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(2008.2.16 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日もいつものように日の出乗馬倶楽部へ。先週、半自馬グレイトが肢を痛くしたので、今日はリハビリ程度に動かしておくつもりです。
倶楽部に到着して、まずグレイトの馬房へ。厩舎の裏山から草刈り機の音がしていて、ぐーちゃんはそれが怖くて仕方ないらしく、扉と反対側の窓から首を突き出して外を見ています。わたしに気づくと、首だけ曲げてこっちを見るのですが、それよりも外の音が気になるようで、わたしにお尻を向けたまま。
肢の状態を見たいので、馬房の扉を開けて「ちょっと肢見せてよ」と言うと、ぐーちゃんは何かもらえると思ったのか、すぐに体の向きを変えてすり寄ってきました。右前肢を触ってみると熱はないようだし、触っても痛がらないから、だいぶ回復していそう。
ぐーちゃんはひとしきり甘えると、[やっぱりあの音気になる]と、またくるっと向きを変えて窓から首を出しに行きました。見たぞ、今の歩様。先週は[右トモ動きません、回転できません]と言ってたくせに、今は普通に回転できてるじゃん。

グレイトには早飼いをつけておき、昼休みに動かすことにしました。昨日はNくん先生が乗ってくれたそうで、速歩までしかやっていないものの、かなり普通に動いていたそうです。わたしも今日は駈歩はせずに、速歩までで横運動をやることにしました。
馬房から馬繋場に出し、一回りして向きを換えさせると、跛行する以前よりもスムーズに回る感じ。そういえば跛行するまでに、馬繋場で回るのをイヤがる確率がだんだん増えていたんだよね。やっぱり少しずつ疲れがたまっていたんだろうなぁ、トシもトシだし、寒かったし。

肢巻を巻いてから馬着を脱がせ、鞍をつけてエクササイズシート(運動用の馬着)を着せてから馬場へ出ます。馬場へ出るのも普通に歩くじゃん。
Nくん先生が補助に出てきてくれたのでまたがると、すぐに歩き出そうとするグレイト。それ、調子いいときしかやらないよねぇ、あんた。腹帯を締め直してもらい、常歩開始。
さすがに調子のいい常歩とは言わないけど、ひどくおかしなところもない。グレイトが少し足下に慎重になっているようで、いつもより前に出しにくい感はあるけど。

横運動も入れてほぐしていこうと思い、斜め横足をしてから腰内に切り替えようとしたら、拍車が入ったのかピコッと後ろ肢を軽く蹴り上げてきました。なにさ、蹴るだけの元気があるんじゃないのよ。すかさず鞭で叱りつつも、ちょっと嬉しい気もする。
トモを動かしてもらいたいので、半巻きして斜め横足したり、小さめの巻き乗りを入れたり。右トモの動きはやっぱりイマイチですが、先週に比べたらだいぶ良くなっています。

15分ほど常歩して、速歩もやってみることにしました。馬場の一部が凍っているので、できるだけそこを避けて輪乗り。
最初はなんだか面倒くさそうな速歩でしたが、少しずつリズムが合ってくると、今度は手が重くなりました。うわー、珍しくハミにもたれてくるなぁ。先週は馬の首が歩ごとに上下してハミ受けどころではなかったので(肢が痛い馬はそうやって体重のバランスをとるみたいです)、あれに比べれば頭の位置が安定してるだけはるかにマシだけど、それにしてももたれすぎ。重いんですけど。
頭頚を持ち上げさせるには、前に出していくしかないと教わっているので、がんばって脚で推します。すると、ふっとうなじが起きてきて手が軽くなり、よっしゃー! と思った瞬間にまた手が重くなって、もたれてきてる。くそー。
あとでN子先生に言うと、「そりゃ馬がきついと思ってれば、何かに頼って動こうとするわねぇ」ということ。それでも上に逃げたり、巻き込んだりしてハミを外すよりはるかにいいそうですが。

Oさんがチェリーに調馬索をかけたいと言っていたし、グレイトも完全に復調しているわけではないので、30分程度で下馬。それでOさんを呼ぶと、今日はチェリーを回すのはやめたらしい。そのかわり馬場に出てきて、「ちょっと歩かせて見せてよ」とOさん。歩かせながらしゃべっていて、小さく回転させるとやっぱりトモが遅れるけど、それ以外は普通だよね、という話に落ち着きました。
ついでにトモに触ってもらうと、「凝ってはいるみたいだよね。こんなのマイクロウェーブ当てればすぐ治るんだろうけど」ということ。でもあんな高価な機械買えないし、借りてくることもできないので、とりあえずハーブローションでマッサージしておきました。
あとはやっぱり、カンメルパスタ投入かな…。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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