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(2007.6.2 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日もいつものように日の出へ。今日は午前中に部班で1鞍、午後に馬場レッスンを1鞍入れています。
到着して配馬を確認すると、午前中はブラウンシュガー、午後は未定。さっそくシュガーの馬房に迎えに行きます。

馬房に行って声をかけると、馬栓棒ごしに顔を出してきたシュガーのさく癖バンドが上下さかさま。うーん、昨日は初心者さんが乗ったか。
バンドを外して無口をかけ、馬繋場に連れ出して手入れと馬装をします。シュガーは他の馬にはキツくあたるけど、人間に対してはかなり懐っこく(というか、かわいがられ慣れてる)、顔を突き出して[なでて?]と言ったり、肢巻を巻いていると[何してるの〜]と鼻を突っ込んできたりと、今日も[あたしかわいいでしょ?]オーラ全開です(笑)。

この時間はピクルス&相方と、シュガー&わたしの2人馬のみ。騎乗して、お互い適当に常歩をし始めたところに、O先生が出てきて「ふたりにお願いがあるんだけど」と言います。
なんでも、急用ができて出かけなければならなくなったので、この時間は2人でフリー騎乗していてもらえないかということ。この時間は3グループになっていて、他の先生たちは他の2グループの指導にあたっているし、フリー騎乗に慣れているわたしたちは別に異存なし。というわけで、この時間は指導なしで、自分で好きな運動をやることになりました。

先日、新しく障碍用の横木が入荷したのですが、白木の状態のままなので、今日はKさんが馬場の脇でペンキを塗ることにしたようです(Kさんも会員で、もちろんボランティア作業。日の出はそういうところです)。
「物見するようなら言ってね」とKさんが言うので、一応その近くまで行って馴致。でもシュガーは基本的に図太い性格なので、とくに気にすることもなくトコトコ近寄って行きます。
しばらく常歩してから速歩を出して、軽速歩。これもとくに物見するでもないし、調子も悪くなさそうです。
シュガーは昨日、水たまりを怖がって入らなかったそうで、今日このあとに他の人が乗ったときに水たまりに入らなかったら困るので、この時間はあえて水たまりを歩かせることにしました。
内蹄跡にできている水たまりのど真ん中にラインをとると、シュガーは気にした風もなくバシャバシャ入っていきます。あえて水たまりに入るように巻き乗りしても、全く問題なし。ふん、昨日のはやっぱりシュガーの「ふり」だったか。この娘、肝が据わってるくせに、たまに面白がって「怖いふり」をすることがあるんですよね(そこがまた面白いのですが)。

輪乗りで速歩、駈歩とやっていると、蹄跡を使っていた相方が駈歩で斜めに手前を換えます。あっこのやろ、フラットワークで他人の輪乗りの中に入ってくるのはマナー違反だぞ。
相方はどうもシンプルチェンジの練習がしたいらしく、何度もそれをやるので、角度によってはシュガーが少し怒ってる。シュガーは後ろ斜め45度くらいから他馬が来るのが大っ嫌いなので、その角度にピクルスが来ないように巻き乗りを入れたりして避けます。
でも巻き乗りや半巻きをこまごまと入れたことで、シュガーがハミから逃げなくなってきたかも。

駈歩も悪くないけど、速歩のリズムがよくなってきたので、ひたすら速歩をしていることにしました。隣の馬場で指導しているN子先生が「ひじを脇から離さない」って言ってるのは、半分はわたしに聞こえるように言ってるのかも。
そうでしたそうでした、と外方のひじを締めて(というより、ひじの先端を下に落とすイメージで)外方を譲らないようにして速歩。自分ひとりで乗っていると、気がつくことも多いのですが、なにも言われないので甘くなる部分も多いのだろうなぁ。

隣の馬場はレッスンが終わったようです。わたしたちはあらかじめ、少し時間オーバーしていいとO先生に言われているので、もう少し大丈夫かな。
Nさんが隣の馬場との仕切りを取り払ってくれて長蹄跡が長くなったので、短蹄跡で歩度をつめ、長蹄跡で伸ばすといったこともやってみます。馬もいい感じで伸びてくれたし、時間もそろそろ頃合いなので、あとはクーリングダウンにしてあげよう。
ずっと速歩で乗っていたので、まずは軽速歩にして手綱を長くし、楽に走らせてやります。いやー、この速歩いい感じだなぁ。クーリングダウンが一番いいのはどうかと思いますが。
そのまま何周かしてから常歩に落とし、これも何周かしてから終了しました。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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