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(2007.6.16 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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梅雨入り宣言が数日前に出たというのに、夏のように晴れた土曜日。今日は荷物にキュロットが入っていることをしっかり確かめ(笑)、日の出へ。
今日も2鞍予約していて、倶楽部に到着して配馬を見ると、午前中はグレイト、午後は久しぶりのアルフォンスでした。そこで出てきたO先生が、「お願いがあるんだけど」と言います。手違いで、予約人数&レベルに対して指導者が足りないため、相方とわたしは指導なしのフリー騎乗にさせて欲しいとのことで、そんなことならいつでもOK。わたしはグレイトなので、フリー騎乗でもいくらでもやることがあるし。

そんなわけで、鞍や肢巻まで準備を整えてから愛馬グレイトの馬房へ。そうでないと、ぐーちゃんは馬繋場に繋いだままその場を離れるとびーびー鳴くのです。
今日は虫が多くて、ぐーちゃんは落ち着かない感じ。でもアンタ、虫よけスプレーすると怖がって大暴れするじゃん。まあ、うるさいのは馬繋場だけで、乗れば何とも言わなくなるから別にいいのですが、そんなぐーちゃんのためにちゃんと虫よけシールを持ってきているあたしも親バカ(笑)。

時間が来たので、グレイトを連れて馬場へ。ぐーちゃんはじっくりほぐしてやったほうがいいはずなので、長めに常歩をして、斜め横足や腰内などの横運動も入れていきます(ほとんどできてないけど)。
馬場の周りには最近作ったばかりの障碍用横木や支柱があるのですが、ぐーちゃんはものすごく見ながら歩いています。もう1〜2週間経つんだからいいかげん慣れなさいよ。いいから立ち止まるなって(あとから気がついたのですが、立ち止まったのは倶楽部隣の敷地に新しくできたビニールハウスを見ていたらしい)。
速歩にしても少し物見をしていましたが、だんだん慣れてきたよう。最初はなんだか、後肢があとからついてくるようなトモの入らない速歩でしたが、少しずつ入ってきたようです。

先週のレッスンから、駈歩で拳をあおるクセをなんとか直したいと試行錯誤しているので、今日も駈歩ではそのあたりを気をつけていきます。
拳を鞍にくっつけているつもりで、できるだけ静かに発進。こういうの、できているかどうか自分では判断が甘くなってしまうのですが、駈歩が続いてるからよしとすべきなのかな。
最近グレイトは右駈歩より左駈歩のほうがなめらかで、駈歩発進も無理がない感じ。無理がないので、発進時も駈歩の最中も、跳ねられることはほとんどありません。

駈歩から速歩にすると、後肢のリズムがわずかに乱れる感じがします。といって跛行しているわけではなく、これはもしかして駈歩したがってるのか? この馬にはかなり珍しいことですが。
常歩から駈歩にしてみると、すんなり駈歩が出たので、やっぱり駈歩したかったんだな。ちょっと張り気味なのかな。
3課目Bには反対駈歩とシンプルチェンジの要素があるので、そのへんを少し練習。蹄跡でシンプルチェンジすれば両方の練習ができるので、蹄跡でしつこくやってみました。
グレイトのすごいところは、駈歩からいきなり常歩と乗り手に言われたら、[じゃあ次は反対駈歩ですよね?]と自分で準備しているところ。かと言って勝手に駈歩になったりはせず、次の扶助をちゃんと待ってる。
それで反対駈歩の扶助をすると、あっさり出るからすごいのですが、そこから続かないのはわたしの推しが足りないせい。もともと駈歩は歩ごとに発進しないと続けない馬ですが、反対駈歩だと余計にしっかり発進してやらないといけないんだろうなぁ。

終了時間が近づいてきたので、あとは手綱を伸ばして楽に軽速歩。グレイトはすぐに筋肉が固まってしまう馬なので(トシもトシだし)、長めにクーリングダウンの時間を取るようにしています。
だいぶ長く歩かせてから下馬して馬繋場に連れて行き、軽く手入れをして馬房に帰しました。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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