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(2007.11.17 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今週もいつものように日の出乗馬倶楽部へ。ここのところ、日の出に行く日は雨ばかりだったけど、今日は久しぶりに晴れ。馬場も乾いてるだろうなぁ、と思いながら倶楽部に着くと、意外にも馬場はかなりびしゃびしゃ。続いた雨がまだ抜けていないようで、水たまりこそないものの、蹄跡や足跡に水が染み出しています。
愛馬グレイトはというと、これからNさんが乗るようで、馬繋場に出ていました。さっそくかまいに行ってみたら、ぐーちゃんはわたしに鼻先やアゴをこすりつけてきます。単にかゆいだけらしい(笑)。

で、実はゆうべワタクシ、胴体全面にびっしりと発疹が出て(たぶん夕食のさんま…)、あまりいい体調でないことは自覚していたので、今日は昼休みに調馬索と騎乗で短めに切り上げることにしました。N子先生にそう言うと、「バカだねぇ、あたしらみたいな体質は、この季節の脂の乗り切ったさんまはやられるよ〜。そんなときこそ短時間で集中、集中」「は〜い」。
Nさんが乗り終わったところで、グレイトの裏掘りだけして昼飼いをつけるように頼んでおきました。でもこの時点で11時半を回っていたので、食べるのが遅いぐーちゃんは12時には食べ終わらないだろうなぁ、と思ったら案の定。午後のレッスンにズレ込むわけにもいかないので、ぐーちゃんには悪いけど食事を中断してもらい、馬繋場へ連れ出します。こういうことをしても、ぐーちゃんはおなかを痛くしたことがないのは馬主としては助かるところ。

馬装して、無口と調馬索をつけたグレイトを連れて馬場へ。先週、ヒモの短い追い鞭で失敗したので、今日はちゃんと長めの追い鞭を準備しています。
常歩から動かし始めると、先週よりは真面目に歩いている感じ。何しろ先週はわたしの顔ばっかり見て、隙あらば近寄ってこようとしていましたからね。
速歩に移行して、少しずつ鞭を強く使う練習。たらたら歩かせても意味がないのですが、あんまり強く使うと跳ねるようで、ちょうどいい鞭の使い方はなかなかつかめません。でも、前に比べて鞭を鳴らせるようにはなってきたみたい。
駈歩もちょっと出にくかったのですが、出てもなんだか速歩っぽい駈歩。「真面目にやんなさいよ」と声に出して叱っても、ぐーちゃんはかえって[え、なんか言った?]と速歩に落ちそうになるので、黙って鞭を使ったほうがマシみたいだな…。
あとで先生に聞いてみたら、この駈歩が微妙な感じだったのは、昨日蹄鉄を打ったばかりでなじんでなかったのかも、ということでした。

右手前に替えて速歩から駈歩をさせていると、だんだん追い鞭が持ち上がらなくなってきました。そういえば数日前、軽く寝違えて左腕がおかしくなったんだけど、そのせいかなー。しかも、追い鞭のヒモが湿った砂を拾ってどんどん太って重くなっていき、もう追い鞭を持っているのもツラくなってきた。
このまま無理するよりは、乗ってしまったほうがマシ。速歩に落として何周かさせてから調馬索をやめ、乗ることにしました。調馬索や無口を外していると、Nくん先生が騎乗補助に出てきてくれたので騎乗し、腹帯を締め直してもらいます。

またがってみるとグレイトがすぐ動きそうな気配だったので、すぐに速歩。馬場のぬかるみを避けながら軽速歩を少し伸ばし、斜め横足や腰内を混ぜながら動かしていきます。
それでぐーちゃんが少し歯ぎしりを始めたので、もうちょっとトモを入れてハミを受けてもらうために、連続半巻きに入ります。でもこれが、右手前はかなり小さく回れるんですが、左手前は微妙に肩から逃げる感じ。外方脚(というか拍車)をカンカン使えば回れないこともないのですが、ぐーちゃんは本来座骨の加重だけですいすい回る馬で、こんな力ずくな方向転換は不本意だわ。
何度か半巻きを立て続けにやっては、たまに蹄跡に出して軽速歩で伸ばしてやる、ということを繰り返していると、なんかそれなりに受けてきたかも。

いい感じになってきたので、常歩に落としてすぐに駈歩発進。最初の1歩だけちょっと跳ねかけましたが、あとは普通に駈歩。でもちょっとたらたらした駈歩だったので、鞭を使ってみたら、わりとスムーズに駈歩ができるようになりました。
調子に乗ってシンプルチェンジ(駈歩〜常歩3歩〜手前を替えた駈歩で発進)を入れてみたものの、少し速歩が入ってしまって失敗。まぁでも、出ている駈歩はホントにやわらかくて乗りやすい。

そうしているうちに13時になり、次のレッスンの人馬が馬場に出てきはじめました。わたしが乗っていた小さい馬場は初級クラス用なので(馬をまとめるにはちょうどいいんだけど)、ラチを開けてもらって道路側の馬場へ。
ここで、納得のいく速歩ができたらやめようと思い、速歩発進。するとちょうど、ラチのすぐ外にいたハトがバサバサ飛び立ちました。物見屋のぐーちゃんのことだから横っとびぐらいするかと思ったのですが、ぐーちゃんなりにちゃんと集中していたらしく、頭を上げることさえしませんでした。
斜め手前変換で歩度を伸ばし、蹄跡を回って中央線に入り、停止。うまい停止だわ、ぐーちゃん。

乗り終わってぐーちゃんの手入れをしたあとは、エクササイズシート(運動用の馬着)を手作りするために買ってきた布を持ち込み、型取りしてました。みんなに「過保護〜」と冷やかされたけど、いいんだもんね〜だ。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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