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(2008.6.14 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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昼休みに半自馬グレイトに乗ったあと、馬場の使用状況を確認すると、16時から小さい馬場が空いている様子。O先生に許可をもらい、そこで乗ることにしました。
最近ずっと、鐙をゴムで結んで脚位置やひざの高さを矯正しながら乗っているのですが、この時間はひさびさに鐙を結ばずに乗ることにしました。ゴムで結んでおくほうが調馬索をかけるのには便利だし、脚がバタバタしないので拍車を不用意に使わずに済む(=グレイトに跳ねられる回数が減る)という利点があるのですが、そればっかりやってるとゴムなしでは乗れなくなってしまうかもしれないから、調馬索をかけずに乗るときくらいはゴムなしで乗ってみよう。

そんなわけで16時すぎ、馬装したグレイトといっしょに馬場へ出て騎乗。常歩で歩き出してみると、あら、鐙ってこんなに動くものだったの、という感じ。要するに、最近ずっとゴムで矯正しているにもかかわらず、わたしの脚がまだバタバタだということです。これはしっかり意識して乗らないとな(「踏みしめる」とはまた違うんだよな、これが)。
まずは10分ほど常歩。2鞍目だから、準備運動としてはそんなにしつこくやる必要もないのですが、この時間はグレイトの整理運動のつもりなので、やっぱりここで手抜きはできません。輪乗りの開閉、半巻き、前肢旋回、斜め横足、腰内、肩内と、思いつく限りの横運動を入れていきます。腰内、肩内はわたしがかなりヘタクソなのでまともにできた試しがないのですが、今日は何歩か肩内っぽくなったかな?(と思っているのは自分だけで、肩が入らず首だけ曲がった、いわゆる「首内」だったかも…。)

隣の馬場で障害レッスンが始まり、そっちが駈歩で回り出すとグレイトも浮わついてしまうだろうから速歩に移行。常歩だと馬を集中させられずに物見されることが多かったのですが、最近はだいぶそんなことも減ってきているんですけどね。
速歩でも輪乗りの開閉、半巻きなど、横の動きを中心にやります。速歩の出し始めはなんだか後肢があとからついてくるような感じがあるのですが、横の動きを入れていくうちにだんだん気にならなくなります。3歩ごとに斜め横足と腰内の入れ替えをやってみると、鐙が自由になるからか、いつもより脚を単独で使いやすいような気がする。

もともと整理運動のつもりだったので、常歩と速歩だけでもいいかなぁ、と最初は思っていたのですが、ここまできたらちょっと駈歩もやっとくかな。
正直なところ、前回ゴムなしで乗ったときにはわたしの脚がバタバタしたせいでガンガン跳ねられ、落馬してケガをしたので、ゴムなしで駈歩するのはイヤだなぁという気持ちがすこーしありました。でもいつまでそんなこと言っていられないし、ダメならやめればいいんだしね(これが指導なしで乗っている利点であり、難点でもある。「甘え」が出ますからね)。
そこで思い切って駈歩発進してみると、意外にもすらっと駈歩が出ました。へー、跳ねないんだ。鐙を固定していないので、けっこう脚がバタバタしているはずだし、拍車も当たっているはずなのですが、拍子抜けするくらい跳ねません。まぁ、人馬ともに2鞍目だからっていうことはあるのかな。
いやー、良かったなぁ。自分が「道具に頼らないと何もできない人」になってなくて。

速歩でまとめた後、手綱を伸ばし、軽速歩と常歩を長めにやって終了。あまり長時間は乗りませんでしたが、乗って良かったなぁ。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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