| ←458鞍目 | 459鞍目・甘えたいのです (2007.12.15 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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今日の2鞍目は、障碍レッスンの隣の馬場が空くようだったので、そこでフリー騎乗することにしました。 半自馬グレイトを迎えに行き、馬繋場に連れ出します。あらら何よ、その歩き方。右トモを外に突っ走って、リズムを乱しながら歩くのは、ぐーちゃんがトモに違和感を持っている証拠。こりゃ常歩でしっかりほぐしてやんなきゃダメだな。どうせフリーだから、常歩長めで頑張ってみるか。 馬装を終えましたが、まだ馬場にハローをかけているみたいなので、馬繋場で待機。こういう時間にグレイトを放置したりすると、グレイトは大鳴きするので、わたしもここにいるしかないのです。 ぐーちゃんの鼻先に、横向きに立っていると、ぐーちゃんは鼻先でわたしの肩を探っていましたが、やがてわたしの肩と胸の間にあごを納めてぴたっと動かなくなりました。どうもそれで安心してしまったようで、多少足を踏み替えてもくっついたまま。昔の愛馬ロゼッタも、わたしの肩にあごを乗せるのが好きでしたが、アイツのはいかにも[休憩してます]という感じで、ズシッと重みをかけてきていました。ぐーちゃんのは重みはかけてこずに、ただくっついていたい感じの乗せ方。 隣につながれていたソルティーに[何してるんだろ?]という顔でじーっと観察されても、ぐーちゃんはどこふく風でくっつきっぱなし。そこへ誰かの足音がして、ぐーちゃんはぱっと顔をあげましたが、またすぐにくっついてきます。やってきた人に「何やってんの」と笑われてしまいました。はい、甘やかしてます。 馬場整備が終わり、障碍をやる2頭が馬場に出たので、わたしも小さいほうの馬場へ。とにかく常歩で10分はがんばってみよう。 こういうときは<ただ乗っているだけの常歩>をやっても意味はなく、馬に腰を使わせるための<バイタルウォーク(速歩が出る寸前の常歩)>と、トモを使わせるための横運動が必要。でもこれ、わたしはかなり苦手。というより下手。 それでもかなりがんばって、蹄跡ごとに斜め横足と腰内を入れ替えたり、隅角ごとに巻き乗りを入れたりしてみましたが、やっぱり10分が限度。でもNくん先生が乗ってくれているだけはあって前よりは少し横運動らしくなったかも。 速歩を出して、前に出しながらまた横運動を入れていきます。午前中のほうが前進気勢はあったけど、ハミの感触だけなら今のほうがいいかも。とくに要求しなくても、前に出せばハミを受けてきてくれます。 でも隣で駈歩の障碍が始まると、ぐーちゃんはラチごしに馬が突っ込んでくるように感じるらしく、たまに物見する。「集中しなさい」と叱ると、言うことをきくだけマシだけど(ホントにビビってるときは、そんなこと言ったって聞きゃしない)。 しばらく速歩してから、駈歩に移行。午前中よりもほぐれているみたいで、駈歩も続けやすい。試しに蹄跡でシンプルチェンジしてみたら、みごとにこなしてくれました。蹄跡でのシンプルチェンジは、駈歩から常歩、続いて反対駈歩で発進という動きになりますが、ラチぞいに反対駈歩の発進をするのは、馬場中央でやるより少し難しい気がする。 でもグレイトは駈歩の手前を乗り手の騎座で判断する馬で、ラチの見た目には左右されないので、そういう意味では他の馬よりはるかに簡単かもしれません。 最後は速歩でまとめて、手綱を伸ばしてしばらく歩かせてから終了。最後にしっかり手入れとマッサージをしましたが、その間グレイトは絶えずわたしに鼻先をくっつけていないと気が済まないみたいでした。だいたい、物見するのも甘えてるからなのよね。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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