(2008.1.19 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
グレイトを馬房から出して馬装し、馬場が空くまで馬繋場で待機。ハローがけが終わって、障碍をやる3頭が大きい馬場に移ってから、グレイトといっしょに小さい馬場に出ます。
いつもなら常歩で10分はほぐすところですが、今日は昼休みに動かしているし、馬もこわばった感じがしないので、すぐに速歩に移行しました。うかうかしていると、隣の馬場で障碍の駈歩が始まったらグレイトは物見するから、さっさと集中させちゃいたいというのもある(先生なら常歩でも集中させちゃうんだろうけど)。
速歩で、最初は横運動を入れながら動かしていましたが、昼休みに前に出し切れなかったので、この時間はできるだけ前に出すことに専念することにしました。常に中間速歩を出すくらいの気持ちで前に出していると、馬場の外から「もっともっと前に出せるよ、3課目やるならもっと出さなきゃ踏めないぞ」とN子先生の声。
視線を落とすと歩度が落ちるので、視線を空に固定したまま「はい」と返事して、隅角で脚と鞭を使います。「まだ出せるよ。それで、どんどん横運動入れていかなきゃ、この馬の場合は。3歩ごとに腰内と肩内入れるとか、それが難しきゃ腰内と斜め横足とか」と言われ、3歩腰内、1歩半減却でまっすぐ、3歩斜め横足、1歩半減却と繰り返します。わたしはこれでうまく横運動ができた試しがないのですが、馬が遊ぶヒマがないので集中はするようです。
いつの間にか先生の姿は消えていましたが、常歩から左手前で駈歩を入れてみます。発進だけ軽く跳ねたものの、あとは外方脚でリズミカルにはたいていくと、割とスムーズに駈歩できてる。せっかくだからシンプルチェンジを入れておくかな、と思いましたが、前進気勢が足りずに失敗。
常歩で右手前に換え、駈歩発進してみたら、今度はガツンと跳ねられてしまいました。あーごめんごめん、今のは確実にあたしが悪い。さっき左駈歩で外方脚(つまり右脚)を使ったのと同じつもりで、右脚が動いちゃった。座骨で右駈歩を指示してるのに、脚が逆だったらそりゃ怒るわな。
もう一度速歩で前に出していきます。昼に乗ったときほどハミから逃げられることもなく、なんかいい感じでまとまってきたかも。まぁハミも受けていると言ってもいいんじゃないでしょうか。やっぱりヘタでも駈歩やっとくと、前進気勢ができるんだろうな。
この日はこれで終えることにし、常歩で歩かせてから下馬して手入れ。最近、ぐーちゃんはわたしがクラブハウスにブーツを脱ぎにいくと、リンゴを持って戻ってくることに気がついたらしく、おとなしく待っているようになりました(現金だな…)。戻ってくると、わたしの冬用ジャケットのポケットを[ここにリンゴ入ってるでしょ？ リンゴのにおいするよ]と鼻先でまさぐってくるのですが、リンゴが入ってるの反対側のポケットなんだけど(笑)。
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字：貸与馬、青字：自馬)
