←517鞍目 | 518鞍目・よく落ちないもんだ (2008.8.23 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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まだ8月だというのに、ここ数日急に冷え込み、強い雨が降ったりしています。 土曜日の今日もずいぶん涼しく、空模様もどんよりと怪しげ。日の出に着くころには、ついに雨がぱらぱらと落ちてきました。天気予報では午後遅くなるほど雨が強くなるそうなので、昼間にさくっと乗ってしまうのが正解だろうな。 半自馬グレイトは平日誰も乗っていないそうなので、昼休みに調馬索をかけてから乗ることにしました。 早飼いをつけたグレイトを馬装し、12時から馬場へ。雨がぱらついているので、鞍カバーをかけて出ます。まずは調馬索からですが、馬場がぐちゃぐちゃなので、できるだけ泥が飛んでこない場所を選びたい。小さいほうの馬場はけっこう水が浮いていますが、大きいほうの馬場は蹄跡以外は大丈夫そう(蹄跡はぬかるみがひどいが…)なので、大きいほうで場所を選んで調馬索を回すことにしました。 回し始めてみると、足元のいい場所はほんのわずかで、少しでも輪を外すと馬が足をとられてラッシュしたり、速歩に落としたがったりします。足元が悪いせいか、雨のせいなのか、グレイトの注意力が散漫で、ちょっと車の音がしただけで走ったりするし。 蹄跡は思い切りぬかっているし、昨日蹄鉄を打ち換えたばかりでもあるから、乗るのは小さい馬場のほうにしよう。 そんなわけで、小さい馬場に移動して騎乗。こっちは水が浮いてはいるものの、地面が固めでぬかるんでいないので、馬が足をとられる心配が少ない。 まずは常歩で、半巻きや巻き乗りを多用して動かしていきますが、なんだかグレイトがよく首を振る。雨が降っているから虫もそんなにいないはずなんだけど、何やってるんだろうコイツ。これを常歩で集中させるのはなかなか大変そうだと思ったので、今日はいつもより早めに速歩に移行することにしました。 速歩で輪乗りの開閉や、反対手前の輪乗りをしたり、蹄跡で斜め横足と腰内を交互にやったりして、馬に考えるスキを与えないように扶助を出していきます。それでもなかなか集中しないなぁ。 虫がいるというんなら、駈歩しちゃったほうが早いかな。常歩から駈歩発進してみると、まあ普通に駈歩はしてくれるんだけど、トモがイマイチなのはやっぱり準備運動が足りなかったかなぁ。 何度目かの駈歩発進で、グレイトが突然カンと後ろ肢を蹴り上げ(まぁわたしの拍車が当たったんだろうが)、ちょっと油断していたわたしはお尻を跳ね上げられて馬の首にかぶさるような感じになってしまいました。あらら、落ちるかなぁ、と悠長に考えましたが、鐙が抜けなかったのを幸い、すぐに体を起こして鞍に座り直し、間をおかずに駈歩を続けます。 いやぁ、我ながら良く落ちないもんだわ、と後でN子先生に言ったら、「ホントだよな。大丈夫、みんなはオリンピックのビデオに夢中で気づいてなかったから」…って、先生はしっかりあたしが落ちそうなの見てたってことじゃん(笑)。 グレイトはすこぶる元気だったんですが、雨はどんどん激しくなるし、わたしがまだカゼが抜けないので、今日はこの1鞍だけにしておきました。雨なので洗ってやれなくて残念。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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