| ←388鞍目 | 389鞍目・鞭に頼らない乗り方 (2007.3.3 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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本日2鞍目はピクルス。ぴーちゃんに乗るのはこれで2回目。初めて乗ったときの記憶は「こりゃー座れねーわ」と思ったけど案外どうにかなったこと、駈歩がふわふわでやたら気持ち良かったことくらいです。 ひさびさなので先生たちに聞きまくった挙句、長鞭と丸拍車を選択。Nくん先生いわく「あってもなくても同じような馬ですから」ということでしたが、拍車は使い過ぎると止まるらしい。 ぴーちゃんは直前のレッスンに出ていたので、終了して馬繋場に上がってくるのを出迎えて鞍を替えます。そうそう、腹帯締めても怒らないんだよな、こいつ。 ピクルスといっしょに馬場に出て騎乗し、常歩で歩かせます。まだ部班は始まっていなかったのですが、早速N子先生に「その常歩じゃダメ。最後の沈静の常歩ならそれでもいいけど、ウォーミングアップの常歩はもっとリズミカルに歩かせないと、運動の準備にならないよ」と言われました。ぴーちゃんは(うちの馬のなかでは)足さばきが軽いほうなので、ほかの馬に比べればさくさく動いているのですが、ぴーちゃんならもう少し質のいい常歩ができるってことだな。脚を使って前に出すようにします。 先頭グレイトの後ろ、2番騎で部班開始。ピクルスは最初の速歩発進だけちょっと重めなのですが、そこから先はけっこう前進気勢が強め。独特の半撞がありますが、思ったより座れるじゃん。 でもこの馬もちょっと片っパミの気があって、すぐハミにつっかかる感じ。こういう馬は手綱を引っ張ると余計につっかかっていくだけなので、とくに内方を使わないように気をつけて持つようにします。 そうするとたま〜にハミに乗ってくるのですが、ちっとも長続きせずに逃げてしまいます。おいおい、こいつのハミ、グレイトよりもはるかに難しいぞ。 先生が「そいつはもっと隅角踏めるよ」というので、半減却を使って隅角を踏ませると、確かに悪くない感じ。 半巻きから、斜め横足の号令。ついいつもの癖で斜め横足の直前で鞭を内方に持ち替え、内方から外方に押し出すために使ってみたら、先生に「そこで内方に鞭があると、拳が使いにくいでしょ。鞭の使い方もよく考えな」と言われました。斜め横足では、手綱で馬の前肢をすくいあげるようにする必要がありますが、鞭があるとやりにくいのは確か。 駈歩をやってみて、とくに鞭がなければ動かせない感じではなかったので、今日はここで鞭を捨てて鞭に頼らない乗り方を練習することにしました。 「鞭があってもなくても同じ」とNくん先生が言ったのは本当で、駈歩自体はすいすい出るし、速歩もそう遅くはありません。でもやっぱりハミの維持ができず、ハミにつっかかって走っていく感じがします。それはそれで安定はしているのですが、あんまり楽しい感じではない。 前のグレイトが止まりがちだったために、ピクルスを先頭に出して駈歩。速歩からの駈歩発進に失敗し、ちゃーっと速い速歩で前に出てしまいました。この速歩自体はけっこういい速歩だったんだけど、後ろがついてこないのも部班としては困るので、ちょっと首をひねって後ろを振り返ったとたん、すっと駈歩が出ました。なるほど、今のはわたしが内方に加重したからか。 部班が終了し、先生からは「自分がふだんいかに鞭に頼って乗ってるかわかるでしょ? 鞭ばっかり使ってると、内方の拳が使えなくなるよ」と言われました。要するに、座骨で馬を前に出せるようにならないといけないですね。「それにしてもこの馬のハミがつかめない」と訴えると、「外方に乗せていけば、そのうち受けるよ」ということ。まぁ、基本はどの馬でも同じってことか。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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