| ←外乗 | 外乗・雨の中でも (2007.9.10 静内・新冠ホロシリ乗馬クラブ) |
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![]() 相方がシゲルホームランの上から撮った写真。ってことは、こんなに離れてたってことだ…。 |
北海道旅行3日目は、朝からあいにくの雨。それでも本降りではなかったので、競走馬の生産牧場を2カ所見学させてもらいました。 2カ所めの牧場で案外まったりしてしまい(馬を見てると時間を忘れるね…)、気がついたら外乗の予約を入れた新冠ホロシリ乗馬クラブに行く時間ギリギリ。急いで車を走らせながらも、雨がやまないし、外乗はムリかなぁと考えていました。 ホロシリさんに到着し、受付に飛び込んで聞いてみると、少々の雨でも外乗には支障ないとのこと。ただ、申し込んでおいた西の丘コースは最近熊が出た形跡があったそうで、できれば海沿いの林間コースに変更させてほしいと言われました。そりゃあ熊には出会いたくないので、林間コースでお願いすることにしました。 人間の馬装を整えて、馬繋場へ。相方にはシゲルホームラン(アングロアラブで、競走馬時代には最優秀アラブを何度も受賞した馬)、わたしにはトロッターのシンフォニーが配馬されました。 シンフォニーは昨年、他の人が乗っているのを見ていて、ちょっと重そうでしたがおとなしくて安全そうに見えました。スタッフさんに足上げしてもらってまたがり、少し歩いてみると、けっこう乗りやすそう。 先導馬について、シンフォニー&わたし、シゲル&相方の順で馬場に降り、外乗コースへ。…って、シゲルさん付いてきてないし(笑)。わたしが以前乗ったときもそうでしたが、シゲルさんは下りが苦手な上にマイペースで、前に追いつこうともしないでゆ〜っくり下るのです。 林の中に入ると、もう雨はほとんど気になりません。常歩からときどき速歩を入れて、林間の細い道を進みます。下からは、どどーんと大きな海鳴り。よく馬が驚かないなぁ、と思うほどの大きな音で、乗っているほうがビビるほど。 常歩タイムに、先導のインストラクターに「その馬は中間種ですか?」と聞いてみると、「いや、サラですよ。競馬ってやります?」「まぁそこそこは」「これ、ローレルロイスです」ん? あたしでも聞いたことあるぞ。と、後ろから「障害で重賞走った馬ですよね」と相方。それで聞いたことあるのか。 「早くお客さんに乗ってもらえるといいなあと思って、僕乗って出してるんですけどね。うち、ほかにも競馬走った馬いますよ。ダイワテキサスとか知ってます?」知ってるも何も、好きな馬だったので、今日は彼に会えるのも楽しみにして来たんですよ。 速歩から駈歩を織り交ぜながら、林の道を進みます。シンフォニーの駈歩、最初は力強く感じたので、油断したら先導馬抜いちゃうんじゃ? と思ったのですが、外乗なのにあんまり引っ張ってもなぁ…とも思い、ちょっと譲ってみたら、別に焦って走る風ではありません。なんだ、これなら馬任せで走っていられるや。 だんだん駈歩の分量が増えていき、下り坂も駈歩で。ふだん馬場でやっている駈歩だと、馬場がゆるーく傾斜しているところでのめる駈歩になるとけっこう怖いもんだけど、いったん外乗に出てしまったら不思議とそういう感覚はない。ま、外乗の場合は、先導馬から離れてしまうほうがゼッタイに怖いって知ってるから、離されないようについていくほうに意識が向いているからかも。 …って、シゲルさんは相変わらずマイペースで、だいぶ後ろを走ってるんですけど〜(笑)。 1時間コースにしたので、ちょっと物足りないくらいでクラブに帰ってきました。ま、外乗はこれくらいでやめておくのがいいんだよね。 スタッフさんに、騎乗したままの記念写真を撮ってもらってから下馬。外乗に使った3頭は、馬装を解いたらそのまま夜間放牧に出すそうで、3頭まとめて引かれていきました。乗馬クラブに放牧地があるって、いいですねぇ。 ダイワテキサスにも、ちゃんと会えました。種牡馬のときものほほーんとした馬に見えましたが、ここに来てますますのほほーんとしているようです。 |
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![]() 外乗終了後、まとめて放牧に出される馬たち(笑)。右からローレルロイス、シゲルホームラン、その影でよく見えないのがシンフォニー。 |
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