(2008.7.5 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
この日の騎乗前か後、I野先生とおしゃべりしていて、駈歩の出し方の話になりました。まあ馬によっても違うし、教え方もいろいろあるから、自分なりの引き出しを持っておくことが大事だよなぁ、という話だったと思います。
そのとき、「うちの馬でもいろいろ試してるんですが、内方を使うと跳ねる確率が高いみたいです」と言うと、先生は「そりゃあ、グレイトは内方でいじめられたんだろうなぁ」としみじみおっしゃいました。先生から見ると、グレイトは「かなりいじめられてからうちに来た馬」という印象が強いようで、あれだけ拍車に過敏なのは、相当いじめられている可能性が高いとお考えのようです。
調教の過程でこの子がどんな目にあったのかはわかりませんが、わりと内向的な馬ですから、馬自身がそう感じてしまったということはあるかもしれません。まあ拍車どころか、かかとが当たっても跳ねるときは跳ねる馬なのですが、彼はそうやって自分の身を守ってきたのかもしれない、とさえ思います。
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字：貸与馬、青字：自馬)
