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(2006.11.25 八ヶ岳・ララミー牧場)
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今日と明日は、日の出のメンバーを集めた外乗合宿。山梨で、すっかり顔なじみになっているララミー牧場でビジターレッスンを受け、同じく顔なじみのフリースペースに宿泊して外乗という行程です。
まずは車に分乗してララミーへ。13時半から、2名は速歩班、5名は駈歩班で乗ることになっています。ララミーから近いお蕎麦屋さんに行って蕎麦を食べ、13時前にララミーに戻って待機。
ララミーは13時半までお昼休みですが、その間にこちらでよくお見かけする自馬会員さんが乗っていたので見学。馬の立派さもさることながら(外馬だそうです)、その方の乗りのきれいなこと。何ごともないかのように3歩毎踏歩転換をしている姿にみとれてしまいました。

今日はビジターなので馬装をする必要はなく、時間が来たので馬繋場に顔を出します。そこで顔馴染みのW先生(すなわち相方とわたしがどの程度かもバレている)に「ご夫婦でキョウトくんとグラジィのどっちか。どっちがどっちでもいいよ」と言われました。相方が近くにいなかったのをいいことに先に選んでしまおうと思い、「体格で考えると、わたしがキョウトくんですかね?」と聞いてみると、「どうかな。グラジィのほうが楽に動かせると思うよ」「じゃあグラジィにします」ということで、グラジィに決定。確か今年4月の運動会で乗せてもらった馬だけど、わりと軽かったようなイメージがあります。

グラジィを連れて、下の馬場へ降ります。速歩班の2人は、上の覆い馬場でレッスンのようです。
途中で踏み台を拾い、馬場の真ん中に出て騎乗。ここでは腹帯を下から締め直してくれる人はいないので自分でやりますが、自分の鞍と違ってロング託革ではないので締めやすい。
腹帯を締めながら歩き出し、鐙の長さも歩きながらあわせていると、指導のA先生が出てきました。A先生には相方は教えてもらったことがあるそうですが、わたしは初めてです。

A先生の指示で、わたしが先頭に出て部班開始。常歩ではあまりさくさく歩かせられず、こんなもんだったっけ? と思いながら、号令で軽速歩。速歩は簡単に出たのですが、イメージしていたよりも重い。
「先頭の方、もっとペース上げてって。そのくらいだと、それより上の運動が要求できないですよ」うーん、前に出そうとはしてるんだけどなぁ。後続が大変だろうなぁと思って鞭を使ってみると、「鞭ばっかりに頼らない。脚を使うならもっとはっきり蹴らないと」と言われます。脚もけっこう使っているつもりだけど、おとといも2鞍乗っているせいか、脚に力があまり入らない…。

先生の号令で、順次駈歩。駈歩発進はスムーズでしたが、駈歩でも重いなぁ。別に内にささるとかラインがとりづらいことはないので、そういう意味では乗りやすい馬なのですが、駈歩で前に出せないのは困る。後続の邪魔になりそうなので、あえて隅角を取らずに輪乗りっぽく駈歩を続けます。
とくに鞭で跳ねたり暴れたりするような馬ではないようなので、ときどき鞭を使って前に出そうとしたのですが、「鞭を使うなら脚を使ってください。駈歩が出ればいいということじゃなくて、質のいい駈歩を要求していってくださいね」ということ。輪乗りをしていたことで馬なりに見えたのであればシャクなので、ここから先はきちんと蹄跡と隅角を取るようにしましたが、鞭を使えないのは脚が弱いわたしには痛いなぁ。

そんな感じで、終始前に出すのに苦労しっぱなしでレッスン終了。グラジィはそのまま次のレッスンの人が乗るということで、次の方の騎乗補助をしてから馬場を出ました。
このあと、日の出のN子先生の知り合いであるK先生が新設した倶楽部「ハフリンガー・エクイン・アカデミー」が近くにあるので、そちらに見学に立ち寄らせてもらい、併設のショップで買い物をしてからフリースペースへ。温泉につかり、ちょっとサービスしてくれた焼き肉を堪能。それから、みんなで酒盛りをして(むしろこれが目的)就寝しました。




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