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(2009.7.11 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日もいつも通り、日の出乗馬倶楽部へ。到着すると、わたしの半自馬グレイトにはNさんが乗っていて、調子良さそうに見えました。
で、昼休みにぐーちゃんを出して乗ろうとしたら、右後肢を高く上げてちぢこめたまま、なかなか下ろさない。
ぐーちゃんはもともと右トモの筋肉が硬直しやすく(これはたぶん昔のケガかなんかの影響)、こういうしぐさを見せて[仕事したくないよー]とわたしにアピールすることがあるのですが、いつもは2〜3回やればすぐもとに戻るんです。
今日もそれだろうと思ったんですが、いつもよりしつこく何度もやってる。でもこういうのは歩かせないと治らないというのも経験上わかっているので、しばらく常歩で動かしていたのですが、乗ってからもまだやっていて、こういうのは本当に珍しい。でも、乗っているうちに治ってきました。

それで調子に乗って、少し横運動をやらせてみると、またひどくなりました。歩かせているうちにどんどん動きはひどくなり、ついには歩くたびに左トモをちぢこめて下ろさないようになってきました。下ろしてしまえばきちんと着地できるのですが、いったん上げるとまたぎゅっとちぢこめて、下ろそうとしない。
ということは、蹄や管に問題があるわけではなく、トモか腰か、いずれにしろ高めの位置になにか違和感があるのでしょうが、それにしてもこれはひどい。ほぼ3本脚で歩いているようなものです。
経験上、こういう違和感は歩かせたほうがいいことはわかっているのですが、ここまでひどいと歩かせるのもしんどい。そのうち、わたしを乗せたまま人馬転するんじゃないか? と思えるような動きになってきて、ついに下馬して引き馬にすることにしました。

ところが、引き馬にするとますます歩かない。もう次のレッスンが始まる時間になったので、いったん馬場から引き上げたいのですが、グレイトはもうケンケンのように3本脚で、10m歩くのに1分くらいかかるほどで、馬場の出口まで引いていくのにも5分くらいかかってしまいます。
どうにかこうにか小さいほうの馬場に出て、「もうちょっとだから、がんばって歩け!」とグレイトを激励しながら歩かせていると、「違うよーん。そりゃ軽跛行だ」と、N子先生登場。「スジ違いみたいなもんよ。突然なるけど、とにかく歩かせてれば突然治る」と、引き馬を代わってくれました。
先生がかなり無理矢理引くと、ぐーちゃんも最初はケンケンみたいな歩き方だったのが、少しずつ足を下に下ろすようになってきました。そして、先生は「この馬蹴るからなー、あんまりできないけど」といいながら、右の股の内側に手を突っ込んで、スジをいじっていた模様。
そこで再びわたしがまたがって歩かせると、だいぶ歩くようになり、速歩までできるようになりました。

そこで他のレッスンが始まる時間になってしまったので、いったんぐーちゃんを馬繋場にあげて、手入れとともにマッサージ。Nさんも、かなり気にしてマッサージを手伝ってくれました。そりゃ、自分が乗った後にこんなんなったら気になるわな…。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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