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(2006.9.16 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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3連休の初日、いつものように10時すぎに日の出へ。今日は2鞍予約してあります。「あたし今日は誰に乗るのかなー」「ぴーちゃん(先日入厩したばかりのピクルス)だったりして」「そういえばチョコが来たときも、試しに乗ってみてって感じだったよね、あたし」なんて話をしながら武蔵増戸駅から歩いて倶楽部に到着。配馬表を見ると、10時以外の配馬は真っ白で、まだ決まっていないようです。
仕方がないので自分の準備だけして、クラブハウスで北海道の話なんかをしていると、N子先生が「KYOKOさんは今日2鞍乗るの?」「はい」「そうか、ふふふ」「って、何ですかその笑いは!?」「なんでもないよーん」と謎の言葉を。

そのあと、O先生とN子先生が相談しながら配馬を決めているのを聞くともなく聞いていたら、「これ、今日この時間に使えるかな? 昨日見ててどうだった?」と言うO先生に対してN子先生の返事、「大丈夫、KYOKOさんなら動かせる」。
「今なんか言いました?」と横からツッコんだら、「大丈夫大丈夫、ぴーちゃん物見しないから」「って! あたしっすか!!」ということで、11時からピクルスに乗ることになりました。しかもよく聞いたら、昨日使ったことは使ったけど調馬索と単騎で、部班に出すのは今日が始めてだそう。
物見はしないし突っ走らない、ということなので、ビビリのわたしが部班で乗れれば他の人にも安心して出せるということだと思うんですが、速歩の反撞は日の出の馬の中で一番きついとか、速歩より駈歩のほうがラクだとか、左のハミしか取らないとか、いろんな事前情報を吹き込まれつつピクルスの馬房へ。

ピクルスは入厩した時から人なつっこいことで評判で、わたしが馬房の扉を開けて中に入ると、自分からすりよってきて無口をかけさせてくれるほどです。馬繋場でも、裏掘りもちょっと押すだけで順番に足を上げるし、腹帯を締めてものほほーんとした顔をしています。ほんとに平和な性格らしい。
スタッフNくんに肢巻を手伝ってもらい、ぴーちゃんを連れて馬場へ。配馬が決まったのがすでに11時ギリギリだったため、10分ほどずれ込んでの開始になります。今日はあくまでもぴーちゃんを部班に慣らすのが目的なので、この時間はロッキーとぴーちゃんの2頭のみ。相方が乗るロッキーに引っ張ってもらうことになっています。

あらかじめO先生から「ハミ受けは狙わないほうがいい」と言われているので、軽いコンタクト程度の手綱の長さで左手前で歩き出してみました。わぁ、1歩の動きがでかい。1歩が大きく前に踏み出すというよりは、大きくスイングして前に出るという感じで、これは確かに速歩の反撞が高そう。
しかも、こんなに長手綱なのに、早くも左のハミしか取っていない。O先生にそう言うと、「輪乗りといえどもフラットに保つようにしてみて。左はもう取ってるんだから、自然に右も取るよ」ということ。それもしかして、今の状態でやると<内方からハミを受けさせる>という高度なワザになるのでは…。

ロッキーに前に入ってもらい、部班開始。歩くストライドが大きめで気持ちいいし、隅角もきちんと踏み込むではないの。
長めに常歩したあと、「速歩、続いて軽速歩」の号令。ロッキーにくっついて速歩を出してみると、かなり大きな反撞で「こりゃ確かに座れないわ」と慌てて軽速歩。ひゃ〜、この馬で鐙上げなんかしたら落馬必至だな。
軽速歩にして2〜3歩すると、今度は馬が勝手に駈歩をしてしまいます。「拍車が当たると駈歩しちゃうよ」とO先生に注意され、かかとを外へ。でも勝手に出されてしまった駈歩なのに、このまま続けちゃおっかなーと思うくらい、ふんわりして気持ちいい駈歩。
「速歩より駈歩のほうが楽っていう意味が分かるでしょ? しかもこっちが駈歩なのに、速歩のロッキーに追い付かないんだから、この馬そういう駈歩するんだよ」うん、これなら手綱伸ばしっぱなしでずっと駈歩やっていたい。

そういうわけにもいかないので、無理矢理軽速歩。反撞に負けて、どすんとお尻をついてしまわないようにしないとな。
そしてついに、「軽速歩やめ、速歩」の号令。さっきは「こんなの絶対座れねー!」と思ったのですが、やってみると全くダメではない。でも、反撞ごとにがぼん、がぼんと音がするので、何かと思えば自分の胃が鳴る音でした(笑)。
先頭にいたロッキーが後ろに回り、ピクルスを先頭へ。ここまではロッキーに引っ張ってもらいましたが、いざ先頭になってみるとしっかり脚を使わないと速歩が続かない。
それでもぴーちゃんがハミにコンタクトして頭を下げるようになってきたし(ハミにもたれてる気配もあるが)、それなりにコントロールもつくようになってきました。ぴーちゃんが苦手だという噂の右手前も、まぁ速歩なら維持できるみたい。

左手前で「駈歩してみようか」ということで、駈歩発進。さっきは出さずとも出たのに、いざ出そうとすると出ないもの。駈歩発進に失敗したときの速歩はすばらしい歩様なのですが、駈歩が出せなきゃ試し乗りの意味がない。
「じゃあロッキーに引っ張ってもらおうか」と、再びロッキーに先頭に出てもらい、引っ張ってもらって駈歩発進。ちょっとバタバタな感じの発進になってしまいましたが、なんとか駈歩は出た。たぶんこの子は手綱を引っ張っちゃうと頭を上げるタイプなので、手綱を控えないように駈歩させると、ロッキーに追いついてしまってぱたっと駈歩をやめてしまう。反撞の高い馬がいきなり止まると、反撞に負けて落ちそうになるからやめてほしいわ。

残り10分というところで、隣の小さい馬場が空いたので、O先生が「こういう動きの大きい馬は、小さい馬場で運動するとまとまることもあるから、あっちでやってみようか」ということで、わたしだけ小さい馬場へ移動。相方は大きい馬場に残って、N子先生の指導にスイッチします。
左手前の駈歩からチャレンジしますが、小さい馬場だと出そうで出ない。そこでO先生が、わたしの持っていた短鞭を長鞭と取り替えてくれました。すると、持っているだけなのにすいすい左駈歩が出る。でも馬場の砂が深いところにくるとやめたがるので、そこは適宜に脚を使いながら。
ですが、右手前にしてみるととたんに正手前が出せなくなりました。駈歩自体もうまく出せないうえ、出てもほとんどが反対駈歩。

せっかく右手前が出て、維持しようとしても、馬が真っ直ぐラチに突っ込んで行って曲がりきれずにピタッと止まる、ということの繰り返し。先生に「ちゃんとラインを決めてあげないと馬が曲がれないよ」と言われるのですが、わたしが決めるよりも馬の意思のほうが強い感じで、またラチに真っ直ぐ突っ込んで行ってはピタ止まり。
挙句に、そこで膠着して[左に行きたい]とごね始めました。左に行けなんて言ってないよ、と脚を強く使っても、[右はやだよう]と馬が言ってる。ここで馬のいう通りにしたらひとつもいいことはないので、気合いで右手前に戻しました。あとから考えると、鞭でも拍車でも、がっちり使って叱るべきだったな。
その直後に駈歩発進したとき、馬が軽く後ろ蹴りしてぴゃっと駈歩になりました。「拍車と鞭を同時に使っちゃかわいそうだ」とO先生に言われたので、そのつもりはなかったけど拳が揺れて長鞭が入ったらしい。結果的に叱ったことになったけど、これは駈歩発進としては正しくないし、拳が揺れるたびに鞭が入っていたらかわいそうなので鞭を捨てました。
なんとか、1歩でも右駈歩を出して終わりにしたかったけど、なんだか今イチな感じで終了してしまいました。

でも座れないなりにぴーちゃんの動きは楽しめたし、会員のNさんには「手が合っていそうに見えましたよ」と言ってもらえたので、ちょっと気を良くしたわたし。もうちょっと乗りこんだら、手の内に入るかな? 頑張ろっと。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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