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(2007.4.21 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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体調を崩したり、山梨へ行ったりでなんと3週間ぶりの日の出。基本的に毎週顔を出しているので、2週行かなかっただけでずいぶん久しぶりな感じです。
倶楽部に到着して配馬表を見ると、1鞍目はブラウンシュガー。2鞍目は…あれ? ないや。先生に確認してみると、どうもわたしが予約を入れ忘れていたようです。でもどうにか空いている時間に乗せてもらうことにしました。

1鞍目のシュガーの馬装をしに、彼女の馬房へ。シュガーは呼べば馬栓棒ごしに顔を出す子なので、無口をつけてから馬栓棒を外して連れ出します。
相変わらずシュガーの肢は立ち腫れひとつなく、冷たく締まっています。こういうキレイで丈夫な肢を「樫の木の肢」というんだと、N子先生が教えてくれました。

馬装を終え、シュガーを連れて馬場へ。この時間は馬場が3つに区切られていて、そのうち一番大きい(と言っても20×25mくらい)馬場に、相方とわたしの2騎だけになりました。
相方のロッキーはどうやら張っているらしく、「ロッキー走るから、シュガーはあと付いていかないほうがいいよ」とN子先生。確かにシュガーは、前の馬が引っかかれば喜んで[あたしも〜]と走るだろう。「じゃあロッキーの対角線上にいましょうか」「そうだね。それか、内蹄跡で逆手前のほうが安全かも」ということで、ロッキーの動きを見ながら、ロッキーと反対回りで内蹄跡で輪乗りすることにしました。

「でも最近そいつ重いんだよね」と先生が言うとおり、なんだかシュガーの動きがピリッとしない。アンタ、こないだ突っ走った馬とは思えないじゃないのよ。
隙あらば止まりたいなぁ、という感じの動きで、しかもロッキーとすれ違っても耳を絞らないところを見ると、相当やる気がない。
それでも軽速歩と速歩で前に出していると、いつもより早くシュガーがハミをくっ、くっと軽く持っていきます。これは彼女なりにハミを探している合図(と、わたしは理解している)で、そこで「そうね、ハミはここだね」としっかり保持してやると、[そっかー]とハミを受けてくるのです。

ロッキーとは逆手前で内蹄跡のまま、1頭ずつ駈歩。割とスカッと駈歩が出るタイプのシュガーなのに、今日はなかなか出ません。かと言って、焦って拍車を使うと後肢を蹴り上げる子なので、極力半減却から座骨で発進。なんとか蹴りが入らずに発進してくれましたが、やっぱり重いな。
左右とも1周ずつ駈歩して、ロッキーが突っ走っらないようなので(先生によると、これは相方が怖がらずに落ち着いて乗るからだそう。乗り手がビビれば、ロッキーもそのまんまビビって突っ走るそうです)、ロッキーの後ろに入って通常どおりの部班を組みます。

常歩から「半減却と座骨だけで速歩」の号令。半減却と座骨だけで発進するのは、駈歩より速歩のほうが難しいような気がします。シュガーもわたしが何をしたいのかわからないんだろうな。
「ふだん拍車とかかかとばっかりに頼ってるからできないんだよ。そろそろ拍車に頼らない乗り方ができるようになりな。ひざとかかとをずーっと下に落としていくの」シュガーは体が細いので、他の馬よりひざが落としやすいはずなのですが、これはもうわたしのクセになっているらしく、何かをしようとすると必ずわずかにひざが上がってるらしい。この「わずか」っていうのが、かえって直しにくい。
駈歩だととくにそうなので、今日はもうひざを下げるところだけ意識して乗ってみよう。すると「今のは、ちゃんとひざが下がってたのだけホメてつかわす」と言ってもらえました。「だけ」ってのが、さすがN子先生って感じだけど(笑)。

でも「腰を内へ」などの横運動は、相変わらずヘタクソなわたし。レッスン終了後、「やっぱりなんかやろうとするとひざがあがる」と先生に訴えると、「長いことかけてついちゃったクセだから、それは人よりもたくさん意識して練習しないとね」ということでした。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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