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(2005.11.26 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日もいつもどおり、10時過ぎに日の出へ。配馬は今日もグレイトでしたが、馬場を見るとあーちゃんがグレイトに乗っています。うわぁ、助かった。自分より乗れる人がほぐしてくれると、グーちゃんは格段に乗りやすくなるもんね。
あーちゃんがあらかじめ私の鞍で馬装してくれているので、馬装し直す必要もないので見学しつつ待機。駈歩の最初はちょっと跳ねたり、全然前に出ない駈歩だったようですが、さすがあーちゃん。だんだん、まともな駈歩になってきました。ここのところ、わたしが駈歩を出すとピルーエットかロデオのどっちかだったので、あんな駈歩されちゃあ言い訳が利かなくなっちゃうじゃないの(笑)。

前のレッスンが終了し、あーちゃんが下馬。次のレッスン開始まであーちゃんが乗ってるかなと思ったけど、あーちゃんがわたしを呼ぶので馬場の中へ入り、騎乗。レッスン開始まで常歩で歩かせます。歩くことは歩くのですが、やっぱりさっきあーちゃんが乗ってたときほどはちゃんと歩かせられません。
左手前だと、どうしても内側に切れ込む感じ。N子先生が、「そいつ左手前だと内に入ってくるけど、無視して右の手綱を首にくっつけてな。ずっと休養させてたから、そうやってわがまましようとするけど気にしなくていい」と言うし、こういうとき手綱で何やったってハミから逃げちゃうだけなので、ひたすら内方脚で蹄跡に向かって押し出します。

部班の人馬が揃ったので、隊列の最後尾にくっついてレッスン開始。速歩が出にくかったので、跳ねるの覚悟で鞭を使ってみました。でもなんか跳ねたそうに浮いてはきたものの座骨で抑えられる程度で、跳ねたうちにも入らない。これは下乗りの効果だな。
わたしの弱い推しだとどうしても前の馬に遅れていくので、蹄跡を無視して輪乗りで前についていきます。常歩のときと同じで、速歩でも左手前は内側に入ってこようとする。こういうときに持ちこたられないのが、わたしの脚が弱いってことなんだよなぁ。
巻き乗りや隅角で跳ねたがるのもだんだんおさまり、ほとんど跳ねなくなりました。あとであーちゃんに聞いたところによると、下乗りの最初の段階で、やはり跳ねたがったので拍車を思いっきり入れ、ワガママしそうなときには鞭を思いっきり入れたんだとか。わたしに足りない部分はこれだ…。

先頭から1頭ずつ駈歩。最近は「駈歩でも速歩でもできるほうでいい」と言われることが多かったのですが、今日は下乗りでちゃんと駈歩させてあるのでそうはいかない。
とにかく駈歩発進してみましたが、扶助が弱かったのか速歩が出てしまいました。いったん常歩に落として、再度駈歩発進。発進の最初でぱっかーんと跳ねられ、お尻を跳ね上げられたので、またサドルホルダーに頼ってしまいましたが、駈歩はちゃんと続いている。どうしても上に浮き上がってくる駈歩を、「座骨で推せ、推せ、推せ!」と先生に言われながら前に出します。
浮き上がってはくるものの、跳ねるという感じではなくなったので、これだったらもうサドルホルダー離してもいいや。長蹄跡でサドルホルダーを離してみると、けっこうちゃんと走れました。グーちゃん乗ってて、ロデオにならずにサドルホルダーなしで駈歩できたの、久しぶりかもしれない。

全頭一斉に駈歩をしますが、他の馬の駈歩についていくのはさすがにきつかったので、ほとんど速歩のまま、他の馬よりもラインを小さくとってついていきます。
でもそのあと速歩に落とすと、けっこうまともに動いているような。ここ1〜2ヶ月で一番よく前に出ている速歩なんじゃないか、これ。馬が前に出てくれるので、いつもより簡単に(もちろん下乗りの効果もあって)簡単にハミを受けてくれるのですが、すぐに頭を上下に振られてしまいます。ってことは、わたしの拳がやっぱり安定してないってことなんだけど。
これを指の中で吸収してしまわないといけないらしいんだけど、わたしにはまだその感覚がつかめない。あとであーちゃんには、「薬指で手綱を意識していったらいいんだよ。そしたら分かるから」と言われました。そうか、鐙を踏むのも薬指だけど、手綱も薬指なのねぇ。

そんな感じでレッスン終了。やっぱり下乗りの効果は絶大だったのですが、自分でそこまでできるようにならないとねぇ。ほんとは。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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