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(2005.10.22 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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さて、今日も今日とて日の出へ。電車の乗り継ぎの都合上、日の出に10時過ぎに着く電車が一番楽という理由で11時からのレッスンを予約することがほとんどなのですが、今日は11時のレッスンの予約数が多かったため、14時からのレッスンを予約しています。それでもやっぱり10時過ぎには倶楽部に着いてるんですけど。
今日も騎乗馬はグレイト。先週の運動会では全然動かせませんでしたが、先生に聞くと馬主のお医者様T先生が木曜日に乗っていて、けっこう調子良さそうだったということ。お昼前に馬房を見に行ったら軽く耳を伏せていて、ちょっと機嫌悪そうな感じがしましたが。

N子先生が、時間があれば軽く下乗りしてくれるということだったので、前のレッスンが終わったらすぐ出せるように早めに馬装。14時からのレッスンなので、13時50分には馬場に出られるように準備しておいたのですが、N子先生が忙しそうだったので、自分で早めに馬場に出て常歩していることにしました(馬のリハビリのため、先生たちにレッスン前に常歩でほぐしておいたほうがいいと言われているし)。
お、けっこうちゃんと歩くかも? 前回運動会のときにはまったく動かせませんでしたが、これだったら自分で速歩・駈歩までどうにかできるんじゃないかな。

レッスン開始、N子先生の号令で速歩から軽速歩。前の馬にくっついてではあるけど、けっこうちゃんと速歩するし、跛行もそんなに気になりません。こりゃけっこう調子いいんじゃないの。
前の馬についていくのはちょっと辛いので、最後尾でちょこちょこショートカットしながらついていくことになりますが、でもここ数回のうちではあんまり苦労していないほうかも。巻き乗りや輪乗りが正確にできるのは、さすがグーちゃん。ああ、この調子のよさが先週の運動会で戻ってきてくれていたら、もっとかっこよかったのになぁ。

ただ、この部班で先頭に立っているダンスのことが怖くてしょうがないグーちゃん。巻き乗りや半巻きで顔をあわせると、ダンスが耳を伏せて歯をむいてグーちゃんを威嚇してくるのです(ダンスまだ7歳のクセに、10歳も年上のグーちゃんが小さくて気が弱いことを知っていて、完全に馬鹿にしています。かわいそう)。
かと思えば、先頭のダンスと3番目のグーちゃんの間でクッション役をつとめてくれるはずのアルフォンスが突然止まったりする。目の前で鞭を使われると、アルフォンスはそしらぬ顔なのにグーちゃんが代わりにびっくりしたりして、もうこの気の小ささときたら、わたしにソックリだよ。

1頭ずつ、1周だけ駈歩をする号令で、わたしの番が来たので駈歩発進。ちょっと失敗して速歩が入ってしまい、いったん常歩に落としてから再度発進。発進ができると乗りやすい駈歩で、さすがだなぁなんて思った瞬間に、首をもぐらせてぱこんと跳ねました。あーあ、ちょっと元気になるとこれかい。
とっさに腰を張ってサドルホルダーを握り、跳ね上げられたお尻を急いで鞍に戻します。グーちゃんが跳ねるといっても、真上にしか跳ねないので対処のしようはある。「あ、拍車」「そうだよ。どうせ跳ねてもそのくらいだよ。どんどん前に出しな」「はい」
とはいうものの、駈歩をしているとやっぱり数歩ごとに跳ねてしまう。しかも最初は「ぽん」くらいの遠慮がちな跳ねだったのが、どんどん遠慮がなくなってきて「ばっかーん」という跳ねになってきた。この子に乗り始めてそろそろ1年ちかくなるけど、今までで一番強烈な跳ねっぷりかも。こりゃー今日こそ落馬かな(と、ギャラリーも言っていたらしい)。

こいつは拍車が当たると跳ねることはよーく分かっているのですが、それにしても今日のはずいぶんシビアじゃないか。駈歩だけは今までも跳ねられていたけど、ついに速歩ですら跳ねはじめました。久しぶりに1.5センチ丸拍車をやめて2センチの棒拍(でもちょっと丸め)にしたってことも関係してるのかなー。
「先生、拍車外してもいいですか」「いいよ。馬場の中に入って外しな。ひとりでできるよね」ということで、馬場中央でいったん馬を止めて拍車を外し、手伝いに出てきてくれたCちゃんに拍車を預かってもらいました。
でも外したら外したで今度は前に出せないんだろうなー、と思いつつ、再度部班の最後尾へ。すぐに駈歩発進をしたとたん、ばっかーんと跳ねられてしまいました。「関係ないのか」とつぶやくと、「そうだよ。だから外してもいいって言ったの。もっと鞍の前に座らないと、いつまでも跳ねられるよ」とN子先生。

わたしがあまりにも撥ねられっぱなしでロデオのようになっているので、先生が「しょうがねぇなぁ、貸してみな」と乗り代わってくれました。グレイトに乗りながら号令をかけ、指導する先生。馬場の外から見ていると、わたしより体重軽いのに跳ねられないんだよなぁ。やっぱり騎座のはまりとか、座骨の使い方の問題みたい。
先生が巻き乗りして、ダンスの近くを通ると、やっぱり威嚇しようとするダンス。「襲うんじゃないっ」とN子先生に怒られていて、ギャラリーが大笑いしてました。
先生にしばらく乗ってもらって乗り代わると、さっきよりかなり乗りやすい。跳ねないわけではないけど、少しはスムーズに駈歩ができます。でもやっぱり先生に乗ってもらわないとこの馬に乗れないわたし、情けないったらありゃしない。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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