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(2008.8.16 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日は半自馬グレイトに昼に1鞍乗りましたが、午後にもう1鞍乗ろうと思い、馬場が空いている時間を探すと、ビジターさんが終わった後の30分だけ馬場が空いているようです(会員は50分だけど、ビジターさんは30分なので)。
まあこの暑さだし、グレイトの整理運動代わりにさくっと乗ればいいかな。ビジターさんが終わると同時に馬を出せるように準備し、馬場が空くと同時に出ます。

次のレッスンが始まるまでの30分弱しか乗れないので、さっさと馬をまとめたいところですが、乗って常歩させてみると、やっぱり常歩でちゃんと動かさないと次にいけないな、という感じ。1鞍目と同じように、常歩で半巻き&斜め横足の繰り返しで、馬がトモを動かすようにもっていきます。
あんまり時間もないことなので、早めに速歩へ移行。あー、やっぱり常歩が足りなかったなぁ、馬の肢が上がってない感じ。細かい巻き乗りや、斜め横足などで左右の動きを入れてみると、たまにいいときはあるのですが、なかなか続かないなぁ。

会員レッスンは50分で、10分はインターバルが入りますが、わたしは半自馬で時間制ではないので、インターバルの間も乗っていられます。
周りのレッスンが終わって隣の馬場に馬がいなくなり、じゃあ周りを気にせず駈歩しようかな、と思ったとき、手の空いたI野先生が「ほら、やるぞ」と言いながら馬場に入ってきました。
I野先生はどちらかというと障害の先生なので、最近は指導してもらうこともほとんどないのですが、それよりもグレイトは指導に立つ人に襲いかかりにいくクセがある。厳密には、グレイトに対して要求の厳しい乗り方をしたことのある、N子先生とNくん先生が馬場に立つと、乗っている人を無視して立ち上がるか、お尻を向けるかして威嚇するのです。わたしが乗っているときにも一度N子先生を襲いかけたことがありますが(ギリギリで阻止した)、ぐーちゃんはわたし以外を乗せたときにそれをやってN子先生やNくん先生を襲い、勢い余って騎乗者を落馬させたらしい…(すみません、うちのバカ息子が)。
そんな経緯があるので、I野先生に「この馬、先生襲いますけど」と言っても先生は意に介さないようなので、どうなっても知らないよ〜と思いつつ駈歩発進。でも意外とすんなり出て、割とけっこうきちんと続くし。
先生が蹄跡の内側5mくらいのところに立っておられたので、蹄跡で馬が横蹴りしたら届いちゃいそうだなぁ、と思いましたが、先生だって指導歴50年近い大ベテランなんだから、わたしごときが心配することもないか、とそのまま蹄跡へ。これがまたすんなり通り抜けちゃったりして、「ほら、乗ってる人間がしっかり誘導できていれば大丈夫だろ」と先生はおっしゃるけど、これはそういう問題でもないような。たぶんグレイトが先生のベテランオーラに恐れをなしたか、I野先生には乗られたことがないので対象外だったかのどちらかでしょうね。

しばらく駈歩で巻き乗りなどをしていて、気がついたら先生がいなくなっていました。もうそろそろ次のレッスンが始まる時間だし、終わりにしようと思って駈歩で中央線に入り、停止。でも中央線に入るラインがブレてしまいました。グレイトがこのラインでブレることはめったにないので、今のはわたしの問題だな。
と、上の馬繋場から「四肢がそろってないよ」と相方の声。それは自分でもわかる。「入りがブレたから、そのせいだと思う」と返事しながら、手綱を伸ばして常歩。グレイトは芸術的に停止がうまいのに(ちょっとひいき目もあるかもだけど)、最近上手に止めてあげられないなぁ、わたし。

沈静しようとすると、Nくん先生が馬場に出てきて、「KYOKOさんまだ乗ります?」と言うので、「あと沈静だけだから、馬場の外にでも出てるよ」と答えると、「いや、奥の馬場が空くんで、もう少し乗ってても大丈夫そうですよ」ということ。
お言葉に甘えて奥の(道路側の)馬場に出て、少し速歩しました。でもいったん沈静しようとしたところだから、ここからテンションを上げていくのは難しいんだよね。かえってハミから逃げやすくなってしまったりしたので、適度にハミをとってくれたところでやめることにして、今日はここまでとしました。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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