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(2007.5.27 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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ビジターで連れてきた先輩ファミリーと相方ママの騎乗を終え、先輩ファミリーが帰ったあとに自分の騎乗時間。今日2鞍目はブラウンシュガーに乗ることになっています。
15時少し前にシュガーの馬房に迎えに行くと、シュガーの前肢に肢巻が巻きっぱなし。ってことは、11時に午前中の仕事を終えてからずっと巻きっぱなしだったわけ?
しかも繋のところまでびっちり巻いてあるうえ(肢巻は管と球節のみ!)、外してみるとシュガーの細っこい肢に痕がつくほどギチギチ。外してしばらくすると、シュガーもしきりに前肢を気にしていて、また[しびれたぁ、キモチわるーい]って言ってるんだろうな。

この時間は、Kさんのロッキーとわたしのシュガーの2頭部班。指導のN子先生の指示でロッキーが先頭、わたしはその後ろに続きます。
軽速歩と速歩をしてみると、今日のシュガーは軽くもなく重くもなく、ちょうどいい感じ。でも先週乗ったときほど簡単には、ハミを受ける気配がありません。
ここで無理に引っ張ったりしてもムダなのはわかってるんだよね。午前中から言われているように、外方のひじをわきから離さないようにして前に出していきます。

1頭ずつ駈歩。ありゃ、ちょっと重いかな、やっぱり。なんだか速歩が混じりそうだったので、軽く鞭を使ってようやく普通の駈歩になりました。
駈歩のあとの速歩はさすがに前に出しやすくなりましたが、たまにカンと口を外に跳ね上げて、ハミから逃げてしまいます。外方をがちっと持ってしまえばすぐやめるけど、しばらくするとまたしつこくやる。ふだんはあんまりやらないのになぁ。

「隅角とか巻き乗りのとき、脚も座骨も使わないで、内方のハミをちょこちょこくすぐってみな。外方ちゃんと持ってれば、馬はそれだけで曲がっていくから」と先生が言い、半巻きをその要領でやってみます。
外方のひじを譲らずにしっかり持って、内方の小指でくすぐるようにすると、確かに馬は曲がっていきます。「そうすると、最小限の動きで馬を動かせるでしょ。しかも、馬が緊張するから、試合のときに使える。もうあなたたちくらいになったら、外乗と、練習と、試合で乗り方を使い分けなきゃ」
その感じで、駈歩でも内方のくすぐりのみで巻き乗り。無意識に内方座骨は使ってたと思うけど、少ない扶助で馬を動かせるのは確か。

「そうやって最小限の動きで馬を動かすと、座骨が前に行きやすいの。だから馬がしっかり前に出てるでしょう。何もいじんなくても、勝手にハミ受けてるよ」そう言われれば、速歩で座骨のリズムが作りやすいような気がする。
「しかも、ふたりともいつもよりひざが上がってないよ。あとで誰かに聞いてみな」へぇ、ひざが上がりやすいわたしとしては、それはうれしいなぁ。ホントかどうかは、誰かに聞くタイミングを逸してしまいましたが。残念。

レッスン終了後、シュガーの手入れをしていたら、どうも右前肢の管があたたかい気がする。先生に炎症止めのローションをもらって塗っておきました。
彼女は今年初頭に右肢に大ケガをしているので、強い運動をしたりすると熱をもつことがあるのですが、今日はそれほどきつい運動をしていません。それはやっぱり、肢巻をギチギチに巻きっぱなしにされていた影響は否めないそうで、気をつけたいところですね。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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