タイトル
初版年・出版社
(文庫再版時の出版社)
解説
な〜の
浪花ままごと
(文春文庫)
ナンギやけれど....わたしの震災記
1996年・集英社
(集英社文庫)
かの阪神・淡路大震災のとき、神戸市在住の友人の安否が確認され、ほっとした私がつぎに考えたのは、「おせいさんはどうしているだろう?無事だろうか?」ということでした。
幸いにもお怪我もなく、文藝春秋(だったと思う)に無事な旨の文を寄せていられ、また東京で講演会を行う、ということが書いてありました。ふだんから「講演はぜったいイヤ」と公言して憚らないおせいさんが珍しいことだな、と思いつつも仕事で行けませんでしたが、そのときの講演録が収められています。
後半は、講演を終えたおせいさんが改めて震災について綴っています。涙が出て困るので、電車の中では読まないほうがいいと思います。

人間ぎらい
(新潮文庫)
猫も杓子も
(文春文庫)
猫なで日記 -私の創作ノート
1987年・集英社
(集英社文庫)
エッセイ。小説の書き方(なんていうとおせいさんは「いや、そんなもんと違うねん…」と恥ずかしがってくれそうな気がする)や創作環境、今までの小説が産まれた舞台裏などを書いた貴重な作品。
いやほんと、文章を自分のなかから引っぱり出すという作業は、おせいさんの表現では「うなぎを捕まえるようなもの」ということですが、私も学生時代に小説を書いていたときとか、今であれば「あぅあぅ」のネタを 考えているとき、ふっと文章が降りてきた瞬間に話しかけられたりすると「話しかけないでぇ!」って言いたくなりますね。

乗り換えの多い旅
(講談社文庫)
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