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(2006.5.27 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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午前中に乗ったときもぱらぱら雨が降り続いていましたが、午後になって本降りになってきました。15時にも予約を入れているのですが、どうしようかなと思っているうちに小降りになってきたみたい。しかも、どんどんキャンセルが入り、15時のレッスンはわたし1人。マンツーマンなら乗らない手はないかも。配馬がアルフォンスだったので、ついN子先生に「シンプルチェンジの練習がしてみたい」と口走ってしまいました。以前ちょびっとだけアルでやらせてもらったことがあるからなんですが、自分の首を絞めてますねぇ(笑)。

14時のレッスンではほとんど上がりかけていた雨が、わたしが乗るころになるとまた降り始めました。ちょっとぉ、わたしそんなに悪いことしてませんけどぉ。
アルフォンスは直前のレッスンでも使っていたので、いったん馬繋場に上げてもらって鞍を取り替え、時間ぎりぎりまで待って馬場に出ます。Cちゃんに騎乗補助をしてもらってまたがり、手綱を伸ばしたまま常歩から開始。小雨も降っているし、先生には「気が向いたら出てきてください」と言ってあるので、適当に常歩したら速歩、駈歩とフラットワークをやっておこうかな。

と、常歩で1周もしないうちにN子先生が出てきて「シンプルチェンジの練習するんでしょ?」と言います。「できるかなぁ?」「できるよ。手綱伸ばしたままでいいからさ、駈歩して、伸ばしてから少しずつ手綱つめていきな」「え、いきなりっすか?」「いいからやる」まぁ、馬のほうは直前のレッスンにも出ていたわけだから別にいいか。
手綱を伸ばしたまま駈歩発進。アルフォンスの得意な左手前のせいか思ったより簡単に出たけど、なんか伸びが悪いなぁ。軽く鞭を入れると少し伸びてきたので(これでやっと普通の駈歩)、少しずつ手綱をつめながら走らせます。
「はいそこで半巻き。そのまま反対駈歩。…ダメじゃん!」半巻きから蹄跡に戻る地点で速歩に落とされてしまいました。
また駈歩発進して、半巻きから反対駈歩してみますが、やっぱり満足に続かない。また駈歩発進して、今度は2湾曲で反対駈歩、とやっていると、10分くらいで早くも息が上がってしまいました。「先生、もう死ぬ。休憩」「何言ってんの。さっさとやる」ぐえ〜。常歩で1周だけ時間をかせぎ、再び駈歩。


「じゃあそのまま2湾曲。入るとこで半減却使って、Xの手前で常歩。すぐ反対で発進。…おそ〜い!」2湾曲でのシンプルチェンジは、X点をまたぐ地点で3〜5歩の常歩を入れなければいけません。X点手前で常歩に落とす、そのまま3歩常歩してすぐ駈歩発進する、という一連の動作をするには、確かに最初の半減却が遅すぎました。これじゃ馬が準備できなくて当然だ。
次は半減却を早めに使うようにして、シンプルチェンジにチャレンジ。常歩に落とすほうは(馬の資質がばっちりなので)いいタイミングでしたが、手前を換えて発進するところで失敗。「だから座骨で出してないとダメって言ったろ?」座骨がきっちり使えてないと、馬がどっち出していいか分からなくて楽な方を出そうとするようです。
左手前で、「次は反対駈歩出してみな」げ。左手前の反対って、わざわざアルの苦手な右手前? 「できるって。ラチに頼るな。草原走ってると思えばいいの」草原ね。草原。そう思って、視線を遠くに置いたのが良かったのか、思ったより簡単に右手前が出ました。

「じゃあA点から入って、ちょっと経路回ってみな」「2課目でいいですか?」「いいよー」っていうか、まだ3課目覚えてないしね。
A点に入るまえに、いったん輪乗りで速歩をしてみて気がつきましたが、この30分間ほどず〜〜っと駈歩しっぱなしで、速歩するのはこれが初めてでした。すごいことになってるよ、今日のレッスン。
速歩でA点からX点まで直進し、停止。「停止は脚をすーっとつけたまま、後退しないように座骨で前に出しときながら、拳で前に壁を作る」停止も推進なのか。
それでいい停止ができたのはいいのですが、止めすぎて速歩発進ができず…。停止の間も推進が足りないと、こういうところに出ちゃうんですね。

速歩のパートは重いなりにきちんとこなしてくれたのですが、右手前駈歩で反対駈歩が出てしまいました。止めてやり直し、また反対が出たので止めてやり直し、正手前が出たのは輪乗りを開く寸前。出てしまいさえすれば、隅角はきちんと踏み込むし、長蹄跡は外方譲って内方を合わせていけば彼なりに伸びるし、なかなか悪くない。
左手前はアルが得意なので、さすがにきっちりC点発進に成功。輪乗りのラインも長蹄跡も、こっちの手前のほうがいい感じ。

「最後、半巻きから中央線に入ったら、G点で止まらなくていいから、蹄跡に出たところから右駈歩」の指示で、経路に続けて駈歩発進しようとしたらアルがぴたりと止まってしまいました。馬がいいかげん経路を覚えてしまっていることもありますが、推進が足りなかったわけだ。
蹄跡に出て右駈歩を発進しようとしますが、どうしても馬が左を出したがる。止めてやり直し、右を出されてやり直し。駈歩自体がどんどん出にくくなっていきます。鞭で出すと出るんだけど、そういうのは必ず反対手前。「座骨で出してないから、馬が楽なほうを出したがるんだよ」でもなんか、座骨、座骨と意識して発進しようとするうちに、却って分からなくなってきた。
この際、基本に戻って発進してみよう。馬の顔をわずかに右に向けて、右の脚で推しながら左の脚を引く。…って、これでも左が出るか。

馬のためにも、ちゃんと右手前を出せたところで、ちゃんとした停止をしてから終わったのですが、N子先生が「そんなに出しにくいの? ちょっと貸してみな」と乗り変わってくれました。乗って数歩で、ひらりと右手前で駈歩を出し、「出るじゃん!」と言いながら、あっさりとシンプルチェンジまでこなす先生。あんまり簡単にやってみせてくれたので、もう笑うしかないって感じでした。
馬はできるんだよね、馬は。要するに乗る人間の問題なので、シンプルチェンジ以前に座骨で駈歩発進、座骨で維持というのができるようにしないとダメかも。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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