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(2006.9.23 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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本日2鞍目の相手は愛馬グレイトになりました。O先生が配馬を決めながら「珍しいね、今日は16時にKYOKOさん1人、17時に相方さん障碍1人だけだよ」と言うので、「じゃあ先生、16時にまとめてやっちゃいましょうよ」と提案。16時から大きい馬場で相方が障碍、小さい馬場でわたしが乗ることにしました。こないだピクルスに乗ったとき、「小さい馬場のほうが馬がまとまりやすいこともある」とO先生が言っていて、それもそうだなと思ったし。

ということで、16時の騎乗に間に合うようにグレイトを迎えに行きます。馬装にはさほど手のかからないぐーちゃん、準備ができてもだいぶ時間には余裕があります。
繋いだままのぐーちゃんのおでこをちょっとなでると、ぐーちゃんはすぽっと顔をわたしの胸と腕の間にもぐりこませ、そのままじーっとくっつけていました。この子は馬繋場にひとりでいると心細いらしく、とんでもなく甘えんぼになります。でも馬場に出たら一切そういうところを見せないのは、プロ根性なのか、ただの内弁慶なのか。

時間が来たので馬場に出て、Nくんの補助で騎乗。「この時間も僕が見ることになったんで、お願いします」「あ、そうなんだ。お願いします」ということで、1鞍目後半に引き続きN先生の指導。
「先週の後半は良かったんで、今日はあの感じ目指して前に出していきましょう」と、まずは常歩できちんと前に出すことから。「先週と今日の午前中見てて、ちょっと気になったんですけど。KYOKOさん、右の膝はちゃんと下がるのに、左の膝がときどき上がってて、あおりから前に出そうなときがあるんで、気を付けて」あ〜。なんとなく自覚はしていたけど、そんなに左右が違うのか。

だいぶ長めに常歩をして、速歩に移行(そういえば軽速歩ってほとんどしなかったな…)。すでに軽くハミを受けそうにはなってるんだけど、グレイトの場合は巻き込むくらいにかっちり顎を譲らせないと「ハミを受けた」とは胸張って言えない。
この小さい馬場は隅角らしい隅角がなく、オーバルコースのような形になっていて、輪乗りの間にちょっとだけ短蹄跡を挟んだような感じ。つまり、ほとんど輪乗りの要領で乗りつづけられるってことです。
内方にかかる重さを外方に押し出していこうとすると、自然と斜め横足の扶助になってしまいます。内方のトモが上がるときに内方脚を使い、外方の拳を下げて安定。するとだんだん、馬が頭を下げる時間が長くなってきました。

ちょっと顎を譲ってきたと思っていると、数歩もいかないうちにまた頭を上げてしまう。くそ〜。
顎を譲ってきたタイミングでもっと前に出す、少し譲ってきそうだったら内方のハミをくすぐって誘ってやる、などN先生のアドバイスを実行していると、馬が歯ぎしりを始め、腹の底から出すような息遣い(人間でいうと腹式呼吸?)になってきました。グレイトの場合、これは[もうちょっとでハミを受けるよ]と言っている合図。
「ぐーちゃんがもう少しなんだけど〜って言ってる!」「そこで前に出して、譲ってきたら柔らかく持って、そうだ、そうだ!」必死で腹筋を使って座骨を押し込み、前に出していると、ほとんど完全に顎を譲ってきました。ぐーちゃんの難しいハミ受け、もしかして最短記録かも!

ここまで顎を譲ってくれると、なにかの拍子で頭を上げてしまったとしても、外方の拳を握りこめばまたすぐに受けてきます。
きっちりハミを受けるまではけっこう手綱の感触が固いのですが、受けたとたんに柔らかくなる。柔らかすぎて、どう保持していいのか不安になるくらいです。馬の口には固い部分と柔らかい部分があって、ハミを受けていないときは固いところにハミを置いていて、受けたときには柔らかいところにハミを置くんだな、というのがよく分かります。
しかも、N先生が「そうなると乗りやすいはずですよ」と言うとおり、ただでさえ柔らかいグレイトの反撞がとんでもなくふわふわになり、お尻がぴったり鞍に張り付いているかのよう。

ただ、ハミを受けてしまうと、馬が重くなる。ハミを受けたぶんだけ、もっと前に出さなければいけないのですが、座骨も脚も使っているのにこれが精一杯。あとからN子先生に「もっと前に出せるでしょう」と言われたので「あれがいっぱいいっぱいなんですよぅ」と反論すると、「いーや、もっと出せるはず」と言われてしまいました。うーん、あれ以上何をやったら馬が前に出るんだろう。

レッスン終了後、でもとても気持ちよいリズムで終われたなー、とほくそ笑みながらクラブハウスに戻ると、お手伝いスタッフのOさん(競馬乗りの経験あり)が拍手で迎えてくれました。何かと思ったら「すごく良かったじゃん。オレ競馬の乗り方しか知らないから馬術的なことは分かんないけど、馬がすごく気持ちよさそうに動いてたよ」ですって。ぐーちゃんも気持ちよく動いてくれたのかなー。だったら嬉しいぞ。

(余談:タイトルは、ぐーちゃんの競走馬時代の名前。いい名前持ってたんですよ。)

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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