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(2007.3.17 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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寒の戻りというやつか、風が冷たい土曜日。今日は午前中に部班1鞍、午後に馬場経路レッスン1鞍の予約で日の出へ。配馬は午前中がアルフォンス、午後の馬場はシュガーになっていました。
アルは今日はこの1鞍だけらしいので、レッスン開始前に馬房に迎えにいきます。今のアルぽんはすっかり馬装に手がかからない馬になったので、タカをくくって20分前に行ったら、馬房の中で転がって遊んだらしく、背中までオガだらけでした。ブラシの手間を考えてなかった…。

この時間は、ロッキー、ピクルス、シュガーとアルフォンスの4頭部班。先生が出てくるまで常歩をしていると、相方の乗っているロッキーが不穏な動きをしました。「そいつ張ってんの?」と聞くと、張ってるわけじゃないけど物見はしそうということ。じゃあ仕方ない、クッション役でロッキーの後ろに入るか。
アルは前の馬につられて走ることは絶対にありませんが(むしろつられてほしいくらいだ)、他の馬はつられ走りの可能性があるので、ロッキーの後ろに置かないほうがいいだろう。問題はアルのトロさでロッキーについていけるかってことだけど。

指導はN子先生の予定でしたが、急な事務仕事が入ってしまったため、最初だけO先生が代理。隊列はそのままで、速歩から軽速歩でレッスン開始します。
ロッキーが抑え気味で走ってくれているため、思ったほどついていけなくはない感じ。右手前の輪乗りでちょっと外を向くのが気になるので、わざと内方の手綱をゆるゆるにして、内方の拍車を外方のハミに向かって使うようにしてみましたが、少しまっすぐになっただけで内方姿勢にはほど遠い。やっぱり右が固いな、こいつは。

まずは1頭ずつ、輪乗りで駈歩。アルの得意な左手前だから、これは一発で出せなくては。アルは前の馬が発進した瞬間から気を抜くタイプなので(いや、明らかにおかしいだろ、それ)、脚と鞭で前に出していきます。その甲斐あって、割と普通に駈歩が出ました。
ここで先生が交代し、N子先生の指導に代わって右手前の駈歩。コイツは右が固いことがわかっているので、待機中に軽く腰内をやっておきます。それでも右手前で駈歩発進すると、見事に左手前が出る。すぐに止めてやり直し、3回目でようやく正手前で駈歩が出たので、馬をほめちぎっておきます。

全くの余談ですが、ここで他のメンバーが先生に「それは半減却じゃなくて半減拍車! 拍車で半減却使うなんて4〜5年早いぞ!」と言われていました。つーことは、あと4〜5年乗り続けたら拍車で半減却を使うことがあるんだ…。すごい高等馬術じゃないですか、それ。

この時間は1頭ずつの駈歩のみで、巻き乗り程度しかしませんでしたが、そのつど先生から「ひざが高い」「お尻で推すな、座骨で推せ」と言われまくり。
レッスン終了後、クーリングの常歩で歩かせているとき、鐙を脱いでできるだけ鞍の前橋近くに座り、以前から言われている膝の向きを意識しながら膝を下げてみると、先生から「それよ!」と声が飛びました。あ、やっぱり? 「その脚がどうして普段できないかなぁ! それだとちゃんとお尻と後橋の間にすき間ができるでしょうが。そのくらい前に座らないと何にもできないよ」ですよねぇ。常歩だとこの姿勢を維持していられるのに、アルフォンスだとどうしても拍車を使いたくなり、ひざが上がっちゃう。難しいなぁ。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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