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(2007.1.20 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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本日2鞍目はグレイト。ぐーちゃんは冷えるとすぐ筋肉が固まっちゃうほうなのですが、今日の午前中にNさんが乗ったとき、先生に借りた保温用のラグを着けて運動したら調子が良かったというので、わたしも借りてみることにしました。
このラグ、装鞍した上から着けて、不要になったら騎乗したまま外せるようになっています。市販品を参考にアリモノの布で作られた手作りのものだそうで、かなり愉快な模様なのが難点です…。

装鞍を終え、馬場に出て騎乗。とりあえず常歩で歩いていると、隣の馬場に出てきたI野先生に「今日は追いきりでもするのか?」とからかわれました。わたしは最近寒いのでバックガードを着込んでいるし、それに加えてこのラグがあると、確かに競馬の追いきり状態(笑)。
この時間は4頭部班。常歩で蹄跡を歩かせているうちになんとなく最後尾についたら、O先生の指示でそのままの順番でいくことになりました。

ラグの効果か、最初から動きに固さはなく、速歩もけっこう楽に出ます。むしろ前の馬より早いくらいなので、巻き乗りで少し外を回ったり、隅角を深めに回ったりして調節。
そうこうするうちにさくっとハミを受けてきて、先生が「もう60〜70%は受けてるね」と言ってくれたのはレッスン開始後わずか10分。以前はこの状態に持ち込むまでに40分かかっていたことを考えると、馬の調子はかなりいいようです。

まずは輪乗りで1頭ずつ駈歩。グレイトの駈歩は、うまく出せれば本当にふわっと気持よく出るのですが、こっちが焦って拍車を使ってしまうと途端にもぐって跳ねてしまいます。フレキシーパッド(低反発の鞍下)のおかげで持ち堪えられるのでサドルホルダーには頼らずに済んでいますが、流れが変わるのがイヤなんだよな。
このレッスンでの駈歩は基本的に1頭ずつで、輪乗りのあと蹄跡へ。蹄跡での駈歩のほうが少し前に出しやすいな。
駈歩で長蹄跡に出たときに、グレイト独特の(馬場馬独特の?)ゴムまりのように芯のある駈歩をしてくれたので、よっしゃあ! と思ったのですが、次の長蹄跡まで持ち堪えられず、速歩に落ちてしまいました。「その馬で馬場をやる以上は、1周以上は続けないと」と先生に言われるのもごもっとも。

「E点で巻き乗り」で、巻き乗りに入ったはいいものの、円の途中で速歩に落ちてしまいました(あとから考えると、たぶんわたしの腰が引けてて推しきれなかったせい)。それを無理に駈歩に戻そうとすると、「手綱に頼りすぎるな。ろ舌してるよ」えっ、グレイトが舌を越すなんて珍しい。「珍しいね。今直ったけど」と言われてみると、直る前は妙にハミがぬるぬるした感じで気持わるかった。たぶん内方引っ張りすぎたんだな。

後半になると楽に顎を譲ってきて、ハミも軽くなってきました。この馬は、こうなると速歩のほうが前に出しやすいし、行かせたいラインをきちんと取ってくれます。
でも今日も、駈歩だけは馬に気持ちで負けてたなぁ。ところが下馬した瞬間に形勢が逆転し、馬繋場につないだままちょっとブーツを脱ぎに行っただけで「ぶふふふふ!(意訳:どこ行くのー!)」と鳴き出す、情けないぐーちゃんです。 あぁかわいい。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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