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今年の初乗りとなる今日、午前中1鞍・午後に馬場レッスン1鞍の予約で日の出へ。ここのところ、わたしに配馬される馬はブラウンシュガーとグレイトで不動でしたが、シュガーちゃんが怪我をしてしまったために部班はアルフォンス、馬場はグレイトになっていました。 シュガーが来るまではアルフォンス&グレイトで不動の感じだったのですが、アルフォンスに乗るのも久しぶり。 前のレッスンが少しずれ込んでいる感じだったので、ちょっと遅めに馬繋場へ行ってみたら、上がってきた馬とこれから出る馬で馬繋場がいっぱい。さて困った、アルフォンスをどこに出そう。 準備のできた馬が早めに出てくれることになったので、出てもらってから慌てて馬装。急いで馬房から出し、裏堀りだけして鞍をつけている間に、Nくん先生が肢巻と頭絡をやってくれました。すぐに馬場に出て騎乗します。 この時間は3頭部班で、N子先生の指示で相方&ピクルス、Oさん&ソルティーに続いて最後尾につきます。ピクルスもソルティーもさくさく動く馬なので、ど重いアルはかなり頑張らないと追い付けないぞ。 軽速歩や速歩も重いけど、何といっても常歩が重い。ここのところ、出せばきちんと前に出る馬に乗ることが多かったので、アルの重さはもはや感動ですらあります。 まずは輪乗りで、1頭ずつ駈歩。前の2頭がいなくなって先頭に立ってしまうと、アルフォンスがとたんに重くなり、後ろにピクルスがくっついてくると同時に後退しようとしました。 このやろ、久しぶりだからってナメんなよ。片手手綱にして、空いた手で思いっきり鞭をたたきこみ、駈歩発進。なんだかとろーんとした駈歩発進だったので、あえて外方の拍車で腰を押さえてみましたが、あんまり効果なし。 アルが得意なはずの左手前ですらこうなので、苦手な右手前ではまず駈歩が出ません。何度かやって、やっと出ても「反対なの分かってるよね?」「はい」という体たらく。反対でも出たので、ちょっと勢いのついたところで止め、発進しなおしたらやっと正手前が出ました。 1周したあと、先生が「馬よりKYOKOさんの気持ちが先に行っちゃってる」「そりゃー行きたくもなりますよー!!」「ついでにKYOKOさんの膝も前に出てる」ぎゃふん。 そんなアルフォンスでも、駈歩のあとの速歩は少し前に出るようになります。考えてみたら、けっこう軽めの2頭にほとんどショートカットせずについていってるんだから、こいつにしては頑張ってる方です。 こうなると案外ハミを受けに来てくれたりするのですが、あんまり受けられるととんでもなく重くなるので、ちょっとやわらかめに持つことにします。 輪乗りの速歩で、「腰を内へ」の号令。たぶん次の駈歩への準備運動なんだなーと思いつつ、わたし外方脚引くのヘタクソなんだよね。 ここはアルが拍車にニブいことを逆に利用して、外方のトモ足が浮くときに外方の拍車を使うようにしてみましたが、目立った効果はないかも。 速歩から、「順次A点から駈歩」というキビシイ号令。惰性で駈歩に「なっちゃう」のではなく、ポイントからちゃんと扶助によって発進させろという意味です。 前の馬にくっついていきたい気はまんまんのアルですが、自分から駈歩するほどのやる気はない馬。その「ついていきたい」と扶助のタイミングがうまく合ったらしく、キレイにポイントから駈歩が出ました。 「M点で速歩」「C点で駈歩」とつぎつぎに号令がかかりますが、速歩に落とすときは早すぎるくらい簡単に落ちるし、駈歩もちゃんとポイントから出る。1頭ではあんなに駈歩が出ないくせに、前に馬がいるとこれだもんね。 「じゃあ、あと5分あります。自分の好きなように、自分がやりたいことをやってみなさい。他の馬にぶつからないようにね」ということで、速歩で内方脚、外方脚をきちんと使う練習と、内方手綱を使わない練習をすることにしました。 輪乗りで内方姿勢を作ろうとすると、たまに肩から逃げられてしまうことがあります。そういうときはわたしが内方手綱を使いすぎか、内方脚が使えてないか、外方の押さえが足りないかのどれか(もしくは全部)だろう。 レッスンを終えて馬繋場に上がると、「お疲れさまでしたー」とNくん先生に言われたので、「うん、疲れた」この挨拶もいつものこと(笑)。今日は寒いからと思って防寒具代わりにバックガードを着込んで乗ったのですが、終わってから「暑い暑い」と言っていると、「そりゃアルだからですよ」とつっこまれました。その通りだ。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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