ってるけど、拳は常に親指が上。両方の拳と肘がいつでも四角形になってるのが理想」
号令で速歩発進して軽速歩。するとアルにあるまじきことに、頭を上げてばたばたと走り始めました。こんな、張ってる馬みたいな走り出し方をアルがするのは珍しいなぁ。どうも、前にいるロッキーが跛行を気にして駈歩に逃げたのを見て、つられて興奮しているらしいのです。
念のため拳を低めに持ったのですが、何歩もいかないうちに駈け出してしまいました。あれま、つられ駈歩なんて、ますますアルには珍しいこと。座りこんで抑えようとしたら、今度はロッキーが急に止まったことにびっくりして横っぱね。最初に暴れたのはロッキーだったのに、先生に「落ちないでねー」と言われたのはなぜかわたしのほうでした。
アルの動きならついていけるので、落ちる気はしませんでしたが、本当にアンタどうしたの。そんな、馬みたいな驚きかたして。

アルのくせにちょっとまだびくついているようでしたが、知ったことじゃないので再び速歩。
少し軽速歩を続けていると、勝手にハミを受けてくる感じになってきました。試しに外方のハミをじわ〜っと握ってみると、いきなりハミを受けます。うわ、こいつのハミ受けってこんなに簡単だったの? たまに虫を追ったり、砂の深いところに足をとられたりしてバランスを崩すとハミから逃げてしまいますが、それでも外方のハミを教えてやりさえすれば、またすぐ受けてきます。

これだけ受けてくれると、馬が何かを見ることはあまりないのですが、そのかわり巻き込む危険も高くなります。「馬場的には、巻き込むほうがハミを受けないよりずっとマシだから。頭を上げられると『ハミ受けできてない』のジャッジになるけど、巻き込むのは少なくともハミは受けてるって評価になるからね。巻き込んだ馬の頭の持ち上げかたは分かってるよね、脚か鞭で前に出す。理屈としてはね、拳を下げれば馬の頭が下がるし、拳を上げれば頭も上がる。それを応用してみるのも手だ」そういえば、馬の頭を下げさせようとするときは低い位置で拳を使うクセができていて、無意識にやってる。その逆もできるか。「実際には、首の中ほどから起きてきてほしいけどね」そのためには、やっぱ脚のほうが主体だな。

輪乗りから、順次駈歩。アルの得意な左手前からだったので、けっこうスムーズに発進。でも先週馬場に砂を入れたばかりで、砂が深いところにくると止まろうとするのは、さすが基本的にやる気のないアル。右手前だとそれはますます顕著になり、そもそも駈歩自体も出にくいし、先生の助けを借りて(つまり下から追ってもらって)ようやく駈歩が出ても、すぐ止まろうとしてしまいます。
でも彼も走っているうちに調子が出てきたらしく、だんだんいい駈歩になってきました。スピードこそありませんが、先週乗ったときに感じたのと同じ、馬の重心が鞍の下からせりあげてくるような乗りやすい駈歩。同じタイミングで、先生が「今の駈歩、すごくいいよ」と言ってくれたので、これは間違いない。
「本来、馬場の駈歩っていうのはスピードじゃないから、それくらいがいい駈歩なんだよね。弾発もあるし、駈歩のときもハミ受けていれば完璧」と先生。「速歩だと、こいつのハミ受けちょっとつかめたんですけど、駈歩はまだちょっと分からないです」「そうだよね」

この日の騎乗は、アルフォンスが馬みたいな反応をするので面白かった。この調子が、ずっと続いてくれるといいんだけどなぁ。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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