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(2006.5.3 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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本日2鞍目は、試合を控えているため馬場レッスンです。ここ1〜2ヶ月ほど、アルフォンスの調子がえらく良かったので、予約を入れるときにO先生に「アルフォンスで踏んでみたいです」と希望しておきました。ところが予約を入れたあとから、アルがまたもとの重い馬に戻りやがった…。
みんなに「アルで馬場やんの? 大変だねぇ」と言われつつ、自業自得と観念してアルの馬房へ。

馬装を終え、馬場整備が終わったようなのでアルと一緒に馬場へ出ます。わたしが無理に引っ張らないようにしているせいもあるのですが、まあアルが馬場へ出る歩みののろいこと。スタッフNくんに「ずいぶんやる気のありそうな歩様ですねぇ」とからかわれ、「でしょ? うちのドレッサージュ馬だからねっ」と負け惜しみを言いながら騎乗。
常歩で歩き出してみて、かなり重いと思いつつ速歩に移行してみたら、もんのすごく重かった。おまえ、こんな速歩じゃジュンヨーの常歩の方が速いぞ。ここのところ鞭は持つだけで使っていなかったのですが、久しぶりに歩毎に鞭を入れましたよ、まったく。

この重さでハミ受けなんか狙っても余計重くなるだけだし、とりあえず駈歩して前進気勢をつけてからにするか。
ところがまた、駈歩発進がとってもニブく、出ても少ししか続かない。軽くムカついたので、片手手綱で片手鞭をばんばんくれて、ようやく駈歩が続くようになってきました。
そこらへんで、N子先生から「誰から行く〜?」と声がかかり、3人馬のうちわたしがトップをきることになりました。「先生、鞭の使用は許可してくれますか」「しょうがねーな。点数減を覚悟してちゃんと出せよ」(以前の馬場規定では鞭の使用は不可でしたが、最近の規定変更で、鞭は可だが使用した場合点数減となったそうです)。

そんなわけで1回目の経路へ。入場門までは軽速歩で行き、入場寸前に速歩に落として中央線へ。停止・敬礼から発進しようとしたら常歩が出てしまったので、慌てて鞭を使って速歩に移行。あー、鞭持ってて良かった。
斜めに手前を換え、3湾曲の1湾曲目。「蹄跡に着くのが早すぎる、そこじゃF点でしょ! だから次E点が踏めないんだよ!」あ、なるほど。
駈歩発進は、ちょっと速歩が入ってしまいました。アルの発進はじっと待っててあげないといけないし、アルの苦手な右手前からなんだから、もう少し前のポイントから発進すべきなんだな。
輪乗りから長蹄跡へ、「そいつはもっと隅角踏めるよ! はい、そこで鞭!」と怒鳴られつつM点あたりで鞭をくれると、アルが軽く後肢を蹴り上げました。うるさい、蹴ってるヒマがあるならさっさと走れ。
左手前の発進は少しマシで、長蹄跡も少し伸びたかな。最後の半輪乗りからX〜G点を直進し、G点で停止、敬礼したあと、N子先生が馬場に入ってきました。「そこの半輪乗りのライン、もっと深く回って来ないから中央線に乗れないんだよ。ここは半輪乗りなんだから、X点に乗ることばっか考えてないで、10mの巻き乗りをするつもりで入ってこないと」あ、そっか。確かにわたし、X点ばっかり見ていて、ここのライン浅かったかも。

待機馬場に出て、次に順番が回ってくるまでに2人が踏むので、1人目の間はまるまる常歩。2人目(すなわち直前の人)が踏み始めたところで速歩に移行したのですが、アルが他馬の後ろにつきたい気まんまん。相手が蹄跡を使っていて、わたしは中央で輪乗りをしているのに、気を抜くと蹄跡に出る気配を見せます。「誰がくっついていいって言ったのっ!?」と、バキッと鞭をくれると、不満げながらもやめるところが、まぁかわいいところですが(これがJRなら、ますます反抗する)。
順番がひとめぐりし、2度目の経路へ。今度はアルフォンスが少し覚えたらしく、斜め手前変換や長蹄跡での中間速歩が少し伸びるようになりました。
覚えたのはいいんだけど、そうすると隅角をショートカットしようとする。「隅角!」と怒鳴られるまでもなく、自分でも脚も座骨も腹筋も使えるものは全部使って隅角に突っ込ませる努力はしているつもり。それでも、どうしても斜め手前変換の直前の隅角は甘くなってしまいました。「基本的にF点が甘いよ!」

必死で踏み終わって敬礼したとたん、息が完全に上がってしまいました。踏んでいる最中は馬の呼吸に合わせているから自分でも気付かなかったけど、こんなに体力使ってたのか。
待機馬場に出てもなかなか息が戻らず、喉が乾いて張り付く。どうしよ、今日は2回で勘弁してもらおうかなぁ。
とか言いながら、順番が回って来るまで常歩していると何とか調子が戻ってきたので、直前で軽速歩に移行。
前の人馬が本馬場から出てきて、N子先生に「次どうぞー」と言われて、入場門に向かうまでの道のりが長いこと長いこと。先生が「それでホントに45秒以内に入場できんの?」と言うので「無理かも(笑)」と返しつつ、速歩にして入場。中央線に乗せる瞬間に脚を使うと、馬も少しは[やらなきゃダメかな?]という気持ちになってくれるようです。

最後なので、さっき言われたところを極力直して行こう。3湾曲の各頂点、内方姿勢。手綱を伸ばした常歩はリズムを持って。
右手前の駈歩発進、よしジャストC点! 輪乗りが小さくならないように、外め外めを狙って。蹄跡に入り、隅角を攻めて長蹄跡。N子先生から「鞭持ってるんだから使え!」と声が飛んできます。M点で鞭を使うと、またアルが蹴り上げたので「うるさい! いいから走れっ」と怒鳴りつけながら隅角、短蹄跡、また次の隅角。バカ、ショートカットしようとすんなよ。
斜めに手前を換え、X点で速歩を落としてM点まで速歩を続けるのが、この馬の場合は意外と難関。隙あらばサボりたい馬なので、もう経路を覚えた今となっては必死で推していないと常歩に落ちようとします。

左手前の駈歩発進もスムーズで、輪乗りの大きさもOK。蹄跡に入り、長蹄跡もこいつにしては頑張ってくれて、あとは隅角。さぁ、もうちょっとだからがんばるよ、アルぽん。甘いと言われたF点と、その手前の隅角に踏み込ませるために必死で腹筋を使うと、「よし!」と先生の声。偉いぞアル。
と、斜めに手前を換えた線上で、X点より早く速歩に落ちてしまいました。「うあ〜〜!! せっかくうまくいってたのに!!」「今、気抜いたでしょ! そんなのすぐ出ちゃうぞ。こんな短い経路で気ぃ抜くなよ〜」うぅ〜。隅角がうまくいったのでホッとしちゃったのは確か。わたしが悪いんだけど、ここまでうまくいっていただけに残念。

踏み終わって、「まったく、あれさえなければ良かったのに。最後まで気ぃ抜かずにちゃんと回ってこいよ。鞭持ってるんだから、ちゃんと使えよ。そいつの場合、逆ムチにしてもいいから。おまけにそんな丸拍だし」そうだった。ここしばらくアルぽんの調子が良かったので忘れていたけど、こんなに重かったら棒拍車とか逆ムチ使えばよかったんじゃんね(笑)。
うちの相方がアルフォンスで障碍を跳ぶときには、周りから「リアルスポーツ」だの「格闘技」だの言われてるんですが、わたしもあんまり人のことは言えないかも。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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