| ←406鞍目 | 407鞍目・足がしびれたぁ (2007.5.12 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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本日2鞍目はブラウンシュガー。彼女は性格はやんちゃですが、大きな悪さや物見はしないし、小柄で御しやすいので今日もたくさんお仕事が入っていて、わたしで3鞍目。 わたしが乗る前にシュガーがお仕事をしているところを見ていたら、後肢の肢巻がずれて繋を圧迫しているよう。そのままじゃかわいそうなので、わたしが乗るまでのシュガーの休憩時間は肢巻を外しておいてくれるように頼んでおきました。 騎乗時間の20分前になり、シュガーを馬房に迎えに行くと、後肢に肢巻が巻いてある! 外してって頼んだのに、伝わらなかったのかな(そもそも彼女の後肢には肢巻は必要なくて、交突防止に前肢に巻けば充分なんだけど)。 シュガーを馬繋場に連れ出し、とりあえず肢巻を外してから裏掘りとブラシかけ。ほどなくしてシュガーが、後肢を変に持ち上げては足踏みを始めました。あーあ、足がしびれちゃったんだね。肢巻で圧迫されていた繋に、急に血が通ったので、正座して立ち上がったあとみたいになっているのでしょう。ま、しびれたくらいで済んでよかった。 馬装を終え、レッスン時間になったのでシュガーを連れて馬場に出ようとしても、どうも後肢の運びがヘン。まだしびれてるんだろうなぁ。かわいそうだけど、「動けば治るから」と言い聞かせ(いや、そんなこと言われてもシュガーがわかるはずないけど)、ゆっくり歩いて馬場へ。 今日は午前中に踏み台なしでグレイトに乗ったので、「じゃあ当然シュガーに踏み台いらないですよね」とNくん先生。そりゃそうなんだけどさあ、とブツブツ言いながら鐙に足をかけ、踏み台なしで乗りました。 この時間は4頭部班で、指導はO先生。シュガーはロッキーの後ろ、2番騎に入ります。 軽速歩で動かしていくと、さすがにトモの動きがピリッとしない。まぁ足がしびれてたら仕方ないけどなぁ。でもそれなりに(後ろのアルフォンスに追いつかれない程度には)動いてくれています。 驚いたのは、速歩を始めてからいくらもたたないうちに、シュガーが自分からハミの位置を探しにきたこと。いつものシュガーは、最初は必ず頭頚をひねって片方のハミしか取らず、だいぶ動かしてから少しずつ[ここだっけ?]とハミの位置を探しにくるのですが、今日はずいぶん早いな。 彼女がハミの位置を探しにくればしめたもので、その瞬間を逃さず外方のハミを強めに持ってあげれば[あ、そっかー]とハミをフラットに受けてくれるのです。 おかげで先生にも「シュガー、だいぶハミ受けできてるね」と褒めてもらえました。 先頭から1頭ずつ駈歩。シュガーらしくなく、ちょっとダラッとした感じの駈歩発進。さらに珍しいことに、走りながら軽くつまずいたりして。ふだんは交突で前肢の球節をすりむくくらいの馬ですから、つまずくことはめったにないのですが、やっぱり肢が上がりにくいのかな。 そのあとはだんだん調子が出てきた感じ。「A点で巻き乗り入れるかな?」という先生の声に「がんばります」と返事して巻き乗りに入ると、むしろ小さめの巻き乗りができてしまうし、長蹄跡ではそれなりに伸ばせるし。 シュガーはだいたい調子が戻ったようですが、いっしょの部班にいたロッキーが少し突っ走ってしまいました。 馬場の中央で輪乗りしているロッキーが落ち着くまで、蹄跡で常歩。同じ手前ではあるものの、蹄跡の中で輪乗りをしていれば、ポイントごとにロッキーが近づいてきます。 あ、そういえばシュガーは斜め後ろから近づいてこられるのがキライなんだよなー、と思っていると、やっぱりシュガーが怒り出しました。人間に対しては実におっとりしている(反抗はするけど、それもおっとり)シュガーですが、セン馬に対してはかなり手厳しい。 ロッキーが近くに来ると、[なによコイツ。気に入らないわ、蹴るからね]と言い出すシュガーをいちいち「やめなさい」と叱りますが、それでもロッキーが近づくたびに蹴りたがっています。 これもシュガーの場合は調子が戻ったってことなんでしょうが、ついには隣りの馬場にいるモンブランまで目の敵にし始めました。間にラチがあって1mくらい離れているのに、併走の形になるたびに[アイツも気に入らない。蹴っていいよね]とシュガーが言い、「やめなさいバカっ」と叱りつけ、の繰り返し。モンブランに乗っていた人は「いつ蹴られるかと思って怖かった」そうで…ごめんねぇ。 わたしも蹴らせないように必死だったんだけどさ(笑)。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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