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(2008.6.28 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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梅雨の合間で、天気はなんとかもちそうな土曜日。ですが、連日の雨で馬場はぐちゃぐちゃ、ボコボコで、あまりにひどい場所を避けてラチを設置しているため、20×40mの馬場もとれなくなっています。じゃあ今日は小さい馬場でいいや。
わたしはだいたいいつも昼休みに半自馬グレイトに乗ることにしていて、グレイトが平日に運動できていないとき(ほとんどいつも)は調馬索をかけてから乗ることにしています。ですが今日は、朝イチでSくんが乗ってくれたので、調馬索の必要なし。早めに昼飼いをつけ、昼休み前に馬繋場に出して馬装します。

昼休みになって、馬場が空いたので騎乗。朝にSくんが乗ってくれてはいるものの、引き出すときにグレイトが右トモの違和感をアピールしていたので、やっぱり常歩をしっかりやってほぐしたほうがいいだろう。
とくにグレイトは右トモと右肩が固まりやすく、それをほぐすためには横運動(と、それをやるためのしっかりした常歩)が有効なはずなのですが、わたしは(いつも書いていますが)何しろ横運動がヘタクソなので、輪乗りの開閉や半巻き、斜め横足など自分にできることでなんとか横の動きを入れていきます。
常歩で10分くらい動かしてから、速歩に移行。あれれ、後肢が全然ついてこないじゃないか。常歩からやり直すかなぁ、と思いましたが、いったん速歩にしてしまうと常歩にするのは面倒(というより、10分もやったらもうへとへと。常歩が一番疲れるっちゅーねん)。
速歩で反対姿勢の輪乗りと正姿勢の輪乗りを繰り返したり、3歩ごとに半減却を入れながら斜め横足を入れ替えたりと、速歩でも横運動中心に動かし、飽きると軽速歩で伸ばす、ということを繰り返します(一応、縮めたら伸ばすという馬の心身面も考えてなくはないんですけどね)。

だいたいハミを受けていると言っていいかな、という感じになったので、常歩から駈歩。駈歩発進で跳ねられるのはいつものことなんですが(わたしの拍車が当たるから)、最近は跳ねてもちょこっとで、サドルホルダーに頼らないとお尻をぽーんと跳ね上げられる、というほどではなくなってきました。
わたしは馬に乗っているとどうもひざが上がるクセがあって、常歩、速歩まではそうでもなくなってきたのですが、駈歩だと油断すると上がってる。とにかくこれを直さないと、この馬では次に行けない(ひざが上がる→かかとが上がる→拍車が当たる→馬が跳ねる、という循環に陥り続ける)という自覚はあるので、歩ごとにひざを下げる、下げるという意識で乗るようにはしているんですけどね。

しかし駈歩でも、なんだかトモがついてこない感じがあったので、速歩で前に出すことに専念することにしました。斜めに手前を換えたところでだらけそうな感じがあったので、鞭を持ち替えざまに片手手綱で強めの鞭をトモにいれてみます。グレイトは、鞭のタイミングが違っていると体をひねって跳ねる馬ですが、このときは跳ねなかったのでだいたい合っていたようです。
そのあとに鞭に対する反応が良くなり、隅角ごとにぽんと当てると、だいぶ前に出るようになりました。ホントはこれくらい前に出してからいろいろやるべきなんだろうけど、もう体力も時間も限界。
速歩からいい停止ができればいいことに決め、中央線に入って停止。停止はグレイトが上手で、きちんとバランスバックして四肢をそろえてくれました。

しばらく常歩をしてクーリングダウンし、下馬して軽く手入れ。今日はこれで終わりにするか、もう1鞍乗るか考えて、やっぱり夕方にもう1鞍乗ることにしました。高齢のぐーちゃんに1日3鞍はかわいそうかな、と思いましたが、こいつ案外元気だし。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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