| ←479鞍目 | 480鞍目・違う意味で不安 (2008.3.8 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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すっかり温かくなった土曜日、今日もいつものように日の出へ。馬場の隅を凍らせていた雪も、だいたい解けたようです。 半自馬グレイトに乗るのは、馬場が空いたスキを狙うことにしていますが、今日は昼休みしか空いていなさそう。グレイトに早飼いをつけ、自分も早めに昼食をとっていたら、I野先生に「今ごろ朝メシか?」とからかわれました。違いますって。 12時少し前にグレイトの馬房へ迎えに行き、馬繋場に出して馬装。その間に前のレッスンが終わったようなので、馬場の仕切りを一部取り払って、いつでも馬場経路が踏めるようにしておきます。 まず小さいほうの馬場にぐーちゃんを連れ出し、腹帯を締め直していたら「オーナー、やりますよ!」とSくん登場(余談ですが、グレイトを半自馬にしてからというもの、彼はわたしをわざと「オーナー」と呼ぶんです。確かに「馬のオーナー」には違いないんだけど、知らない人が聞いたら「倶楽部のオーナー」と思わないだろうか…いや、思わないか)。 騎乗して腹帯を締め直してもらい、大きい馬場へ出て常歩。今日は最初から馬場を大きく使って常歩し、ときどき横運動や巻き乗りを入れていきます。グレイトがあの跛行を出してからちょうど1ヶ月たちますが、跛行したなんてウソみたいだなぁ。先週さんざん横っ飛びされた馬場の悪い部分も、今日はいい具合に変わったようで、問題なく歩けます。 ふだん、最低でも10分は常歩で馬をほぐすと決めているのですが、なんとなく速歩がしたくなったので、10分弱で速歩に移行。横運動を入れる前に速歩を伸ばそうとは思ったのですが、ちと伸ばせないなあ。ここらへんは、わたしの気合いの問題が大きいけど。 輪乗りの中で、4分の1ずつ斜め横足と腰内を切り替えていきます。なにぶんわたしの扶助がしっかりしていないので、しっかりメリハリのついた横運動にはならないのですが、何もしないよりはハミ受けがラクになります。 でもやっぱり前進気勢が足りないなぁ、と思い、軽速歩で1周、そのあとわざと軽速歩の手前を反対にして1周。手前をわざと間違えると、馬も動きにくそうだし、わたしも余計な力を使うのでけっこうしんどい。でもそこから正しい手前に戻すと、馬を前に出しやすくなるんです。 グレイトがだいぶ受けてきたみたいなので、ちょっと2課目の経路を踏んでみることにしました。まだ駈歩やってないけど、経路の流れでなし崩しにやっちゃったほうがわたしとしてはやりやすい(なぜって、フラットワークで跳ねられると腰が引けるけど、経路だとなぜか開き直れるから)。 蹄跡を回って中央線に入り、X点で敬礼。ありゃ、しっかり停止しちゃった。これは、これから速歩発進する停止じゃなくて、完全に終わったときの停止じゃん。こういう停止をしちゃうと、速歩発進がうまくできないんだよな。失敗。 速歩を出して、右手前で蹄跡に入り、斜め手前変換。先週はここで鞭を入れてキレられたんだよなぁ、と思い、脚と座骨だけで伸ばそうとしたのですが、あまり伸びませんでした。 速歩から常歩パートに入り、手綱を伸ばした常歩で斜め手前変換。わたしが前進気勢を出せていないせいだけど、なんか右によれやすいなぁ(よく考えたら、右の踏み込みが悪いせいもあるか)。 手綱を持ち直し、C点で駈歩発進すると、やっぱり跳ねられました。でも先週、「視線が低いから跳ねられたくらいで持っていかれる」とN子先生に指摘されたので、視線を高く保っていたおかげでそのまま駈歩を続けることはできました。それはいいけど、こんなにポンポン跳ねられていて、ホントに試合大丈夫なんかな。ぐーちゃんの体調は良くなったけど、そっちのほうがむしろ不安。 1度経路を回ってみて、2度目をやるかどうか迷ったものの、やらずに速歩。そのまま輪乗りに入ったら、ぐーちゃんが巻き込んでしまいました。巻き込んだら前に出す、がセオリーですが、どうにも推進が弱いらしく、巻き込みっぱなし。 結局巻き込みっぱなしで、まあハミ受けしないよりはマシかと思いながら騎乗を終えたのですが、そのあとグレイトの手入れをしていたら、N子先生に「もっと前に出さなきゃ」と言われました。「巻き込んだら、そこでしっかり前に出す! でしょ。それがなんか、ハミいじちゃってさぁ」だそう。いじってるつもりはなかったけど、そう言われればやっちゃってたような気もする。反省。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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