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(2008.4.13 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日もいつものように日の出へ。今週は土曜に日の出で乗ってから山梨に向かい、日曜にララミー牧場の運動会に参加する予定です。先週は信玄公祭り、今週はララミーと、毎週山梨に行っているので、日の出の友達には「いっそ先週からずっと山梨に滞在してれば良かったのに」と言われましたが、そんなことしたらバカ息子が泣いちゃうでしょうが。あっ違った、1週間も仕事休めないでしょうが。

今日は、そのバカ息子(半自馬グレイト)には、朝イチでSくんが乗ってくれたらしい。自分でグレイトをほぐすには、わたしの技量は全然足りないので、うまい人が乗っててくれると助かります。先週もNさんが先に乗ってくれたので、だいぶ楽だったしなー。
わたしは昼休みに乗るので、グレイトに早飼いをつけて、自分も早めに昼食。昼休みの少し前に馬房から出して、馬繋場で馬装します。ほぼ4週間前にやった右手中指の靱帯は、だいぶ良くなったとはいえ、まだ曲げたり力を入れたりすると痛い。テーピング代わりに「バンドエイド キズパワーパッド(大きめ)」で固めてありますが、お箸を持つのも苦労するくらいなので、腹帯は締めにくいし、手綱もまだきっちり持つのは苦しそうだな。
今日は大きいほうの馬場はぬかるみがひどく、そういう場所ではぐーちゃんが荒れやすいことと、今日は昼休み返上でレッスンする人もいるので、わたしは小さい馬場を選んで乗ることにしました。

グレイトを連れて馬場に出て、Nくん先生に補助してもらって騎乗。腹帯を締め直してもらい、鐙をはいてみると、何だかいつもと感覚が違う。もしかして左の鐙が短いかな? でも鞍はわたしのだから、誰かが勝手に鐙の長さを変えるはずないし。それとも鐙の裏表が違うかな、と思って鐙を脱いでみたものの、今日は鐙をゴムで固定しているので、いったん下馬しなければ裏表を変えるのは不可能。
仕方がないので、とりあえずそのまま歩き出してみました。まぁなんとかなるのかな、これでも。最初は常歩で、少しずつ横運動を入れながら動かしていきますが、右手が外方になるとちょっとつらいなー。

10分弱常歩したので、そろそろ速歩に移行してもいいかなと思ってやってみると、速歩はするのですが、トモの動きが悪い。もともと右トモの固い馬ですが、これはほぐし方が足りなかったかも。左手前で半巻きや巻き乗りをすると、トモがついてこない。ちょっと常歩に戻してやり直すかな、このまま速歩で横運動やってくかな。
でも速歩だと、スカッとハミを受けてくるんですよね。常歩の出し方が足りなくて、速歩の前進気勢があって初めて馬がハミを受けにきてくれてるということだわ。ところがハミ受けを維持するには速歩の前進気勢が足りないらしく、すぐ巻き込んでしまいます。先週はハミ受けには時間かかったけど、前進気勢は馬が勝手にやってくれたようなところがあったんだよね。ホント自分の馬ながら、1週間乗らないと、そのたびに感じが違います。

何かの拍子に手が鞍の前橋に当たったときや、鞭を持ち替えるだけでもいちいち指が痛いのに、馬がハミにもたれてくるとますます痛い。一人で乗っている気安さで、「ちょっと、痛いっつってるんだから協力してよ」とぐーちゃんにボヤきつつ、輪乗りの開閉をしたり、蹄跡で伸ばしてみたり。伸ばすと少しは巻き込みが解消するのですが、またすぐに戻ってしまうので、要するに前進気勢が作れていないんだわなぁ。
このまま終えようかとも思いましたが、とりあえずちょっと駈歩しとくかなー。右手前で駈歩発進してみると、グレイトが大きく跳ねて、別に落馬しそうにはなりませんでしたが、指を軽くぶつけて痛い。こんなんじゃたぶん、思い切って乗れないし、ガツンとやって治りが悪くなったら病院で言い訳できない(というか本来乗るべきではない…)から、駈歩はやめとこ。

あとは速歩で、自分の姿勢を見直すために輪乗り。なんだかやっぱり鐙が踏みにくいなぁ、と思いながらやっていると、ラチの外からI野先生に「なんか今日はえらく抱え込んで乗ってないか?」と指摘されました。
しばらく歩かせてから下馬し、馬繋場で馬装をチェックしてみると、やっぱり左の鐙が裏表になっていました。どうりで鐙の長さも変だし、角度もいつもと違うから、拍車が当たって跳ねるわけだよ。
鐙をゴムで固定しているからこそのミスで、固定せずに鐙をはけば鐙の表裏を間違うことはないのですが、やっぱりコレがないとわたしの脚はバタバタだし。というわけで、二度と同じ過ちを繰り返さないように、鐙の内側にビニールテープで印をつけておきました。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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