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(2007.4.28 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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GWの初日、あたたかくていい天気なのに、今日の天気予報は夕方から雷雨。今日は夕方に馬場レッスン入れてるっちゅーに。
一応傘は持って日の出へおもむき、配馬を確認すると、午前中は久しぶりのウィンダム、通称ウシくん。午後の馬場レッスンは…と見ると、まだ配馬が決まっていませんでした。というのも、わたしの愛馬グレイトとブラウンシュガーがそろって肢の調子が悪く、ほかに3課目Bを踏める馬となると選定が難しいからのようです(いや、シュガーが3Bを踏める馬というわけでは決してないが、素質はあるので)。

そんなわけで、午前中はウィンダムに乗るために彼の馬房へ。ウィンダムは馬場では好き勝手にやるヤツですが、馬装のときはいたっていい子。腹帯を締めるときに腹をふくらませて抵抗する以外は、本当に馬装がラクです。でも肢巻を巻いてるときに、腰を落としてくるのはやめろよな。
頭絡をかけようとして持ってくると、手綱にしまったままの形のくせがついています。ってことは、コイツにはここ何日か誰も乗ってないな。ウィンダムはあまり張らない馬なので全然問題なく、むしろ張ってるくらいでちょうどいいんだけど、固いかもなー。

時間が来たので、ウィンダムを連れて馬場へ。今日の馬場は3つに分けられていたので、とりあえず真ん中へ入って騎乗します。ダンスに乗った相方は、ダンスが前の時間にバタついていたということで一番端の馬場へ。わたしの乗っているウィンダムは他馬の影響を受けにくい馬ですが、わたしと同じ馬場にいるロッキーは非常に他馬の影響を受けやすい馬なので、「ダンスといっしょの馬場はイヤでしょ?」と指導のN子先生。「あたしはいいですけど、ロッキーがねー」ということで、ウィンダムが先頭、後ろがロッキーの2頭部班になりました。

軽速歩で動かし始めてみると、なんじゃこの歩様。知ってはいるものの、なんでこんなに肩が出ないの。しかも軽速歩にすると、馬がめんどくさがって駈歩に逃げようとするし。誰が駈歩にしていいって言ったんじゃ、こら。しかも隣の馬場のダンスが近づくたんびに、ラチごしにケンカ売るのもやめなさいって。
速歩のほうがまともに動きますが、でもだいぶ重いなぁ、さすがウシくん。数日間出ていなかった馬とは思えません。でもあんまり鞭を使うと、後ろのロッキーがびっくりするだろうしな。

しばらく速歩をした後、1頭ずつ駈歩。ウィンダムもアルフォンスと同じで、右手前駈歩を出そうとすると反対駈歩になるというイメージがあるのですが、今日はどうだろな。
1回目の発進ではやっぱり反対手前が出てしまったのですが、先生に言われるとおりに右のひざを下げ、座骨を意識してやり直したら、すぐに右手前が出ました。あれ、アルより簡単じゃん。
ウィンダムは前駆でピッチ走法するクセがあるので、外方手綱を控え気味に、馬を起こすように駈歩するのが大変ですが、動きとしてはそんなに悪くない。

ちょうど馬場が20×20mの大きさなので、馬場をいっぱいにつかって速歩の輪乗り。「輪乗りのそれぞれのポイントを使って、10mの巻き乗り4回」という号令で、輪乗りが蹄跡に触れるポイントごとに巻き乗り。20m四方の馬場で10mの巻き乗りをするわけですから、いちいち馬場の中央を通らなければいけないはずですが、どうも巻き乗りが小さくなりすぎる。ウィンダムはクオーターなので小回りが利きすぎるということもあるけど、なかなか外に出せないなぁ。

レッスンが終わって、ウィンダムを常歩で歩かせようとしていると、先生が「巻き乗りくらいちゃんとできなさいよ」と近づいて来ました。
「馬場の巻き乗りっていうのはさ、外方の脚をちょっと馬から離して誘うのよ。そしてすかさず、内方の脚でちょっと押すと、内方のトモ肢が外に行く。これで脚をほとんど使っていないように見せながら巻き乗りができるはず」と先生が言うので、常歩でちょっと試しにやってみると、すぐにはできませんでしたが、馬のお尻がふっと外方に移動する感じのときがありました。
「それそれ。それをもっと大きくやっていくと、ハーフパスになるんだよ。斜め横足では後肢の踏み込みまで求めないけど、ハーフパスの場合はそうやって後肢を動かすの」なるほど。ふだん脚が馬体についていることが前提って感じがするけど、これは今後も意識してやるようにしよう。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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