| ←505鞍目 | 506鞍目・給スイ・カ (2008.7.12 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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梅雨が明けそうで明けない土曜日、いつものように日の出乗馬倶楽部へ。今のところ雨は降りそうにありませんが、かわりに日差しが暑い。でも湿度が高かった先週よりはマシかな。 日の出に到着して聞いてみると、半自馬グレイトには昨日Nくん先生が乗っているとのこと。じゃあ今日は調馬索をかける必要がないから、昼休みに軽く乗って、夕方涼しくなってからもう1回乗るか。 いつもは、グレイトにに昼休みに乗るために10時45分くらいに早めの昼飼いをつけるのですが、今日は馬場で手伝いをしたりおしゃべりしたりしていたら、いつの間にか10時50分。やばいやばい、と馬房に向かって歩き出したとたん、「ぶふふふふ〜!」とぐーちゃんがでっかい声で鳴きました。わたしがいると昼飼いを早めにもらえるとわかっていて催促しているのでしょうが、アンタ時計が読めるのかい…。 この暑さでは1時間も乗っている気力はないので、ゆっくり仕度して30分だけ乗ることに決めました。夕方涼しくなってからもう一度乗るつもりだから、この時間は準備運動として常歩だけでもいいや(とかいいながら、調子が良ければ速歩の2〜3周はやっちゃうけど)。 そんなわけで、今日は鐙をゴムひもで固定するのはやめにしました。本来脚位置の矯正のためにやっていることですが、脚がバタバタしないので駈歩でグレイトに跳ねられにくいという副産物があり、つい気持ち的にそれに頼りがちなのですが、駈歩しないときくらいはつけずにやらないと。 12時過ぎに小さい馬場へ出て、騎乗。上記のような理由でもともと小さい馬場で乗るつもりでしたが(ここが一番足下の状態がいいし)、大きい馬場にはNくん先生がスプリンクラーで水を撒きたいというので、お互い好都合。ぐーちゃんがスプリンクラーを見るかなーと思いましたが、大して気にしてないみたい。 常歩でじっくりほぐすつもりなので、手綱は緩めで歩かせ始めると、クラブハウスから出てくる数人が、手に手にスイカの皮を持って厩舎のほうへ歩いていきます。今日はスイカあるんだ、いいなぁ。でも下馬するころにはなくなってるだろうねぇ、とぐーちゃんに話しかけながら常歩で輪乗りなどをしていたら、O先生が1切れのスイカ(まだかじられていない)を手に、馬場へ入ってきました。「数量限定だから、なくならないうちに持ってきたよ」って先生、なんて優しいの(涙)。 先生がグレイトのハミを持っていてくれたので、ぐーちゃんには悪いけど馬上でスイカにかぶりつきました。食べ終えた皮はぐーちゃんにあげたいところですが、ハミをかけている間はおやつをあげないことに決めているので、そうもいかない。そこで先生が、皮を馬繋場の道具箱のところまで持っていってくれました。終わったらあげるからね、ぐーちゃん。 スイカでのどをうるおしたところで、常歩続行。輪乗りや横運動を入れながらの常歩は、一瞬たりとも気を抜けなくてしんどい。 20分もやるとさすがにヘトヘトになったので、速歩に移行します。常歩に比べて空気が流れるぶん、だいぶ楽ですな。今日は好天ですが、連日の雨でどうしても足元が悪いところがあるので、避けて輪乗り。輪乗りで反対姿勢と正姿勢を入れ替えたり、半巻きから斜め横足を繰り返したりと細かい動きを入れているつもりですが、相方に言わせると「座骨が片方浮いていた」らしい。片方を使おうとすると、もう片方が浮いちゃうことは確かにあるんだよなぁ。 速歩でどうしてもトモが動かしきれていない感じはあるんだけど、ちょっと駈歩がしたくなってきた(珍しいことに)。鐙を固定していないので跳ねられる可能性は高いけど、まぁやっちゃうか。 いったん常歩に落とし、少し手綱を伸ばして歩かせてから手綱を持ち直し、駈歩発進。ここらへんは常に経路を意識してやっているので、発進もポイントを決めてやっています。 ちょろっとは跳ねられましたが気になるほどではなく、まぁなんとかなってるじゃない。しかしトモの入ってこない、危うく後肢が速歩になりそうな駈歩だったもので、「アンタさぁ、もう少しトモ使わない?」と話しかけたとたん、前肢でつまづいてバランスを崩すぐーちゃん。「だから言ったじゃん、後ろ使ってないからだべ」と文句をつけながら起こしてやると、ほとんど何もなかったように駈歩が続くからすごいけど(この際、わたしの推進がちゃんとしてないことは棚上げ)。 やっぱり暑いので、30分ちょいで運動をやめ、鞭を捨てて5分ばかり沈静の常歩。ぐーちゃんは歩きながらわたしの顔をちらちら見上げていて、隙あらば馬場わきの草に色目を使ったり、[もう帰るでしょ?]と歩きやめたりします。「お前ね、鞭がないからってナメんなよー」と文句をつけていると、馬場の外からNさんが「ぐーちゃん、口で言ってやんないとわからないんじゃないですか(笑)」って、それは馬としていかがなものか。でも試しに「もうちょっと歩きなさい」と言ってみると、ちゃんと歩くから笑えます。 下馬して馬繋場に連れて行き、約束通りスイカの皮をあげました。13時からのレッスン準備で馬繋場が立て込んでいるし、どうせ夕方また乗るつもりなので、蹄の裏掘りだけして馬房に戻したら、ぐーちゃんは遊んでもらえなくて不満そうでした。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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