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(2005.12.23 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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明日は八王子乗馬倶楽部で2課目に出場するので、今日は馬場経路の前日練習。
倶楽部に到着して配馬を見ると、ハイセイコーJR.です。ま、昨年の運動会では青リボンを取ったコンビであるわけだしね。前日だから、自信つけさせてもらいましょう。

JRは初心者さんやビジターさんのお相手で大忙しでしたが、本馬は至ってマイペース。わたしのレッスンが始まる30分前にビジターさんのレッスンが終わったようなので、先生からJRを引き取って馬繋場に連れていき、鞍を着け換えます。
馬の準備ができたところで前のレッスンが終わったので、とりあえずJRをほっぽらかして馬場の設営へ。大体で切り上げて馬繋場に戻り、JRに頭絡をかけて馬場に出ます。一緒にレッスンを受ける他の2頭はもう待機馬場で騎乗しているところ。出遅れて悔しいから、本馬場で騎乗してやるもんねだ(意味不明)。
常歩でちょっとだけ歩かせてから、軽速歩でフラットワーク開始。なんだかもっさりした速歩をしているので、とにかく軽速歩でリズムを作っていくことにします。
JRはハミを固めるとすぐ怒る馬なのですが、かと言って手綱を緩めてしまっては伸ばすところで伸ばせないから、きちんと持ってあげた上で指を柔らかくしておかないとな。

で、交代で3回経路を踏みました。
1回目は、3湾曲でかなり気をつけたつもりだったのですがちょっといびつ。そしてC点からの右手前駈歩発進で、またも速歩が出てしまい、速歩からの駈歩も出せずに「すいません、C点からやり直します」「ほんとは不実施だぞ」。前回の練習でも、ここで同じ失敗をやらかしているんだよなぁ。
2回目、C点での駈歩発進は、2歩ほど速歩が入ってからようやく駈歩になりました。「速歩入れちゃった」「その通りだ。でもさっきよりマシだからいい。次隅角! そこで伸ばせ!」半減却を使って外方の拳をゆずると、ふっと前に出るJR。駈歩を伸ばしやすいのだけがこいつのいいところだ。左手前での中間駈歩はもっと伸びがよくて、「よし、その駈歩いい」と珍しく誉めてもらえました。

3回目に入る前、待機馬場で速歩していると、Sくんに「馬とリズムが合いすぎてんだよねぇ…」と言われました。「うあー、つまり馬より先にリズム作っていけてないってことじゃん」「そーゆーこと」この前N子先生にも、そんな意味のことを言われたっけ。その時はグレイトだったけど、JRだと自分でもそう思う。JRのゆったり(もしくはもっさり)したリズムって、落ち着きすぎちゃって外せないようなところがある。

さて3回目、これで最後だから頼むよJR。「よれるな〜っ!」と先生に怒鳴られつつ中央線へ入り、停止、敬礼。いつも言われているように、右肩から速歩発進し、C点に突っ込むつもりで蹄跡へ。斜め手前変換の線上は中間速歩、まぁ伸びた。3湾曲はさっきよりもマシな図形。隅角で半減却、そのまま次のH点でもう一度脚。ほんと、伸ばすのだけはやりやすい馬だね、お前は。
常歩に落として、F点から手綱を伸ばして斜め手前変換。うわわ、なんでそんなに右によれるのよ(考えてみたら、前の2回もそうだったから、あらかじめ左よりのラインを狙えば良かったんだ。アホやな、わたし)。H点より右に入りすぎたために、次の隅角を激しくショートカットするハメに陥り、「隅角がないぞ!」と怒られるし。

C点からの右手前の駈歩発進はこの回が一番よく、輪乗りの図形もまぁまぁ。そのまま隅角を拾い、長蹄跡で脚を使いながら外方の拳を譲って駈歩を伸ばします。気持よく伸びた、と思ったとたんに、E点付近でふっと蹄跡を外し、内によれました。ここはちょうど砂が減って下が硬いから、走りたくないのは分かるけど、「そりゃねーよジェイ!」と内方脚で蹄跡に押し込み、次の隅角へ。短蹄跡の次は斜め手前変換なのが分かっているJR、またショートカットしようとするし。
次のX点での下方移行だけは「さすがに場数踏んでるだけあって、ポイント拾うのは割とうまいな」と言ってもらえましたが、左手前でも斜め手前変換の前の隅角はひどかった。
しかも最後のX〜G点の直線もよれまくり。「なんでよれるかなぁ、もう!」と大笑いする先生、まぁ笑われているくらいならそこまで悪くはなかったんだろう。

もしかして、今練習馬の中で一番手が合う馬って、JRなのかも…。軽く不本意だわ。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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