←290鞍目 | 291鞍目・ほぐしてもらう (2005.11.12 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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今週末は日の出乗馬倶楽部主催の外乗会の予定でしたが、人数が集まらなかったとのことで中止になってしまいました。でも行き先だったフリースペースにも失礼だし、どうしても行きたかった人もいるので、フリースペースと個人的に懇意にしているわたしたち夫婦が、当初予定していた数人を連れて行くことに。でも日の出でも乗りたいので、11時に1鞍乗ってから出かけることにしました。 で、前日の金曜から相方の実家に車を借りに行き、そのまま泊まって土曜の朝に相方の実家を出発。その時間には雨が降っていたのですが、天気予報では昼には上がると言っていたし、まぁどうにかなるだろうと実家を出発。車の混み具合を考えてかなり早くに出発したのですが、思ったより空いていて、11時からの予約なのに9時前に着いてしまいました。 今日の配馬もグレイトで、昨日装蹄してるはずなのでだいぶツメの調子もよくなっていると期待したいところなんだけど、厩務員のおじちゃんが歩かせているところをちらっとみたら、すごく硬そうな歩き方をしています。うーん、わたしの未熟な技術で、あれがちゃんと動かせるだろうか。 あらかじめN子先生に、前のレッスンが終わった10時50分きっかりに馬を出して、10分間でも常歩でほぐしておく許可を受けているのですが、「それか、Cちゃんに下乗りさせてもいいよ」ということになったので、Cちゃんに下乗りを頼むことにしました。 で、10時半には馬場に出られるようにグーちゃんの準備をし、Cちゃんに乗ってもらいました。さすがにわたしがいきなり乗るよりは、ちゃんと速歩も駈歩もできている。でも、やっぱり硬そうだし重そうだなぁ。駈歩なんて、上に小さくジャンプするような駈歩で、ぜんぜん前に出て行かないし。 時間ぎりぎりまで乗ってもらって、11時になったので馬場に出て乗り変わります。常歩で歩かせる最初の1歩から、ハミ受けを狙って手綱を持ち直すと、簡単に顎を譲ってきました。まだ完全に屈撓している形ではないけど、いきなりこれくらい受けたら上等。さすがに下乗りしてもらっただけはある。 部班の最後尾について、レッスン開始。でも速歩が出せない。以前にもそんなことがあって、速歩がまったく出せなかったんだけど、あのときほどどうにもならない感じではない。ハミも受けてるし、もうちょっとでどうにかなりそうなんだけど。 N子先生から「出るはずだよ。出せっ」と叱咤され、馬場の外からはCちゃんが心配して「跳ねたってたいしたことないんだから、鞭でも何でも前に出して」と、少し追ってくれたりしますが、出そうで出ない。ついに先生が「長めの鞭持ってきて〜」と誰かに頼み、それを持って近づいてきたとたんに速歩になりました。そんなことでいいのか…。 速歩でも跛行がひどくて、軽速歩の指示が出てはいるものの、乗りにくいので速歩。「軽速歩って言ってるじゃん」と先生に言われ、軽速歩にはするものの、うまくリズムを作っていけません。でも軽速歩だと拳が動きにくいという利点はあって、そのせいでハミが維持しやすい。 前に追いつけないので、蹄跡をショートカットして前に追いつこうとすると、方向転換のときに駈歩になってしまいます。巻き乗りでも、常歩に落ちないようにすると駈歩でピルーエットみたいな動きになっちゃったり。まぁ馬を焦らせない程度に、とにかく動けばそれでいいや。 先頭から1頭ずつ駈歩。わたしには「グーちゃんは速歩でも駈歩でもいいから、とにかく1周」というお達し。そう言われてしまうと、とりあえず駈歩でいってみなければ。半減却を使って駈歩発進すると、ちょっと上に跳ねるようにしてから駈歩が出ました。ほっとしたのもつかの間、ぜんぜん前に進まない駈歩。もしかしてこれ、後肢だけ速歩になってたりするんじゃないか。 しかも左手前で出したのに、数歩も走らないうちに踏歩転換しちゃうし。「手前なんてどっちでもいいから、馬の走りやすいように走っちゃいな!」と言われ、そのまま駈歩。続いて右手前でもやりましたが、これがまた駈歩なんだか速歩なんだか分からないような駈歩。右手前のほうが出しやすいはずなんだけど。 輪乗りから順次駈歩の号令。他の馬についていけるかどうか不安だったけど、ちょっと小さめに輪乗りすれば大丈夫か。だんだんグレイトのほうも調子が出てきたみたいで、前の馬についていけるようになってきたのですが、まだ歩度が足りないなぁ。 追いムチを背中に持って、輪乗りの中央に立っているN子先生に近づくと、ちょっと駈歩が伸びるみたい。試しに故意に先生に近づいてみると、ぴゃっと駈歩の歩度が伸びました。なんだ、走れるんじゃん。 途中で駈歩の出にくい馬と順番が変わってしまって最後尾ではなくなったのですが、隊列の途中に入ってもどうにかなるようになりました。よだれをよく出して運動していたのは、ハミを受け入れて動いていた証拠だからいいんですが、駈歩の1歩目で軽く跳ねたときによだれが上に飛んできて、わたしの顔にかかるのはどうにかならんか…。 とりあえずは1鞍のあいだずっと顎を譲っていたし、ときどきは巻き込むくらいに受けていたので、最近の中では割といい感触。でも、もう少し前に出せれば良かったんだけど。少なくとも、先生に近づいたりするとまともに走ったりはするわけだから、走れないわけではないはずなんだ。 終わって下馬しようとすると、Cちゃんがもう1度ちょっとだけ乗ってみたいということだったので、10分ほど乗り代わり。さすがにわたしが乗ったときよりもさくさく動かしていましたが、乗り終わってから言うには「下乗りのときよりも全然ほぐれてる、今乗ったらきっといいよ」ということ。今日はちゃんとハミを受けて運動させられたから、わたしの乗りでもけっこうほぐれたのかもな。ちゃんと汗もかいていたし。 Cちゃんと一緒にグレイトの手入れをして、午後から山梨へ出発しました。夕方にフリースペースに到着、バーベキューの夕食のあとはみんなで馬談義をして過ごしました。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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