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(2006.617. あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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梅雨のはずなのになぜか天気があがり、かなりむし暑い土曜日。今日も2鞍の予約を入れていますが、この暑さでホントに2鞍も乗れるのかしらん。
今日の1鞍目はアルフォンスに乗ることになっていますが、わたしの前の時間でビジターさんが60分乗っていたため(本来ビジターレッスンは30分ですが、倍額で60分にすることも可能。会員は50分レッスンで、正時ごとにレッスン開始です)、インターバルがありません。それでも自分の鞍で乗りたいので、先生に断ってレッスンに少し遅れて出ることにし、大急ぎで鞍を着けかえます。

5分くらい遅れて馬場に出ると、ちょうど隊列を組んで速歩を始めようかというところ。指導のN子先生に「一番後ろにつきます」と申告し、速歩を出して最後尾へ。
あれ、こいつにしてはけっこうさくさく走ってるんじゃないの? この時間は5頭もいて前がつまりがちなことにも助けられ、いつもみたいにひんぱんにショートカットしなくてすんでいます。たまに虫を追いたがるのでリズムが崩れるけど、それがなければけっこう一定のペースで動けているのでは。
アルフォンスが非常に止まりやすくなる巻き乗りも、どうにかこうにか止めずに回ることはできるのですが、せっかくのペースは落ちてしまうし、先生からは「大きすぎる」とキビシイお言葉。次に鞭を使いながら回らせたときには、「今のはいい。何も言わないときは8mだかんね」ということでした。

先頭から1頭ずつ駈歩。うわ、いきなり右手前からだし。前の馬が駈歩をしている間もずーっと脚を使いつづけ、たまには鞭を使って馬のやる気を保たせます。まったくアルぽんときたら、常歩にすると一瞬でテンション下がるんだから。
自分の順番がきて、半減却を使ってから大げさに外方を引き、駈歩発進してみたら出そうだったのですが、なんかだらだらと速歩になってしまいました。鞭か拍車を入れれば駈歩に移行できそうではあったのですが、N子先生はそういう発進の仕方を許してくれないので、いったん常歩に落とします(これは人にもよるのですが、わたしとかNさんとかは馬場志向だから特に許してもらえない)。
でももう一度やり直したら、一発で右手前が出ました。こんなに簡単に出たの初めてかも! そのまま「そこで巻き乗り!」「伸ばせ!」「隅角攻めろ!」と先生に言われながら駈歩。左手前は簡単に出るし、いやー今日のアルフォンスは、重いなりに調子いいかも。

速歩で鐙上げ、もも上げと鍛えられた(笑)あと、鐙上げのまま横木通過。前の馬が止まると、アルもあっさりやる気をなくして常歩に落ちてしまう。前の馬が常歩になったからって、乗り手としては自分の馬を付き合わせちゃいけないのですが、こいつの付き合いのよさには参っちゃう(笑)。常歩になってしまうと、[これムリだよ]という感じで横に避けて歩いてしまうし。
障碍が飛べるくせに、横木を見ると気持ちが萎える傾向のあるこいつには、横木に向かう手前でがっつり脚を使っていかないといけないことを忘れていました。
あえて前の馬から距離を置き、アルがついていかないようにしてから横木に向かい、脚を使いながら手綱を軽く許して横木に向かわせると、きれいなリズムでぽんぽんぽん、と引っかけもせずに通過してくれました。さすがアルぽん、障碍飛べるだけはある。

輪乗りでも1頭ずつ駈歩。左右ともわりといい発進をしたのですが、前の馬に追いつく数歩前で馬が自分から速歩に落ちてしまったりします。「馬がやめたからってやめちゃダメ。ちゃんと扶助を出してやめさせないと。だから単騎になると動かせなくなるんだよ」
速歩の輪乗りから、「できる人だけでいいから、腰を内へ」こういう指示の場合、N子先生はわたしを見逃してはくれません。速歩で外方のトモが上がるタイミングに合わせて、引いた外方脚を使っているつもりなのですが、「まぁ〜たKYOKOさんはやってない!」「やってるつもりなんだけど」「全然内方脚が足りてないよ!」といういつもの会話。
でも腰内らしきものをやったあとは、駈歩を出すのが確かに楽になりますね。

レッスン終了後、今日のN子先生のコメントは「出そうと思えば出るでしょ?」でした。やっぱり今日はわりと調子良かったんだな、アル。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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