←648鞍目 | 649鞍目・軽いハミと浮腫 (2009.10.03 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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今日の2鞍目は、全てのレッスンが終わった17時から。半自馬グレイトを馬装し、相方の障害レッスンが終わったところで馬場に出ます。 午前中の雨で水たまりができ、さらにその上からハローをかけたことで、一部ものすごいぬかるみになっています。グレイトも以前のように極端にぬかるみを嫌うことはなくなりましたが、試合前なのにぬかるみで蹄鉄が外れたりしては困るので、ぬかるみのひどい蹄跡は外して運動することにしました。 とにかくハミを受けさせることを目標に、常歩で巻き乗りを多めに入れながら前に出していきます。昼間に比べるとだいぶほぐれていますが、「1秒1歩の常歩」をさせるにはまだまだ努力がいる。 速歩、駈歩とやっているとけっこう前進気勢がついてきたし、ハミ受けもそこそこ良くなってきたので、いったん馬を止めて手綱と腹帯をつなぐゴムを装着。 速歩させると、だいぶ動きが良かったので、そのまま経路を踏むことにしました。 経路を踏んでいる最中、クラブハウス横のベンチにN子先生の姿が。経路の最後に、ぐーちゃんがきちっとハミを受けて停止したとき(ぐーちゃんはそこまでのハミ受けが中途半端でも、停止のときは芸当のようにハミ受けする)、「そのハミ受けを維持したまま、前に出せばいいの!」とN子先生の声が飛んできました。 そこで試しに速歩発進してみると、どうしても鼻梁が前に出る。「そりゃ外方譲ってるからだよ。拳は股のなかにかくせ!」もちろん本当に鞍と股の間に拳を挟むわけではないけれど、それくらいの気持ちで拳を低く、自分に引きつけておけという意味だと解釈し、「拳をかくす」つもりで速歩。 巻き乗りをするたび、「ほら今、外方が股から出た! かくしとくの!」と何度も何度も怒鳴られているうち、要するにわたしは内方姿勢をとらせるときに外方の拳を譲るクセがあるのだということがわかってきました。 正直、「股のなかにかくす」ように乗ると、小指が鞍の小あおりにぶつかって痛いのですが、我慢してやっていると、次第に自分でも「あ、今拳が出ていったな」とわかるようになってくる。「そしてその拳に向かって、座骨を出していくの。すべて自分の股のなかでコントロールしろ」 その調子で乗っていたら、突然ぐーちゃんのハミがふわっとやわらかくなりました。巻き込んでいるわけではなく、しっかりハミを受けてき甲が持ち上がってきているのに、ハミは軽い。こんな軽いハミを感じるのは、ひょっとして2年くらいぶりかも。 昔は、やわらかく持つだけでこの状態までいけたのですが(今よりもっと下手だったのに)、今はここまでもってくるのに大変な努力が必要。グレイトもやはりトシをとっているということで、わたしにそれをカバーできる技術があればいいのですが。 下馬したころにはすっかり暗くなっていました。馬繋場で手入れをしていると、ぐーちゃんの腹の下に直径10cmくらいの腫れができています。 触るとやわらかくて、少し熱をもっているようですが、ぐーちゃんはイヤがるけど痛がるほどではない。先週は絶対になかったはずなので、腫瘍とかならこんなに急には腫れないはず。 N子先生が来たので相談してみると、「虫さされじゃなければ、背中の血行不良で浮腫みたいなもんかも」ということ。触った感じでわたしもそう思っていたので、動かしていって自然に吸収されるのを待つしかないかな。 また次の火曜に来ることにしているので、そのときの様子しだいで獣医さんを頼むかどうか決めることにしました。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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