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(2005.6.25 山梨・ララミー牧場)
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セトさん
結局顎はゆずっていません…。
明日はいよいよ、全乗振検定。私は馬場限定の2級を受けることにしています。検定はホームの日の出ではなく、山梨のララミー牧場にお願いして実施してもらうことになっています。検定を受けるのは20名ほどですが、そのうち都合のつく10数名が前日からララミー入りして、直前練習をさせてもらうことにしました。
(余談:うちの相方は障害2級を受ける予定で、個人的にララミーで練習させてもらっていたのですが、今回は技術的に間に合わないということで7月に先送りになりました。そんなわけで今週は彼は検定でもなんでもないのですが、ララミーのH先生にすっかり面が割れているため、世話役を買って出てくれました。お疲れさまでした。)

相方の実家から車を借り、日の出の仲間と待ち合わせてララミーへ。9時過ぎに到着して(はえーな)、H先生と事前に打ち合わせをしたとおり、4班に分けてレッスンしてもらいます。私は2班目、13時半からの騎乗。
今日はビジターなので馬装はなし。時間が来て「乗る人は馬繋場に集まって」と言われて馬繋場へ行くと、W先生が「KYOKOさんだよね、2課目だっけ?」「はい」「じゃあこれ、セトホウザンで」あら。この間、外乗に一緒に行ったばかりのセトさん、君とはけっこう縁があるねぇ。
セトさんに頭絡をつけ、引き馬で上の覆い馬場へ。かなり暑いなか、覆い馬場は涼しくて助かります。日の出の会員同士で騎乗補助をしてもらい、常歩で蹄跡へ。

手綱を伸ばしたまましばらく常歩をしていなさいという指示で、手綱は全部伸ばしたまま歩かせます。この間に膝を曲げて足首を持ち、脚のストレッチ。だいぶ長いこと、手綱が長いまま常歩をしていましたが、W先生の「気をつけ」という号令で手綱をきちんと持ち直します。
なんとなく私が先頭に立っていたのですが、そのまま私が先頭でいくみたい。「KYOKOさん、もう少し馬の頭下げさせられる?」とW先生、「はい、たぶん」というか、2課目踏むくらいならできなきゃね、と言われたんだと思うんですが、これがなかなか下がってこないんだ。
もしかしてハミを左右に抜き差ししたら簡単に顎を譲ってくるのかもしれないんだけど、私はどうもそのやり方が好みではない。外方のハミをきちんと支持して、内方の座骨と脚で、と頭では思うのですが。

ここで指導がH先生に交代。速歩からすぐに軽速歩に移行、前に出していきます。最初は少し重めかなと思いましたが、隅角ごとに鞭を使っているうちにセトさんも調子が出てきたのか、後ろが追いついてこなくなりました。やばやば、先頭を切っているからにはある程度ペースメーカーにならないと。隅角をかなり深く踏み込ませたり、長蹄跡は伸ばすけど、短蹄跡だけ詰めるようにして、後ろを引き離しすぎないように調節します。
隅角も最初は踏ませにくかったのですが、しつこく半減却を使っているうちに分かってくれたらしく、どんどん踏み込むようになっていき、ときどき踏み込みすぎて外方のトモ足を壁にぶつけてしまったりしました。

軽速歩で輪乗り。ここのレッスンでは輪乗りから駈歩に移行することがほとんどなので、次は駈歩だろうと思って心の準備をしていましたが、意外にも駈歩に移行せず、そのまま輪乗りを開きます。
蹄跡に出てから、速歩から駈歩に移行。前回乗ったときは、ちょっと駈歩がかたんかたんしているというイメージがあったのですが、今日はほとんど感じない。やっぱり前に出してさえいれば感じない程度のものだったのかな。
前に乗ったときには確か、輪乗りに持っていくときに曲がりにくく、ちょっとだけ苦労したような気がするけど、今回はそれもなく、輪乗りのポイント(隅角に触れる3点とX点)を意識してラインを押さえられます。

つづいて右手前でも駈歩。ありゃ、ちと座りにくいか。左手前に比べてお尻が鞍の上ですべるような感じがあって、ちょっと座骨が安定しにくい。
あとで相方から、えらく内方脚がスイングしていたと言われました。ビデオで確認してみると、確かに左手前のときに比べて内方脚が動いてしまっていて、これでよく駈歩続くなぁと感心してしまうほど(いや、感心なんかしてる場合じゃないって)。
輪乗りを開いて長蹄跡での駈歩では、隅角をきちんと踏ませることができるので、これは馬場経路でもけっこう乗りやすいのかも。明日はこの馬に当たってもいいかもなぁ。

そんな感じで、前日練習は終了。今日はララミーの合宿用宿舎に泊まるので、近くのスパティオ小淵沢という温泉でお風呂に入るときに、日の出での仕事を終えてから車を飛ばしてきたI野先生と合流。これまた近くのお蕎麦屋さんで夕食を食べたあと、コンビニで缶ビールやおつまみを買い込んで、宿舎でちょっとだけ酒盛りをして寝ました。

セトさん


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