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(2006.10.28 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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さて今日の2鞍目はグレイト。わたしの前にMさんが乗っているところを見ていたら、ぐーちゃんかなり調子が良さそう。
ここのところ、ぐーちゃんが拍車で跳ねるのが怖くて拍車をつけずに乗っていましたが、前回乗ったときに「これなら拍車着けても大丈夫かも?」という感覚があったので、今日は久しぶりに丸拍車を履いて乗ることにしました。それでも丸拍車(しかも1センチ)ってとこが弱気ですが、この先試合に出るのに拍車なしってわけにもいかないし。

グレイトはいったん馬房に入って休憩していたので、迎えに行きます。いつものように扉にお尻を向けて窓から外を眺めていたぐーちゃんに声をかけると、かなりしぶしぶといった感じでこっちに向き直りました。
馬繋場に連れ出して軽く手入れをし、馬装。今日は割と暖かいせいか、虫を気にしてうるさいぐーちゃん。そのくせ虫避けスプレーを怖がるので、対処しようがありません。

レッスン開始時間になり、グレイトを連れて馬場へ。この時間は、ロッキーとアルフォンス、ぐーちゃんの3頭部班です。騎手はみんな2級取得者(しかもわたしは馬場限定だけど、ほかの2人は限定解除)ということで、「しばらく各自でフラットワークして、馬を手の内に入れて」とO先生の指示。
各個に常歩から速歩で運動を始めます。わたしはぐーちゃんをさっさとハミ受けさせるために、ひたすら輪乗り。他の馬とお見合いしそうになるとぐーちゃんがビビって立ち止まりそうになるのですが、「誰が止まれって言った?」と鞭をくれ、前へ。
「OK、それくらい強気に出ていい。もうハミもだいぶ受けてる。それで100%ではないけど、試合ならハミ受けができてないという評価にはならない。何より、馬が思い通りのラインをとるでしょ?」とO先生。自分の感覚でも、顎を譲ったときのふわふわ感はないものの、確かに馬のコントロールは効く。

「ではそろそろ部班を始めましょうか」と先生の号令がかかったので、隊列を整えます。グレイトが調子いいので、できればアルフォンスの前に入りたかったのですが、すでにロッキー、アルフォンスの間には入り込める隙がなく、仕方ないのでアルフォンスの後ろへ。
さすがにアルフォンスに乗っているKさんがベテランなので、アルにしてはさくさく動いています。いつもならわたしがそんなにぐーちゃんを前に出せないので、これでちょうどいいくらいですが、今日はぐーちゃんの調子がわたしの腕をカバーして余りある。前に出たいと言っている馬を抑えるのはかわいそうだし、もったいないとは思うのですが、最後尾についちゃったからには仕方ない。隅角や輪乗りを大きくとり(またラインがとりやすいこと)、前の馬との距離を開けるようにします。

ぐーちゃんに乗るのは2週間ぶりで、しかも前回は途中でN子先生に乗ってもらってぽんぽん前に出るようになってるところで、いいイメージで終わらせてもらっています。今日は先生に乗ってもらっていないのに、そのときと近い感じがある。
馬が勝手に前進気勢を持って動いてくれるので、わたしはそれを抑えない程度にハミで受けとめて、座骨で前に送ってやる。ちょっとでも馬に遅れたら馬なりになってしまいそうなシビアさもありますが、これは楽しいぞ。
最近のグレイトに乗っていて、ホントに調子がいいんだなと思うのは、長靴ごしに伝わってくるパンとした感じ。これをどう表現したらいいのか分かりませんが、お腹に筋肉がきちんとつまっていて、動きがピリッとしていて、油断すると長靴をはじき返されそうな。

輪乗りで1頭ずつ駈歩。常歩、速歩でグレイトに跳ねられることはまずないのですが、駈歩をした途端に跳ねられることが多いのは、拍車(もしくはかかと)が当たるせいだということはよく分かっています。最近駈歩でかかとを当てない乗り方が少し分かってきたので、今日は拍車履いてるけど大丈夫、と自分にいい聞かせます。
気の弱さが扶助に出たのか、駈歩発進に失敗して速歩になってしまいました。やっぱり、跳ねてもいいからというくらいの気合いが必要だな。
常歩に落として、発進しなおし。ぐーちゃんの首がもぐったので跳ねるかと思ったけど、思ったほど来なかったのでそのまま駈歩。お、大丈夫そうだぞ。
「跳ねる力を前に出す、そうだ」輪乗りで半周程度でしたが、思っていたよりも普通に駈歩ができました。先生からは、「外方はきちんと持ってるんだけど、内方を少しスイングしすぎるみたいだから、もう少し我慢して」と注意。わたしが拍車をつけることにビビっていたことを知っている先生は、「でも、拍車つけて鞭持って、これだけちゃんと駈歩できれば十分だ」と言ってくれました。

輪乗りで駈歩発進をするときに、1度だけ大きく跳ねられましたが、別に落ちる感じはしないし、前みたいにサドルホルダーに頼らなくなった自分、ちょっと進歩したじゃん。
輪乗りを開いて、長蹄跡で駈歩をすると簡単に伸びて気持ちいい。堅めのゴムボールのように、上に向かって持ち上げられる感じの、柔らかいけど芯のある駈歩。短蹄跡などでちょっとつまると、跳ねる寸前くらいのつまった動きをするときがあって、ちょっとギリギリ感はあるけどおもしろい。
いやー、この感じだったらこのまま2課目踏みたいわ。今日は顎を譲らせるところまでいけなかったけど、馬がハミをとって前に出ていたと思うので、ちょっと自信回復。

レッスン終了後、肢を洗ったり体を拭いたりしてやっていると、ぐーちゃんはわたしのお尻を鼻でつついてきます。ちょっとおでこをたなでると、そのままスポッと顔をわたしの胸にうずめてきたり。
この馬のすごいところは、馬場の中ではこういうことを絶対にやらないこと。TPOをわきまえているというか、[馬場は仕事場である]という意識が強いみたい。その分、馬繋場では甘えんぼだし、ほっとくと鳴きますが。…ただ内弁慶なだけか?

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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