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(2007.5.4 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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明日の土曜日は八王子市乗馬大会に出場する予定で、前日の今日は祝日なのを幸い、日の出の近くに宿を取って前日練習することにしました。しかもわたしが出る3課目Bは競技開始が8時なので、自宅からだとかなり早起きしないといけませんが、日の出からなら20分くらいで着くし。
そんなわけで、お泊まり荷物と競技用品をかかえて日の出へ。今日は午前中に部班1鞍、午後に経路レッスン1鞍の予定で、配馬を見ると午前中はアルフォンス、午後は未定。アルは今日はまだお仕事していないので、レッスン開始20分くらい前に馬房に迎えに行きます。

相変わらず立ち腫れのひどい肢に肢巻を巻き、装鞍して馬場へ。この時間はダンス&相方とアル&わたしの2頭部班です。
GWらしく、ちょうど引き馬希望の子どもたちが来ていて、「子どもの前で落ちないように気をつけてね」と指導のN子先生。99%はわたしじゃなくて相方に向けられた言葉ですけどね(笑)。

軽速歩だろうと速歩だろうと、ちゃんと重いアルですが、ダンスがあまり飛ばさないでくれているので、まあなんとかついていけています。
蹄跡を使って「腰を内へ」や、肩内系の斜め横足(後肢のみ蹄跡に残し、前肢は蹄跡より1歩内側のラインをとる)などの横運動。わたしは腰内もヘタクソですが、肩内系の斜め横足もまたヘタクソで、だらだらと内蹄跡に入られてしまったりします。

蹄跡を使って、ダンスから1頭ずつ駈歩。わたしの順番が来たときにすぐ駈歩が出せなかったら「気を抜いた常歩をしてたからだ」と怒られること請け合い。ダンスが駈歩をしている間は常歩を必死で前に出し(それが一番しんどいっちゅーの!)、ダンスが追いついてきた時点で駈歩準備、「はいアルフォンス」と号令がかかった瞬間に発進。よっしゃ、どうにかなったぞ。
左手前はそれで良かったのですが、右手前はどうしても出しにくい。内方のひざとかかとを落として出すのだということはわかっているのですが、1歩出てもパッと換えられてしまう情けなさ。

左手前の駈歩で、「しっかり出していかないと、できないよ!」と先生が言うのは、これからシンプルチェンジをやるからしっかり出していけという意味だろうな。
案の定、長蹄跡で「常歩」という号令がかかり、ガツンと腰を張って常歩に落とします。アルは基本的に止まりたい馬なので、これは簡単。
「3歩常歩、すぐ反対駈歩」今は左手前なので、反対駈歩というと右駈歩。アルの右駈歩なんて正手前でもめったに出ないのに(おいおい)、この状況ではさらに難しい。

珍しく、アルの今日のお仕事はこの1鞍だけだったので、レッスン終了後にNくん先生が「洗ってやってもらえますか」と言ってきました。わたしは馬を洗ってやるのは好きなので喜んでOKしたのですが、馬房でないとおしっこができないアルがもじもじしていたので、いったん馬房に帰しておしっこと昼飼いが済んでから洗うことにしました。
自分も昼食を済ませて、皮膚炎もちのアルを消毒薬入りのお湯で洗ってやります。アルは自分の腹から落ちる水滴が嫌いで、それを払おうとして蹴ってきたので、蹴っ飛ばして叱ります。理由はどうあれ、いけないことはいけないこととして叱っておかないとね。
それでもへこたれないアル、お尻を洗って欲しいからってずんずんお尻を寄せてくるのはやめてちょうだい。かわいいけど、キモチワルイから(笑)。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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