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(2008.3.15 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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来週は八王子乗馬倶楽部で試合なので、今週は馬場レッスンの予約を入れています。その前に人馬ともほぐしておくため、昼休みに半自馬グレイトに騎乗。
午後に馬場を踏むことがわかっているから馬場のすみずみまで慣らして物見しないようにしておきたいし、小さい方の馬場でO先生がダイスケの運動をするというので近づきたくないし(収縮すると立つからね…)、というわけで、道路側で運動することにしました。

いつものように、最初の10分は常歩で巻き乗りや半巻き、斜め横足や腰内でひたすら馬をほぐす運動。常歩から、簡単にハミを受けてきたのでびっくりしました。やっぱりNくん先生が毎日乗ってくれているたまものかしら。速歩に移行しても、わりとハミ受けを維持していられるし、動きも悪くないような気がする。
輪乗りの開閉や横運動を入れて運動して、そろそろなし崩しに経路を踏もうかなぁと考えていたとき、O先生が小さい馬場で運動しきれなくなったようで、少しこっちに出させてほしいと言ってきました。とりあえず馬場の中央あたりを先生に譲り、道路側で運動。ま、ここでやっておけば、あとで経路レッスンのときに物見しにくくなるしね。

先生の運動が一通り終わり、馬場から出て行くのを見計らって、中央線に入って2課目の経路。速歩パートはまぁそこそこだったのですが、駈歩を出すとやっぱり跳ねる。2課目の経路は右駈歩からですが、輪乗りで5回くらい跳ねられてるような気がする。
ところが、左駈歩のパートではほとんど跳ねられませんでした。経路を踏み終わった後、沈静の常歩をしながらギャラリーと「なんでやろ?」と話していたのですが、まぁ多分にわたしの拍車のクセがものを言っているにしても、グレイトも右トモの動きが悪いので、踏み込みにくい=跳ねにくい、ということもあるのかな、という説も出ました。
「それにしても大丈夫? 一度鞭なしで回ってみた方がいいんじゃない?」と、やたら心配してくれたのがSくん。うん、わたしも相当不安ですが…。

馬繋場でぐーちゃんの手入れをしているときにN子先生が来たので、「左手前より右手前のほうが跳ねられやすいことがわかった」と言うと、先生に「なんでそうなるかわかる?」と逆に聞き返されました。「えーと、右の肩…?」「乗ってる人の左脚がまずいんだよ。まぁKYOKOさんの脚のクセだね」なるほど、グレイトは外方で駈歩を出す馬だから、外方脚がまずいと致命的だっていうのはわかる。「それにさ、最近KYOKOさんは妙に背中が丸いから、余計そうなる」「え、そうですか? そうなんだ…」背中が丸いんじゃ座骨が使えるわけない。
「それはなんでかわかる?」だんだん禅問答みたいになってきました。「わかりません」「最近、ひざ止めの細工してるからかもしれないけど、座る位置が後ろにずれやすくなってるんじゃない」「えっ、そうですか…。でもそう言われれば、自分で違うと思って座り直すことが多いかも」「だったらもっと気をつけて、常に座り直すくらいで」早い話が、まだまだ椅子座りだってことです。

ゴムで鐙を固定して脚がバタつかないようにしていてもこれだから、固定していなかったらどうなるのか。でももちろん試合ではそんなものを着けていることはできませんから、とりあえず午後の経路レッスンではゴムなしで経路を踏むことにしました。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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