←362鞍目 363鞍目・駈歩でハミ受け
(2006.11.5 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
364鞍目→
3連休の最終日、今日は1鞍の予約で日の出へ。到着して配馬を確認するとグレイトでした。
レッスン開始の30分前にぐーちゃんの馬房に迎えにいくと、彼はいつものように扉にお尻を向けていましたが、扉を開けて、飼い桶を片付けながら「おいで」と声をかけると、ゆっくり体の向きを変えてこっちに顔を出してきました。
馬繋場に引き出して手入れをし、装鞍して待機します。ぐーちゃん、冬毛出てきたねぇ。

時間が来たので、グレイトを連れて馬場へ。騎乗して歩き出してみると、なんだか肩の出が固いかも。あ、今日はぐーちゃん1鞍目か。そういえば最近はずっと誰かが乗った後に乗っていたので、割と馬がほぐれた状態で乗せてもらっていたわけだ。
部班開始までにできるだけ大きく歩かせて、少しでもほぐそうと思ったのですが、常歩で大きく前に出すというのは難しいなぁ。
指導のO先生の指示で、ダンスを先頭にグレイトが2番騎に入り、アルフォンス、シュガーと続きます。わたしがグレイトに乗っているのを見て、O先生が「あれ、KYOKOさんはこないだもグレイトに乗ってるんだっけ?」「乗ってますね」「そうか、自分で配馬しておきながら栗毛ばっかり乗せてるから、どっちか分からなくなってきた(笑)」ほんと、この2週間ばかり、グレイトとブラウンシュガーの栗毛しか乗ってないかも。でもどっちもお気に入りだけど。

軽速歩で動かし始めると、ほぐれていないだけで前進気勢はきちんと持っています。馬が前に出る気があるので、「もう半分くらいハミ受けてるよ」とO先生。何かの拍子にかちっとハミを受けそうな気配はあって、[これは最短記録更新かっ!?]と内心期待したのですが、ぐーちゃんのハミ受けはそう甘くはない。ハミをとって動いているけど顎は譲ってもらえない、というところでキープするのが精一杯です。
輪乗りだと外ハミに向かって脚を使いやすいので、ちょっと顎を譲る感じにはなりますが、蹄跡に出ると元のもくあみ。右の脚よりも、左の脚のほうが力が入らない、というか使いにくい。でもO先生に「鐙がかなり安定して、がたがたしなくなった」と褒めてもらえたので、膝は上がらなくなってきたのかも。

輪乗りで1頭ずつ駈歩。1回目は発進扶助がうまく伝わらなかったらしく、だらだらと速歩になってしまったので止めてやり直し。半減却を使って内方座骨を入れてじっと待つ…よし出た。
次の発進もあまりうまく出せなかったので、跳ねられるの覚悟で鞭を使うと、別に跳ねられもせずあっさり駈歩が出ました。
隅角に突っ込ませても、長蹄跡伸ばしても、油断したら跳ねる感じはあるもののギリギリの線で跳ねない感じ。
前回は巻き乗りで跳ねられたのですが、今日は全くなし。たぶん馬自身が調子がいいので、跳ねるよりも前に出る意思のほうが強い感じです(それでも「出さなきゃ出ない」ところが、この馬の馬場っぽいところ)。

何度か駈歩をするうちに、今日は絶対この馬に跳ねられない気がしてきました。隅角で少し歩度が落ちてしまったので、思わず鞭を入れてから、自分でびっくり。今まで跳ねられるのが怖くて、駈歩ではろくに鞭が使えなかったのに、自発的に使ってるよ。しかも、ぐーちゃん全く跳ねないし。
次にびっくりしたのは、グレイトが駈歩でハミを受けてきたこと。常歩、速歩でハミを受けても、駈歩にしたら台無しっていうのが定番なのに、今はカツッとハミを受けて駈歩してる。
こうなると、外方ハミを維持するには、手綱の長さがギリギリだ。駈歩でハミを受けてもらうには、わたしの手綱はまだ長かったんだな。短く、しかもやわらかく(でもしっかり支点をとって)持たなければダメと先生に言われた意味が、少し分かったような気がする。

この日は速歩でのハミ受けは80%くらいしかいかなかったのに、どうして駈歩だけ出来たのかは分かりません。でも、下馬後にN子先生からも「最後のハミ受けだけは良かった」と言ってもらえたから、まぁ良かったのかな。
終了後、小さい馬場のほうに移動してから下馬。まわりに馬がいなかったので、手綱を引かずに「行くよぐーちゃん、置いてっちゃうよ」と声をかけてみると、慌ててあとをついてくるぐーちゃん。お手伝いのAちゃんが「ペットみたい〜」とびっくりしていました。
馬繋場で鞍を外し、手入れと蹄の消毒。今日は右のトモの動きにときどきイレギュラーが入っていたようだったので、ハーブローションでマッサージをしてあげました。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


←362鞍目 364鞍目→

乗馬日記トップへ / トップページへtop