| ←418鞍目 | 419鞍目・試合も夢じゃない? (2007.6.30 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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この暑いのに、我ながらよー2鞍も乗るわ、と思いつつ午後から2鞍目。 配馬は愛馬グレイトで、他の配馬を見ると初級クラスには2人いますが、こっちのクラスはわたし1人。ってことは大きい馬場を1人占めできるわけだし、先生たちもあまりの暑さにバテ気味だから、この時間は指導なしのフリー騎乗にするか。ついでにできそうだったら、ちょこっと3課目(Bがやりたいけど場所がないのでショート)も踏んでみようかな。 先生に相談してOKが出たので、グレイトの馬装をして馬場へ。ぐーちゃんには午前中にNさんが乗っているので、ほぐれてるといいなあ。 またがって手綱を伸ばしたまま歩き出し、常歩の動きに合わせて少しずつ手綱を詰めていくと、これはなかなか動きがいいんじゃないか? 常歩で伸ばすのは(わたしには)かなり難しいんだけど、いつもよりは伸びているみたい。 軽速歩から動かしていくと、馬が少し遊ぶ感じはあるけど、これならちょっと動かしていけばいいところまでいけそうだわ。 そこで相方が馬場に入ってきて、「馬場整備しててもいい?」と言います。ぐーちゃんは物見するので、ホントは邪魔だなぁと思ったのですが、そう言うのも大人げないし、ぐーちゃんにもそのくらいは慣れてもらわないとね。ただし、3課目踏むときにはどいてもらうけど。 馬場にできた凸凹をならす相方をよけつつ、輪乗りで運動。グレイトの反動は楽で、ある程度前に出てしまえば、軽速歩するのを忘れて速歩してしまうくらいです(1時間速歩してろと言われてもたぶん平気)。 だいぶハミを受けてきたし、動きも良いので、少し速歩にメリハリをつけてみます。短蹄跡ではつめ、長蹄跡では脚と鞭を使って伸ばす、ということを繰り返していると、何回目かでは半減却だけですっと伸びるようになりました。今日はなんでこんなに動きがいいんだろ。 こう調子がいいと、当然駈歩もやりたくなるってもんです。右手前からやろうとすると少し出にくかったので、左手前にして駈歩。こっちだと駈歩がすっと出るし、わたしも無理なく推進し続けられる感じ。 そういやグレイトの右手前が固いのは分かってるのに、ちゃんとほぐしてあげてないな。速歩の輪乗りにして、輪乗りの中で斜め横足、腰内などの横運動を入れていきます。 右手前で駈歩を出して、駈歩のまま半巻きしてみます。最近N子先生に教わっている通り、内方のハミをくすぐる以外は前に出すことに専念して半巻き。うん、なかなか悪くない。 残り時間を考えて、馬の動きもいいので、3課目ショートの経路を踏んでみることにしました。速歩で中央線に入り、蹄跡に出てから斜め手前変換。1歩目でぽんと鞭を使ってみたら、パッと歩度が伸びました。あらまあ、先生に乗ってもらった後みたいに動きがいいぞ。 巻き乗りのラインはイマイチでしたが、その次の斜め手前変換もよく伸びます。常歩で手綱を伸ばすとハミを追って首を伸ばしてくれたのはいいけど、歩様がタラッとしてしまいました。グレイトが少し遊ぼうとしたので、手綱を持ち直したところで一度ガツンと鞭を入れたら、ちょうど馬場の外から見ていた人がびっくりしたみたいだけど、Nくん先生は「ほら、鞭使うならあれくらいやらないとダメですよ」と教材にしてる(笑)。そしていつの間にか、うちの相方が審判位置に座ってるし。 一度ハミから逃げられてしまったので、外方からハミを取り直させて駈歩発進。15mの巻き乗りは少し肩から逃げられて大きめになってしまいましたが、さすがに隅角はきっちり拾ってくれます。 斜めに手前を替えようとするところで速歩に落ちそうになり、鞭を入れて前に出してからシンプルチェンジ。ぐーちゃんはシンプルチェンジがホントにうまくて、駈歩から常歩に落とすところをしっかりやって、常歩でも油断しないように脚を使っていれば、次の駈歩発進はふわっと気持ちよく出ます。 半巻きは少しラインがずれてしまったものの、反対駈歩は手前を換えずにちゃんと持ちこたえてくれました。しかも苦手な駈歩でのハミ受け、半巻きではけっこうできてる(ハミ受けを誘う手綱と半巻きの手綱は、使い方が似てるしな)。 一通り踏み終わってみて、時間はあと10分弱あるし、あまりにもグレイトの調子がいいので、もう一度経路を回ることにしました。 速歩で中央線に入り、敬礼を省略してC点に直進。蹄跡にぶつかる直前で、わたしが一瞬だけ右か左か迷って扶助が遅れたのですが(3Bは左なんだけど、2課目で右に行くクセができてるもので)、ぐーちゃんが[左だよね?]というので、ごめんごめんそうだった、と右のハミを支持してやると、[だよねー]と機嫌よく左に曲がっていきます。さすがぐーちゃん、もう経路覚えたな。 そこで半減却を使って斜め手前変換に入ると、鞭を使わなくてもパッと伸びていきます。まるで先生に下乗りしてもらったあとみたい。 1回目に比べて駈歩発進のタイミングもいいし、シンプルチェンジもばっちり。半巻きの角度が深くなりすぎたせいで反対駈歩の距離が長くなってしまったのですが、それでもぐーちゃんは安定した反対駈歩をやってくれました。 残念なのは、最後の中間駈歩で馬の腰が内に入りすぎたこと。こりゃあわたしが外方脚引きすぎだな、とわかったので外方脚を引かずに駈歩をしたつもりなのですが、リカバーできませんでした。 残り3分くらいになっていたので、クールダウンを兼ねて手綱を伸ばして軽速歩。今が一番ハミを追って動いてますけど(笑)。 そのあとはのんびり歩かせて沈静していると、Nくん先生が「どうしたんですか、こないだ練習してたときいより1人で乗ってるときのほうがいいじゃないですか」だって。いや、たぶん馬の調子がいいからなんだけど。これだけ調子がいいと、やっぱりグレイトといっしょに試合に出るという夢を見たくなりますねぇ。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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