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(2008.4.19 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日の天気予報は雨で、風も強いということだったので、翌日の日曜にしようかと思ったのですが、倶楽部に電話してみたところ「そんなに悪そうでもない」ということだったので、いつも通り日の出へ。到着してみると、確かにそんなに悪そうでもない。
ただし、連日の雨で馬場はぐちゃぐちゃ。日の出の馬場は最近、雨が降ると泥がぬかるむようになっているので、爪の弱いグレイトにはあまり踏ませたくない(彼自身も、水たまりは平気なのですがぬかるみは怖いらしく、入ると横っ飛びしたりします)。しかもこの1週間全く運動していないということなので、これはぬかるみの少ない小さい馬場で調馬索かけるしかなさそうです。試合まではNくん先生がずっと乗っていてくれたので、調馬索かけるのもずいぶん久しぶりだなぁ。

グレイトに早めに昼飼いをつけ、12時から出せるように馬装。馬場のわきに追い鞭と長鞭、踏み台をまとめて準備しておき、グレイトに頭絡の上から無口をかけて、調馬索で馬場の中に連れ出します。
わたしが追い鞭を持つと、グレイトはすぐに速歩になったので、やっぱり少し張ってるのかな。でもすぐにたらたらの速歩になったので、追い鞭を使って前に出します。すると何を見たのか、ぐーちゃんが急にドドッと駈歩でラッシュ。あーねぇ、やっぱり張ってるんだわね。乗ってからこれをやられちゃかなわないので、調馬索回して正解だったな。
しかし久しぶりの調馬索、目が回りそう(笑)。

ちょっと何か動いたとか、何でもないことで跳ねて走るので(いくつだよオマエ…)、しばらく駈歩させることにしました。1周くらいですぐに速歩に落ちようとするグレイトですが、それはダメだよ、あたしが駈歩しろって言ってるんだから、勝手に止めるなんてルール違反。だいたいアンタが走るって言ったんだからね。
馬が止めたいタイミングではなく、わたしが止めていいと言ったタイミングで速歩に落とせるまで我慢させ、常歩にして手前を換えます。調馬索の向きがあるので、いったん馬を呼んでから調馬索を付け替えるのですが、グレイトがわたしに近づいてくるのが早いこと早いこと。追い鞭を地面に置いたか置かないかのうちに、[もう終わりだよね、そっち行っていいですか]とばかりにトコトコ近寄ってくる。
手前を換えると、もう跳ねる気はないみたいですが、わたしの顔をチラチラ見て、追い鞭を止めると近寄ってこようとします。できるだけ大きく回すためには、追い鞭を突きつけるように使うしかない。甘えすぎでしょ、アンタ。

少し長めに調馬索をかけたので、もう12時半回っちゃった。乗る時間が少ししかなくなってしまうので、ここらで乗ることにしました。
一応調馬索で回したけど、たぶんあれくらいではトモがほぐれていないだろうから、常歩で輪乗りの開閉や斜め横足をし、トモを動かさせます。といってもわたしはそういうのがホントに下手なので、ただの常歩になってたかもしれないんだけど。
10分くらい常歩をやって、ほぐれた感じはありませんでしたが、残り15分くらいしかないので速歩しとかなきゃ。そう思って速歩を出そうとしたのですが、全く出る気配がありません。グレイトは調子のいいときなら脚の圧迫と座骨のリズムだけで速歩が出るし、ちょっとうまくいかないときでも鞭を入れればすぐに速歩を出してくれるのですが、今日は鞭を入れてもしつこく常歩のまま。
あまりにも動きが悪いので鞭を入れたら、パカッと跳ねてきました。うわー、常歩で跳ねるって何事よ、アンタ。駈歩で跳ねられるのはいつものことですが、常歩ではほとんど跳ねないのになぁ。前進気勢と手綱と座骨のバランスがバラバラだったんだろうと思い、もう少し常歩でほぐすことにしました。

しばらく常歩で前に出していましたが、このまま常歩だけで終わっちゃうのもシャクなので、速歩を出すことに。脚と座骨で速歩を出してみると、なんとなく出なくはないけど続かない、という感じ。鞭を入れると反抗して止まったので、今日のコイツは相当ワガママしてるな、と思い、思い切って3回ほど立て続けに強めの鞭を入れると、かなり跳ねたものの前には出るようになりました。
時間的に、速歩だけで終わりかなー、と思っていたらNくん先生が来て、「この馬場、2時まで使ってて大丈夫です」と言ってくれました。お言葉に甘えてもう少し乗ることにして、じゃあ少し駈歩もやっとくかな、と思って駈歩発進してみたら、思いっきり跳ねられました。上体を前に跳ね上げられたので、とっさにサドルホルダーを持って持ちこたえたら、靱帯を傷めている中指が当たって痛い…。あっさり挫折して駈歩をやめ、あとは速歩だけで動かしました。

13時半ごろ、こんなもんかなと思って常歩で沈静し、下馬。馬繋場で手入れをしていたら、グレイトがわたしのいる側の後肢を振り上げたので、一発なぐって叱ってみました。今日はどうもワガママが過ぎる感じだったので、そのままグレイトのそばを離れ、肢巻の洗濯などをしていたら、やがて悲鳴のような「ぶひひひひぃ〜!!」という鳴き声。それでもしばらくは放置して、数分後に戻ってみたら、もうグレイトは泣きそうな顔をしてヘコんでいました。
馬房に戻しても、ずーっとわたしの姿を目で追っていて、不安でいっぱいな感じ。このまま放って帰ると、1週間ヘコみっぱなしなんだろうなぁ、コイツは。
夕方に馬場が空いていそうだったので、今日中にもう1度乗ることにしました。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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