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(2008.4.20 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日は昼に1鞍だけ乗って終わるつもりだったのですが、乗り終わって半自馬グレイトの手入れをしているとき、グレイトがワガママするので叱ったら、えらくヘコんでしまいました。ぐーちゃんはかなり引きずる性格なので、今日中にケアしておかないと来週までヘコみっぱなしなんだろうな。16時から小さい馬場が空いているようだし、指痛いけど乗っちゃうか。
そんなわけで、16時から乗るためにぐーちゃんを馬繋場に連れ出し、馬装。隣の大きい馬場では障害をやるので、馬場整備が終わるのを待って馬場に出ます。

昼間はどうもほぐしきれない感じがあったので、2鞍目だけど地味に常歩。輪乗りの開閉や半巻きを繰り返してから、速歩に移行します。
さすがに昼の1鞍目に比べるとリズムはいいけど、右トモが動いていない感じはするなぁ。速歩でも輪乗りの開閉をして、斜め横足のまま輪乗り(反対姿勢になるように)したり、腰内をしたり、小さく巻き乗りをしたりして、右トモを動かすように頑張ってみます。
こういうことをしていると、グレイトが突然ハミを受けてくるのですが、そのままハミにもたれていくので手が重い。本当にハミを受けたときには、ハミが綿でできているかと思うほど柔らかくなるのですが、最近めっきりあれを体験できてないなぁ。

ちょっとリズムもよくなってきたし、それなりにハミも受けているので、駈歩もやっとくかな、さっきやらなかったし。
それで駈歩発進したら、やっぱり跳ねた。無視して続けようとしたのですが、立て続けに跳ねるねぇ。1周弱くらいで、止めてやり直すか、と常歩に落としてみたら、下の馬繋場から上の馬繋場へ馬を移動させたい人が待っていたので、とりあえず駈歩中止。
常歩で歩かせながら、駈歩で跳ねられる理由を考えてみました。グレイトが拍車に過敏だからだということはわかっているけど、拍車を当てても跳ねないときもある。結局、拍車じゃなくて、わたしが座骨を使えているかどうかなんだろう。N子先生が言うには、駈歩発進の扶助は(とくにぐーちゃんみたいな馬場馬の場合は)「座骨を外から内へころがす」んだそうなんだけど、それがわたしにはどうしても感覚としてつかめない。それを考え始めると、今まで自分がどうやって駈歩を出していたのかわからなくなるくらい。

こういうときに基本に立ち返るには、鐙上げでもして座骨を確かめるしかないだろうなぁ。午前中にもちょっと鐙上げをしてみましたが、速歩が安定してきたので手綱を譲り、サドルホルダーを持って鐙上げ。そのうち、どうも飽き足りなくなって、ふとももも鞍から浮かせ、もも上げをしてみました。これだと座骨しか鞍に当たらないので、座骨の位置は意識しやすい。
ふとしたときにグレイトがふっとハミを受けているのは、正しい位置に座れたってことなんだろうな。それはわかるんだけど、その位置を維持するのは非常に難しい。

このくらいにしとくか、と手綱を伸ばして常歩していると、ラチの外から「もうちょっとちゃんと駈歩しないとダメじゃんよ」とN子先生の声。「最近、駈歩の座骨がわからないの。それ思い出したくて、鐙上げとかやってたんですけど」と言うと、「今さら何を言ってんの」と苦笑いされましたが、「KYOKOさんは体が揺すれすぎなの」とアドバイスしてくれました。
でも、地道にやっていくしかないんだろうなぁ。こういうのは。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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