| ←426鞍目 | 427鞍目・サンドイッチとトースト (2007.8.4 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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今日の2鞍目はどうしようか迷ったのですが、やっぱりグレイトに乗ることにしました。いや、グレイトは(半分だけ)自分の馬なので迷うこともないのですが、この暑さのなか3鞍も使って大丈夫かなぁ、と。でも午前中乗ったときは駈歩してないし、そこまで消耗してないだろう。 そんなわけで16時から乗ることにし、20分ほど前に迎えに行きます。グレイトのためにネームプレート入りで作った革無口が届いていたので、昼間のうちに油を入れておいたのを持ってグレイトの馬房へ。うん、サイズもぴったりじゃん。 引き出して何歩か、右のトモを少し突っ張るようにして歩くぐーちゃん。なぜか運動後のほうが、これやるんだよねぇ。そばで見ていたO先生も「もう痛いはずはないんだけど」と言うし、わたしもそう思うんですが、多少甘えてる部分もあるのかも。 馬装して、グレイトを連れて馬場に出ます。この時間は3頭部班で、指導のN子先生の指示でわたしは最後尾へ。 速歩にしてみると、ちょっと右のトモが入りにくいなぁ。でも動きそのものは悪くない。 軽速歩から、「そのまま反対手前の軽速歩」この指示はもう何度目かなので、先生のやりたいことはなんとなくわかる。軽速歩の途中でお尻をトントンと2回つき、わざと手前を間違うようにします。 これをやると自然に外方脚が少しだけ後ろにずれるので、「その外方脚の位置が正しい使い方だよ」と先生。ここ何回かこれをやらされているのは、体に記憶させろということなのでしょう。 でもこれをやると馬としては動きにくいので、ぐーちゃんが次第にイライラしてきます。はいはい、わかってるからもう少し我慢して。 先頭から1頭ずつ駈歩。駈歩発進のやり方を、極力脚を使わない方向に変えてから、まだスムーズにグレイトに扶助を伝えられず、なかなかすっと発進できません。このやり方でうまくいくと、馬もわたしもラクにふわっと出るのですが。 駈歩が出ても、自分の上体が揺れた(こいだ)ように思ったら駈歩を止めます。最近先生にはそうするように言われていて、確かに一度上体でリズムをとってしまったら、駈歩をしながらもとに戻すのは難しいので、ヘンな駈歩を続けるよりは止めてしまったほうが馬のためでもある。 常歩から速歩、速歩から駈歩の移行で脚を動かさない、というのはやっぱり大変。先生によると「脚は、ふだんはサンドイッチのパンみたいにふわーっと馬につけとく。何かやるときだけ、トーストの固さにするんだよ」だそうですが、それもまた難しい。ふくらはぎってかかとを下げれば固くなるものなので、そこらへんをうまく使っていけばいいのかもしれませんが、ふだん「ふわーっとつけとく」というのも、できそうでできないし。 レッスン時間が終了し、常歩で沈静していると、N子先生に「もう自分の馬なんだから、自分と馬にしかわからない合図を作っていくんだよ。わたしが琥珀乗ってるときに『集中!』って言うときあるでしょうが。ずーっと集中して運動し続けるなんて馬も人も無理なんだから、『これをやったら集中する』っていう相図を作るといいよ」と言われました。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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