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(2006.3.21 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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祝日の今日も、いつものように日の出へ。11時からの予約で、配馬はアルフォンス。アルは今日はまだ動いていないようだし、つい3日前に乗ったときはさくさく動いてくれたから、今日も期待できるかも。
11時に出られるように準備をして、馬場へ。騎乗して、手綱を伸ばしたまま常歩させていると、O先生が「そこの初心者の人、その馬勝手に動くから気をつけてね。拍車刺さないように」と冗談を言います。「分かりました、こうですねっ」と、わざとつま先を外に向けて拍車が当たるようにしてみせたら、O先生もN子先生も大笑い。何しろアルは、拍車に反応しない重〜い馬なんですから。

N子先生の号令で、後ろから2番目、ダンスの前へ。ダンスは前にふたをされるとムカついてしまうときがあるので、あんまり邪魔にならないようにちゃんと前に出さないとな。前回乗ったときよりほどさくさく動く感じではありませんが、でもアルフォンスにしてはよく動いてくれます。
輪乗りから、「外方の側対扶助を使って輪乗りをつめ」「内方の側対扶助を使って輪乗りを元へ」の号令も、まぁそれなりについてきてくれる。扶助としては斜め横足と同じだから、それなりに前に出ていないと手綱を使いすぎて失敗してしまうのですが、今日は大丈夫そう。

前回乗ったとき、駈歩発進を座骨だけで出せるように言われたので、引き続き座骨だけで出せるように努力します。最初はやっぱりニブくて、鞭や拍車を使わないと出ない感じ。思わず逆ムチにしたい気持ちをぐっとこらえて、半減却のあと内方座骨を押し込んでじーっと待っていてあげると、だんだん出やすくなってきました。
逃げられがちな駈歩でも巻き乗りも、座骨から入るようにしたら案外簡単に回れました。が、「今さら開き手綱なんか使うなよ」とN子先生に笑われてしまいました。
「駈歩のまま、半巻き」うわ、反対駈歩ですか。「そのまま持ちこたえて、蹄跡の手前で常歩。…ダメじゃん」半巻きから蹄跡に入る前に、馬が速歩に落ちるのを止めることができませんでした。ん、蹄跡の手前で「常歩」? ひえぇ、先生ってばシンプルチェンジの練習させるつもりだったのか。
それ以外にも、先日発表になったばかりの3課目(2006B)のエレメントらしきものが入ってきていたりして。

レッスン後、クラブハウスで雑談しているときにO先生が「そうだ、KYOKOさんの乗りを外から見ていて、気が付いたことがあるんだけど」「な、なんですか?」「右の座骨に乗ってるよね。ずっと見てたわけじゃないからそのときだけだったかもしれないけど、巻き乗りとかじゃないときも何となく右の座骨で乗ってるの。そのときだけだったらいいんだけど、あれでフラットな感覚を持ってるとまずいよ」「うわ〜〜…そうですか」「するとどうなるか分かる?」と、やっぱり考えさせる指導のO先生。そう言われて、さっきの騎乗を思い返してみます。「そっか、だから右にヨレるんだ」「そう、外方が甘いと余計そうなるよね。次に乗るときに、気をつけてみて」うーん、それはショックだ。ちょっと気をつけてみなくては。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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