| ←461鞍目 | 462鞍目・よーいドン (2007.12.22 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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クリスマスをからめた3連休初日。明日・明後日と八王子乗馬倶楽部で試合があり、できれば半自馬グレイトを連れて行きたかったのですが、馬インフルエンザのからみで入厩不可になったため、先方の貸与馬で出場することになりました。 で、わたしの出る3課目Bは明日なので、今日は1鞍だけ乗って明日に備えることにしています。半自馬のわたしはどの時間に乗ってもいいことになっていますが、やっぱり他人の邪魔にならない昼休みに乗ることに。グレイトに早飼いをつけておき、12時少し前に馬繋場に出して馬装します。 グレイトはここのところ、1〜2日おきに誰かが動かしているので、調馬索をかける必要はないみたい。でもその分、もともと弱いところのある右トモがこわばりやすくなっているので、できるだけ長めに常歩をして、馬をほぐす方向で考えています。 わたしはいつもグレイトに乗るときは1cmの丸拍車をはいていたのですが、今日はN子先生に 「そろそろ拍車のランクを上げて、必要なとき使えるようにしときな」と言われたので、2cmの角丸拍車に替えました。ぐーちゃんはかかとをムダに使うとぼんぼん跳ねる馬で、それでも馬場をやる以上拍車は必須なので、今までは拍車をつけていても使わない方向で練習していました(怖いからね)。でも最近は鐙を結んでいる効果か、あまり跳ねられなくなってきているし、確かに経路を踏んでいるときなどはもう一推ししたいときもあるから、いつまでも効かない拍車をはいていても仕方ない。 まずは常歩で、10分はがんばろう。ただ歩かせるだけの10分ではなく、馬のトモを動かすための10分なので、かなりしんどいけど。 小さい馬場で、蹄跡を使って斜め横足や腰内を入れていきますが、我ながらやっぱりヘタ。でもNくん先生がときどき動かしてくれているからか、前よりも少しは形になるような気がする。 速歩に移行し、伸ばしたり縮(つ)めたりを繰り返しながら運動。悪くはないけど、右手前の半巻きや2湾曲を入れると極端に歩度が落ち、推進に一苦労。右トモで踏ん張るのがイヤなんだろうけどな。 駈歩に移行してみると、いつもより長い拍車をはいているのに思ったほど跳ねない。まぁ鐙をゴムで結んでいるせいもあるけど、前よりかかとがヘンに当たらないようになってきたのかな。 でもイマイチ駈歩で前進気勢が作れず、駈歩を維持しにくい。苦心していると、馬場の外から「この馬場なら、10周くらい続かなくてどうするよ」とN子先生の声。「だいたい、内方の肩が引けててどうすんの。外方よりも内方を前に出す気で、『よーいドン』の『よーい』で駈歩してみ。『ドン』はなしで、よーい、よーい、よーい」なるほど、「よーい」で一歩踏み出した姿勢が駈歩の体制ということね。 言われたようにやってみると、さっきよりはマシに維持できるような気がする。わたしは内方手綱のテンションに迷うことが多いのですが、これだと迷いにくいかも。 駈歩をしてから速歩に移行すると、これがけっこう調子いい。速歩だけだとどうも前に出し切れない感じがあるのですが、駈歩のあとは馬も行く気になっているのか前に出しやすくなるので、その分ハミも受けやすくなるみたい。最後にわりと良い速歩を1周やったら終わりと決めて、速歩で回ってから停止。こういうときの停止は、ぐーちゃんは天才的にやるんだよね。 手綱を伸ばして、沈静の常歩を始めると、ぽつっと雨が落ちてきました。うげー。天気予報は確かに雨だったけど、ホントに来やがったか。馬繋場で手入れをしていると、けっこうなどしゃぶりになってきました。明日試合だっちゅーに、シルクハットが濡れるのはイヤだなぁ。 この日は倶楽部近くの宿舎に宿を取っているので、スタッフのNくん先生とKくん先生を夕食に付き合わせ、翌日に備えて早めに寝ました。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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